会社設立実績件数 22年:2085件 23年:3006件 最新ご相談件数 2024年10月:429件 | 全国22拠点スタッフ1350名が対応
23年設立実績:3006件 | 前月ご相談 :429件
MENU
close
閉じる

無料
相談

0120-755-878
9~21時/土日祝対応

メール LINE Line

無料相談はこちらから

0120-291-244

【受付】9:00-21:00(年中無休)

無料相談のお申込み

最終更新日:2022/6/6

お得に返礼品がもらえるのはどこ?おすすめのふるさと納税サイト9選を紹介

税理士 鳥川拓哉
この記事の執筆者 税理士 鳥川拓哉

ベンチャーサポート税理士法人 税理士。
大学を卒業後、他業種で働きながら税理士を志し科目を取得。
その後大手税理士法人を経験し、現在に至る。

PROFILE:https://vs-group.jp/tax/startup/profile_writing/#p-tori

この記事でわかること

  • ふるさと納税サイト選びの3つポイントや利用時の注意点が分かる
  • 迷ったときにお得なふるさと納税サイトランキング3選が分かる
  • 掲載自治体数が多いふるさと納税サイト3選が分かる
  • ポイント還元率が高いふるさと納税サイト3選が分かる
  • 今回紹介したふるさと納税サイトの特徴が一覧で分かる

生まれ育った「ふるさと」の良さは、都会で働くようになって初めて気付く方も多いことでしょう。

高齢化や過疎化で徐々に衰えていくふるさとや、自分の思い入れのある自治体を、自分の意思で多少でも「直接」応援する寄付制度が「ふるさと納税」です。

実質2,000円の自己負担があるものの、返礼品として特産品が受け取れるなどのメリットがあり、寄付額に応じた税額の控除を受けることもできます。

自治体だけでは十分な広報などの対応ができないため「ふるさと納税サイト」で仲介する仕組みが普及しつつある一方で、そのようなサイトが多く、どこを選べば良いのか分かりづらくなっているのが実態です。

今回は、多数ある「ふるさと納税サイト」を選ぶポイントや人気のサイト、各社の特徴、利用時の注意点について詳しく紹介します。

ふるさと納税サイト選びのポイント3つ

「納税」という名称ですが、実際は都道府県や市区町村といった自治体への「寄付」です。

ふるさと納税による自治体への寄付は、確定申告を行うことで、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が、所得税や住民税の控除対象となります。

地方自治体は「ふるさと納税サイト」に掲載手数料を払い、サイト上で返礼品などを紹介して寄付を募り、集まった寄付金を地域や事業の維持などに役立てています。

返礼品としては、米や果物、肉、電化製品、商品券など実に様々な地域の特産品などが用意されており、それらの中から寄付額に応じて選ぶことができます。

また、ふるさと納税サイトからはポイント還元などが提供されていることもあり、賢く選ぶとさらに得することができます。

納税サイトは現在15社以上あり、数々の返礼品を眺めるだけでは、どこを利用すればよいか迷ってしまうでしょう。

ふるさと納税サイトを利用した寄付などの流れ

3つのポイント

そんなふるさと納税サイト選びには、3つのポイントがあります。

1つ目は、最も気になる掲載自治体の数や返礼品の品揃え、2つ目がポイント還元の有無、3つ目が寄付の支払方法です。

この3つのポイントで比較して、最も自分に適したサイトを選べば、よりお得な「ふるさと納税」を行うことができます。

具体的な比較は、このあと詳しく確認していきましょう。

なお、各サイトでは、ポイント還元率アップや抽選などの期間限定キャンペーンも実施されていますから、忘れずチェックしておきましょう。

迷ったらこれ!ふるさと納税サイトランキング・ベスト3

ふるさと納税事業の運営や受付は基本的に各自治体が行っていますが、魅力的な返礼品を準備しても、単独では認知度も上げにくいことが多いでしょう。

そこで登場するのが、自治体と寄付者を仲介する「ふるさと納税サイト」です。

2020年9月現在で15社以上ありますが、掲載されている自治体数が多いほど返礼品の種類も豊富です。

サイトを覗いてみると様々な特産品に目を奪われてしまいますが、先に紹介したサイトを選ぶ際のポイントで比較すれば違いが分かります。

色々調べる時間がない方や、逆にあちこち調べて迷ってしまった方に、総合的に比較したおすすめのふるさと納税サイトを3つ紹介しましょう。

なお、おすすめ度は、2020年8月5日現在の掲載自治体数・返礼品数やポイント還元の有無、決済方法、レビューの有無などをもとに比較しています。

また、掲載自治体数は10未満を四捨五入、返礼品数は100未満を四捨五入した「概数」としていますのでご注意ください。

おすすめのふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」

サイト名掲載自治体数(概数)返礼品数ポイント還元決済方法レビュー
ふるさとチョイス1,560248,000クレカ他

注:「クレカ」はクレジットカードの略称です。

このサイトは「株式会社トラストバンク」が運営する老舗サイトで、日本中の自治体が掲載されています。

掲載自治体数は約1,560、返礼品の総数は約248,000品目で、数多くあるサイトの中で、いずれも最多を誇ります。

経験が豊富なだけに、初心者の方でも安心して利用できる工夫も満載で、ふるさと納税の仕組みを「漫画でわかるふるさと納税」などで分かりやすく紹介しています。

会員登録すると、お気に入りをまとめて表示できる「お気に入り登録」や、寄付の履歴を閲覧できる「寄付履歴」など、複数回行う場合に便利な機能が利用できます。

決済方法はクレジットカード決済のほか、コンビニ決済や郵便振替、銀行振り込み、現金書留、納付書支払いなど様々な方法に対応しています。

また、ウェブサイトだけでなく、店舗での相談や受付、イベントの開催などにも力を入れています。

ただし、お好みの自治体や返礼品を見つけやすい反面、ポイント還元がないデメリットがあります。

人気の高い返礼品

返礼品には、肉類、米・パン、果物類、エビ・カニ、魚介類、野菜、卵、菓子類、加工食品、麺類などのほか、アルコールやソフトドリンクなどの飲食料品があります。

また、他にも、日用品雑貨、美容グッズ、ファッション、工芸・装飾品、毎月のおすすめ特産品、珍しいところでは生き物などの返礼品があります。

なお、生き物としては、メダカやカブトムシ、錦鯉、引退後の競走馬などが目を引きます。

次は、寄付額10,000円前後でもらえる人気の高い返礼品を、1位から5位まで紹介しましょう。

1位は山梨県笛吹市の「シャインマスカット3房約1.5kg」が、2位は山梨県丹波山村の「平均糖度12度以上! 朝もぎ直送『黄金桃』6~8玉」が選ばれています。

1位・2位ともに、寄付額10,000円でもらうことができます。

3位は、山形県朝日町の「朝日町産ブドウ〈ピオーネ(種なし)3㎏〉」が選ばれていますが、寄付額は11,000円です。

4位は、山梨県山梨市の「山梨産シャインマスカット2房約1kg」と、ブドウや桃が選ばれています。

シャインマスカットをもらうための寄付額は10,000円です。

5位は、岩手県花巻市の「イーハトーヴ訳ありりんごお試しセット」(寄付額6,000円)が選ばれていますが、秋以降の収穫時前の予約となっています。

おすすめのふるさと納税サイト「楽天ふるさと納税」

サイト名掲載自治体数(概数)返礼品(概数)ポイント還元決済方法レビュー
楽天ふるさと納税960137,000クレカ他

このサイトは、Eコマース「楽天株式会社」が運営するもので、「楽天市場」と同じような感覚で利用できます。

掲載自治体数は約960で「ふるさとチョイス」に次ぐ2番目の多さ、返礼品の総数は約137,000品目で各種サイトの中で3番目の豊富さが特徴です。

楽天会員なら「楽天会員ID」が共通で利用できることから、特別な手続きも必要なく、買い物感覚で寄付できます。

「楽天ふるさと納税」の最大の特徴は、寄付の金額に応じ、1ポイント1円分の「楽天ポイント」が還元されることにあります。

ポイント還元のあるサイトの中でも、組み合わせによって最大のポイント還元率が得られる点が大きな魅力です。

還元される「楽天ポイント」は、寄付額の3%から最大30%で、たとえば10万円を寄付した場合には、最低でも3,000円分のポイントが戻ってきます。

通常なら寄付する場合に2,000円の自己負担額がありますが、楽天ふるさと納税なら実質自己負担額なしで寄付できることになります。

ただし、楽天会員でない場合は楽天ポイントが還元されないため、まず新規登録の手続きをしなければならないデメリットがあります。

人気の高い返礼品

返礼品には、精肉・肉加工品、魚介類・水産加工品、米・雑穀、果物、野菜・きのこ、麺類、スイーツなどのほか、アルコールやソフトドリンクなどの飲食料品があります。

また、インテリアや寝具、収納、キッチン用品、日用品雑貨、花、美容・コスメグッズ、キッズ・マタニティー用品、旅行チケットなど、多様なジャンルで返礼品が用意されています。

次は、寄付額10,000円でもらえる人気の高い返礼品を、1位から5位まで紹介しましょう。

1位は山梨県笛吹市の「シャインマスカット2房1.4kg」が、2位は熊本県八代市の「訳あり黒毛和牛切り落とし A4~A5 1,100g」が選ばれています。

3位は、北海道紋別市の「北海道産 天然ホタテ玉冷貝柱 大玉サイズ 1kg」と新鮮な魚介類も人気があります。

4位と5位は米で、それぞれ山形県遊佐町の「ひとめぼれ10kg」、佐賀県上峰町の「さがびより 12kg」が人気です。

おすすめのふるさと納税サイト「さとふる」

サイト名掲載自治体(概数)返礼品(概数)ポイント還元決済方法レビュー
さとふる790148,000クレカ他

このサイトは「ソフトバンクグループ」が運営するもので、オリジナル返礼品が多く、返礼品の配達が早いことが大きな特徴です。

「さとふる」は、ふるさと納税での自治体や事業者負担を軽減するなど、制度を通じた地域活性化のサポートを主なコンセプトとしています。

掲載自治体数は約790で「楽天ふるさと納税」に次いで3番目、返礼品の総数は約148,000品目で「ふるさとチョイス」に次ぐラインナップです。

返礼品の配送が早いという特徴のほか、サイト内に様々な質問に答えるチャット機能があるなど、初心者にも分かりやすい工夫がされています。

一般的に返礼品の到着までは1カ月から2カ月ほどかかりますが、「さとふる」の場合、早ければ1週間から2週間で到着するものもあります。

決済方法は、携帯料金とまとめて支払えるキャリア決済のほか、クレジットカード決済やコンビニ決済、Pay-easyなど、様々な方法に対応しています。

人気の高い返礼品

返礼品には、肉、魚介・海産物、米・パン、果物、野菜、卵・乳製品、麺類、菓子・スイーツなどのほか、アルコールやソフトドリンク、調味料などの飲食料品があります。

また、旅行券・チケット、日用品雑貨、美容グッズ、装飾・工芸品、花・観葉植物などのほか、黒毛和牛や黒豚、カツオを3カ月に分けてもらえる定期便なども用意されています。

次は、寄付額10,000円程度でもらえる人気の高い返礼品を、1位から5位まで紹介しましょう。

1位は和歌山県有田市の「国産うなぎ蒲焼 2本セット 大サイズ」が、2位は山形県の「はえぬき精米10kg」で、ともに寄付額10,000円でもらえます。

3位は、北海道紋別市の「北海道産 天然ホタテ玉冷貝柱 大玉サイズ 1kg」と「楽天ふるさと納税」同様、新鮮な魚介類も人気です。

寄付金額は、10,000円でもらうことができます。

4位は佐賀県唐津市の「老舗肉屋の特上ハンバーグ10個」が選ばれています。

寄付金額12,000円に対する返礼品です。

5位は香川県三豊市の「シャインマスカット2房入り(1.1kg以上)」が選ばれています。

この返礼品の寄付額は10,000円となっています。

掲載自治体数が多いふるさと納税サイト3選

掲載自治体数の多さで見ると、総合的なおすすめ度で紹介したサイトと同じ「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「さとふる」が上位3位に並びます。

ここからは、この3サイト以外で掲載自治体数の多い、「ふるぽ」「ANAのふるさと納税」「au Payふるさと納税」を紹介しましょう。

掲載自治体数が多いふるさと納税サイト「ふるぽ」

サイト名掲載自治体数(概数)返礼品数(概数)ポイント還元決済方法レビュー
ふるぽ29057,000クレカ他

このサイトは、旅行業界「JTB」が運営しているふるさと納税サイトで、約290の自治体が掲載され、返礼品数は約57,000です。

「ふるぽ」では、寄付に、他のふるさと納税サイトとは異なる「ポイント制」と呼ばれる仕組みを導入しています。

「ポイント」とは、ふるさと納税を行うと付与されるもので、ポイントを使って好きな時期に返礼品と交換できる仕組みです。

ポイントには有効期限がありますが、その期間内なら、いつでも返礼品と交換ができる点が魅力です。

米や果物なら旬を選ぶことができるほか、返礼品がなかなか決められなくてもゆっくり選ぶことができるため、慌てる必要がありません。

ポイントの有効期限は1年から2年ほどですが、自治体によって異なっていますので、寄付の際に確認しておくことが大切です。

決済は、クレジットカード以外にも対応しています。

この「ふるぽ」は、ポイント寄付額No.1という点が大きな特徴ですが、サイト独自のポイント還元がないことがデメリットと言えるでしょう。

人気の高い返礼品

返礼品には、果物類や魚介類、肉、米・パン、エビ・カニ、野菜、加工食品、野菜、菓子、麺類などのほか、アルコールやソフトドリンクなどの飲食料品があります。

また、他にも、旅行、工芸・装飾品、美容グッズ、日用品雑貨、ファッションなども取り揃えられています。

人気の高い返礼品を、果物を中心に5品目紹介しましょう。

果物1位は、寄付額26,000円で岡山県倉敷市の「シャインマスカット(晴王)1房」が選ばれています。

また、果物2位は、寄付額10,000円で北海道旭川市の「待つほどおいしい!北海道 赤肉メロン2玉」が人気となっています。

3位は、寄付額10,000円で山形県の「尾花沢産の夏スイカ 1玉」、4位は寄付額20,000円で山形県の「【真夏のルビー紅姫】手詰 約500g」が人気です。

一方、魚介類1位は、寄付額17,000円で鹿児島県大崎町の「鹿児島県産うなぎ蒲焼合計1kgセット(7尾~9尾)」が選ばれています。

このほかにも、ジャンル別に週間のランキングが掲載されていますので、まず返礼品のジャンルを決めると選びやすいでしょう。

掲載自治体数が多いふるさと納税サイト「ANAふるさと納税」

サイト名掲載自治体数(概数)返礼品数(概数)ポイント還元決済方法レビュー
ANA ふるさと納税25052,000クレカ

このサイトは、全日空(ANA)が運営しているふるさと納税サイトで、旅行や宿泊、体験など旅関連での強みを生かした返礼品が大きな特徴です。

約250の自治体が掲載され、返礼品数は約52,000種類あり、特に寄付先の⾃治体へ実際に⾜を運ぶことができるプランが目を引きます。

また、他のサイトと大きく異なるのは、サイトから寄付金100円につき1マイルが還元されるため、マイル派や旅行好きな方には大きな魅力となっています。

返礼品は、旅行関連で充実しているとともに、特集ページの見やすさでも定評があり、現地生産者の声などが旅ファンをさらに喜ばせてくれます。

なお、貯まったマイルはポイントに交換したり、買い物に利用することもできるため、旅行に特別な興味がない方でも利用する価値はあるでしょう。

ただし、決済はクレジットカードのみで、還元されるマイルを受け取るためには「ANAマイレージクラブ」の会員登録が必要です。

人気の高い返礼品

他のサイトと同様、返礼品のジャンルは様々ですが、季節の果物や魚介類、肉などに人気が集まっています。

他方、このサイトの特徴ともなっている、運営会社のANAオリジナルの旅関連の返礼品にも独特の魅力があります。

ANAオリジナルの返礼品としては、主に航空券と宿泊のセット、レストランのディナー食事券、ホテル宿泊券、施設利用券などが用意されています。

掲載自治体数が多いふるさと納税サイト「au Payふるさと納税」

サイト名掲載自治体数(概数)返礼品数(概数)ポイント還元決済方法レビュー
au PAY ふるさと納税18061,000クレカ他

このサイトは、2018年10月に「auコマース&ライフ株式会社」と「KDDI株式会社」が共同で運営を開始した、比較的新しいふるさと納税サイトです。

約180の自治体が掲載され、返礼品は約61,000種類用意されています。

登録は、auの携帯電話などを利用しているauユーザーなら不要で、au IDを使用して手軽に利用することができます。

決済は、キャリア決済である「auかんたん決済」を利用でき、「Pontaポイント」をふるさと納税支払いに充てることもできます。

Pontaポイントは、auの携帯電話やau関連サービスの利用額に応じて還元されるもので、1ポイント1円として利用できることが特徴です。

ただし、貯まっている「Pontaポイント」を使うことはできるものの、寄付によるポイント還元がないことはデメリットと言えます。

また、業歴が浅いゆえのデメリットとして、掲載されている返礼品の数は決して多いとは言えず、「ふるさとチョイス」など品目数の多いサイトと比較すると、魅力に乏しいかも知れません。

このため、auユーザーにとっては利用しやすいサイトであるものの、それ以外の携帯キャリア利用者にはメリットが少ないとも言えるでしょう。

人気の高い返礼品

返礼品のジャンルは、肉や米、果物類、エビ・カニ、野菜類、卵、アルコールやソフトドリンクなどの飲食料品が用意されています。

人気の高い返礼品としては、寄付額10,000円で佐賀県上峰町の「さがびより」、寄付額10,000円で香川県東かがわ市の「シャインマスカット」などがランクインしています。

ポイント還元率が高いふるさと納税サイト3選

ポイント還元は、先に紹介した「楽天ふるさと納税」「ANAのふるさと納税」を含め、5社で実施されています。

次は、既に紹介した2社以外でポイント還元のある「ふるなび」「ふるさと本舗」「ふるさとプレミアム」を紹介します。

ポイント還元率が高いふるさと納税サイト「ふるなび」

サイト名掲載自治体数(概数)返礼品数(概数)ポイント還元決済方法レビュー
ふるなび44086,000クレカ

このサイトは2007年から続く老舗のふるさと納税サイトで、東証一部上場企業である「株式会社アイモバイル」が運営しています。

約440の自治体が掲載され、返礼品数は約86,000と、ポイント還元があるサイトとしては「楽天ふるさと納税」に次ぐ品数を用意しています。

返礼品は、米や果物、肉、魚介類などの農林水産物以外にも、他にはない限定返礼品が多数用意されていることが特徴です。

特に、電化製品は約700品目と様々な品揃えがあり、人気を集めています。

また、利用者の満足度が高く、注目のふるさと納税サイトNo.1にも選ばれています。

「ふるなび」最大のメリットでもあるポイント還元は、寄付金額に応じた「Amazonギフト券」のプレゼントです。

新規登録して、クレジットカード決済で寄付を申し込むと、通常は寄付額の1%のところ、時期によっては3%~5%程度がAmazonギフト券として還元されるキャンペーンを行っていることがあります。

返礼品には、大手旅行会社「日本旅行」と連携した旅行体験型返礼品もあり、ふるさと納税を通じて地域の魅力を直接体験することができます。

また、ふるさと納税よりも寄付金の使い道が明確な地域支援となる「ふるなびクラウドファンディング」など独自のサービスも特徴です。

ただし、決済方法がクレジットカードだけのため、他の支払方法を選びたい方には利用しにくいかもしれません。

人気の高い返礼品

返礼品のジャンルは、先に紹介したとおり多種多様です。

なかでも、寄付額10,000円で佐賀県上峰町の「さがびより」、寄付額20,000円で鹿児島県鹿屋市の「うなぎ蒲焼」などが人気です。

ポイント還元率が高いふるさと納税サイト「ふるさと本舗」

サイト名掲載自治体数(概数)返礼品数(概数)ポイント還元決済方法レビュー
ふるさと本舗204,400クレカ

このサイトは、東証一部上場企業である「株式会社VOYAGE GROUP」の100%子会社「株式会社ふるさと本舗」が運営しています。

掲載自治体数は約20と少ないため、返礼品も約4,400品目と決して品数豊富とは言えないのですが、米や果物、肉のほか、定期便など様々な特集が組まれています。

なお、「ふるさと納税」の返礼品となっているような特産品を購入できるサービスもありません。

一方、期間限定で、寄付金額の3%分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンなどが実施されていることがあります。

ただし、返礼品数が少ないことと、決済方法がクレジットカードに限定されているところはデメリットとなってしまいます。

人気の高い返礼品

寄付額10,000円の宮崎県 都農町「牛タン焼肉用」、寄付額24,000円の同町「うなぎ蒲焼」などに人気があります。

ポイント還元率が高いふるさと納税サイト「ふるさとプレミアム」

サイト名掲載自治体数(概数)返礼品数(概数)ポイント還元決済方法レビュー
ふるさとプレミアム8010,000クレカ

このサイトは、「株式会社ユニメディア」が運営するふるさと納税サイトで、掲載自治体数・掲載返礼品数ともに少なめです。

最大の特徴は、時期によっては寄付をした方に、Amazonギフト券が寄付額の5%程度が還元されることにあり、お好みの返礼品が見つかればお得な寄付ができます。

ただし、寄付の決済はクレジットカードのみとなっているため、振り込みなどを利用したい方には不向きかもしれません。

人気の高い返礼品

返礼品の多様さでは劣るものの、飲食料品やそれ以外などのカテゴリーは多く、特にスポーツ・アウトドア用品が強みとなっています。

なかでも、寄付額50,000円の神奈川県秦野市「10兆×10億通りから世界に1台のオリジナル自転車をCocci Pedaleで作ろう」は、総合ランキングで1位に選ばれています。

今回紹介したふるさと納税サイトの特徴一覧

サイトの運営は、「ふるさと納税」に特化した企業が展開するものが多い一方、楽天やauなどの大手Eコマース、ANAやJTBなどの旅行業界なども参入しています。

ここまでは、このようなサイトを掲載自治体数や返礼品数、ポイント還元の有無、支払方法の多様さなどで分類して、9サイト紹介してきました。

以下では、各社の特徴をまとめて確認しましょう。

なお、表は冒頭で紹介した総合ランキングの順に、メリット・デメリット両面からまとめてありますので、サイト選びの参考にしてください。

紹介した各社の特徴

サイト名特徴
ふるさとチョイス掲載されている自治体数、返礼品数ともに最多の老舗サイト。
ただし、ポイント還元がないのがデメリット。
楽天ふるさと納税楽天会員は新たな登録が不要で、寄付で楽天ポイント3%~最大30%還元。
ただし、楽天会員でない場合は新規登録の手間がデメリット。
さとふるオリジナル返礼品が豊富で、返礼品の配送が早いのが特徴。
ただし、キャンペーン実施期間以外はポイント還元がないデメリット。
ふるなび家電製品や商品券などの返礼品が特徴で、寄付額の3~5%がAmazonギフト券で還元(キャンペーン期間外は1%)。
ただし、家電製品や商品券以外の返礼品目は少なめ。
au PAY ふるさと納税au利用者は決済が簡単で、Pontaポイントも使えるのがメリット。
ただし、au利用者以外には特別なメリットがない。
ふるぽ旅行関連で返礼品が豊富にあり、ポイント制導入で返礼品の交換時期を自由に選べる。
ただし、申込までの手間が多く、ポイント還元がないことがデメリット。
ANA ふるさと納税旅行関連のオリジナル返礼品が豊富で、寄付金100円ごとに1マイルの還元が特徴。
ただし、決済はクレジットカードのみ。
ふるさとプレミアムAmazonギフト券がもらえるほか、お得なキャンペーンも多数。
ただし、掲載されている自治体数や返礼品数は少なめ。
ふるさと本舗米や果物、肉、定期便など特集が豊富で、寄付金額5%程度分がAmazonギフト券で還元(期間限定)。
ただし、掲載されている自治体数や返礼品数は少なめ。

ふるさと納税サイト利用時の注意点

ここまで紹介したなかから自分に適したサイトを選ぶ場合にも、また実際に利用する場合にも、いくつか注意しておきたい点があります。

以下では、主な注意点を3つ紹介します。

ポイント還元の仕組みで選ぶ

ふるさと納税サイトを選ぶ際には、掲載自治体数や返礼品の数や種類、ポイント還元、支払方法の3つがポイントになることを紹介しました。

しかしながら、人気の自治体や返礼品は、ほぼすべてのサイトに掲載されています。

また、支払方法としては、どのサイトでもクレジットカードが利用でき、あとは運営会社のポイント払いやコンビニ決済などが選べるかどうかの違いです。

つまり、ふるさと納税サイトでのお得度を左右するのは、ポイント還元の有無とポイント還元率になると言って良いでしょう。

クレジットカード支払いは自分名義のカードを使用

クレジットカードは、カードの名義人しか使えません。

ふるさと納税サイトの支払いも同じで、原則的に寄付者と決済のクレジットカード名義人が同一である必要があります。

また、寄付控除を受けるためにも、寄付者と寄付金支払者が同一人物でなければならないことに注意が必要です。

ワンストップ特例制度を使う場合は注意

ふるさと納税を行うことによる寄付金控除を、確定申告なしで受けることができる制度が「ワンストップ特例」です。

ワンストップ特例制度を利用すれば、自治体に申請書を送付するだけで、寄付金の上限額内で寄付金控除が受けられます。

ただし、「ふるさと納税サイト」を利用する場合でも、申請書の自治体への送付は寄付者が行う必要があります。

また、この特例が利用できるのは、通常なら確定申告が不要な年収2,000万円以内の給与所得者などで、寄付自治体が5カ所以内の場合に限られます。

また、ワンストップ特例申請の手続きは、寄付ごとに行う必要があることや、税額控除は住民税からのみ行われることにも注意が必要です。

まとめ

実質的に2,000円の負担で、自治体に直接寄付をしてふるさとを応援でき、特産品をもらうこともできるお得な制度が「ふるさと納税」です。

さらに、ふるさと納税サイトを上手に利用すれば、サイトならではのポイント還元を受けることもできるため、同じ寄付でもお得度がアップします。

応援したい自治体と手に入れたい返礼品を決めた上で、取り扱っているサイトを探し、最もポイント還元率の高いサイトを利用することがおすすめです。

なお、人気の返礼品に関する情報は、2020年8月5日現在のものですから、利用の際は、必要に応じて再度ご確認ください。

ページの先頭へ戻る