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最終更新日:2024/2/6

節税対策Vol.7 期末の売り上げを翌期に計上する裏ワザ|法人の節税対策の王道

森 健太郎
この記事の執筆者 税理士 森健太郎

ベンチャーサポート税理士法人 大阪オフィス代表税理士。
近畿税理士会 北支部所属(登録番号:121535)
1977年生まれ、奈良県奈良市出身。
起業・会社設立に役立つYouTubeチャンネルを運営。

PROFILE:https://vs-group.jp/tax/startup/profile_writing/#p-mori
YouTube:会社設立サポートチャンネル【税理士 森健太郎】
書籍:プロが教える! 失敗しない起業・会社設立のすべて (COSMIC MOOK) ムック

お金が出ていかない最優先の王道的節税
「期末の大きな売上を合法的に翌期に計上する裏ワザ」

これはちょっと裏技的です。

例えば3 月決算の会社で、3 月に予想以上に大きな売上が計上しないと
いけなくなったとします。
これを翌期に計上してしまうと、税務調査の際に完全に否認されます。
しかし、1つ合法的に翌期に計上する方法があるのです。

それは、「決算期を変更してしまう」という手法です。
この会社の場合ですと、3 月に大きな売上があるということなので、2 月決算に
変更するのです。そうすると、3 月は翌期ということになりますから、その大きな
売上は翌期に計上しても誰にも文句を言われることはなくなります。

これを実行する場合には、臨時株主総会を開いて定款の変更をすること、税務署等
への決算期変更の届出をすることに注意が必要です。といっても、きちんと書面を
残しておけばいいということですので、それほど難しいことではありません。

突然決算期末に大きな売上が上がりそうな場合には、この方法を使ってみてください。

会社にお金を残すために必要な30の節税方法

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