ドア開放中の四輪車＋直進中の二輪車の事故｜基本過失割合を解説

事故時の状況

道路における四輪車と二輪車の事故です。

道路に駐停車していた四輪車が車のドアを開いたところ、四輪車の横を通り抜けようとしていた二輪車とドアが衝突した事例になります。

過失割合

安全確認をきちんとしないでドアを開けることは道路交通法によって禁止されています。

また、運転者については、同乗者が安全確認をせずにドアを開けたいりしないように、必要な対応を行わなければならないことが規定されています。

そのため、確認をきちんとせずにドアを開けた車の側に大きな過失が認められます。

一方、二輪車にも前方を確認する義務があることから、基本過失割合は四輪車が90％で二輪車が10％です。

衝突する直前にドアが開いた場合などは、四輪車に100%の過失が認められることがあります。

ご注意事項

上記は 基本過失割合となります。

事故が起こった際は、事故状況を確認して過失割合を協議し決定となりますので、基本過失割合と異なる場合がございます。

ご了承の上、ご参考としてご活用ください。

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