交差点に進入した車＋緊急車両の事故｜基本過失割合を解説

事故時の状況

信号機が設置された見通しがきかない交差点において、青信号で交差点に進入した四輪車と、赤信号で徐行することなく交差点に進入した緊急車両が衝突した事例についてです。

救急用自動車や警察用自動車などで、緊急の用務のために走行中のものを、緊急車両といいます。

過失割合

見通しがきかない交差点とは、沿道に建物がある、駐車している車両がある、広告塔や看板が設置されている、などの道路の状況によって、運転の際に左右の見通しがきかなくなっている交差点のことです。

緊急車両が接近している場合は、一般の車両は交差点を避けて道路の左側で一時停止することが道路交通法で義務付けられています。

結果として、一般車両に80％の過失が認められます。

ご注意事項

上記は 基本過失割合となります。

事故が起こった際は、事故状況を確認して過失割合を協議し決定となりますので、基本過失割合と異なる場合がございます。

ご了承の上、ご参考としてご活用ください。

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