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非接触事故の言いがかりへの対処法とは?証拠として重要なものについて

弁護士 石木貴治

この記事の執筆者 弁護士 石木貴治

東京弁護士会所属。
メーカー2社で法務部員を務めた後、ロースクールに通って弁護士資格を取得しました。
前職の経験を生かし、実情にあった対応を心がけてまいります。 お気軽に相談いただければ幸いです。

PROFILE:https://vs-group.jp/lawyer/profile/ishiki/

この記事でわかること

  • 非接触事故の言いがかりへの対処法
  • 非接触事故時の警察通報の重要性
  • 非接触事故時の事故記録の提出と保存の必要性
  • 日常的にドライブレコーダーを設置することの重要性

非接触事故で、相手から言いがかりをつけられるケースは少なくありません。
実際に車両同士が接触していなくても、相手が危険を感じた場合や損害を主張した場合、後日トラブルに発展する可能性があります。
このような状況に備えて、非接触事故で言いがかりをつけられた場合の対処法を知っておくことが重要です。

この記事では、よくある言いがかりの例や、それに対処するための具体的な方法について解説します。

非接触事故での言いがかりの例

最近、交通事故の中でも「非接触事故」が増えており、これがトラブルの原因となることがあります。
非接触事故とは、実際に車両が接触していないにもかかわらず、一方が損傷する、乗員がケガを負うなどする事故のことです。

法律では、こうした事故でも警察への報告が必要ですが、当事者間での揉め事に発展することが少なくありません。
特に、もう一方が言いがかりをつけられる例も多いです。
ここでは、言いがかりの例をいくつか紹介します。

車線変更時の言いがかり

車線変更をした際、後方の車が急ブレーキをかけたことで「危険な運転をして追突されそうになった」と主張されるケースです。

実際には接触していないにもかかわらず、相手がヒヤリとした経験から「当て逃げだ」と言いがかりをつけられることがあります。

駐車場での言いがかり

狭い駐車場で駐車していた際に、隣の車の運転手が「あなたが出るときに自分の車にぶつけた」と言いがかりをつけるケースです。

接触がなかったとしても、相手が自分の車の傷を事故のせいにする可能性があります。

追い越し時の言いがかり

高速道路や一般道で安全に追い越しを行ったにもかかわらず、追い越された車の運転手が「無理に割り込まれたせいで、危険な目に遭った」として非接触事故だと主張するケースです。

実際に接触していなくても、相手が「あなたのせいで事故寸前だった」と言いがかりをつけることがあります。

歩行者が言いがかりをつけるケース

歩道近くを走行していた際、歩行者が「車が歩道に近づきすぎて転倒しそうになった」と主張し、非接触事故を主張することがあります。

実際には転倒も接触もなかったが、危険運転だと指摘される場合です。

バイクや自転車による言いがかり

バイクや自転車と車が並走していた際、バイクや自転車の運転者が「車が急に進路を変えたせいでバランスを崩しそうになった」と言いがかりをつけるケースです。

車両の接触がないのに、危険を感じたことで非接触事故だと主張されることがあります。

非接触事故の言いがかりへの対処法

非接触事故は、車両同士が実際に接触していないにもかかわらず、相手から損害やケガの主張をされることがあり、言いがかりをつけられるケースも少なくありません。

こうしたトラブルを回避するためには、正しい証拠を確保し、冷静に対応することが大切です。
ここでは、非接触事故での言いがかり対策について解説します。

現場写真やドライブレコーダーの映像を確保

非接触事故では、まず現場の状況を写真で記録することが重要です。
車両の位置や周囲の状況を撮影しておくと、後で自分の立場を守るための証拠となります。

また、ドライブレコーダーの映像がある場合は、それを保存しておきましょう。
映像は、相手の主張に対抗するための強力な証拠となります。

目撃者の連絡先を控える

事故現場に目撃者がいた場合、その方の連絡先を控えておくことも非常に有効です。

第三者の証言があると、事故の経緯を客観的に証明でき、言いがかりを防ぐための大きな助けになります。
目撃者の協力を得て、後にトラブルが起きた際に対応できるよう備えましょう。

警察に事故の報告をする

非接触事故でも、必ず警察に事故の報告をすることが重要です。

警察に通報しておけば、事故の記録が公式に残り、後からトラブルになった際に有益な証拠となります。
特に相手が後から言いがかりをつけてきた場合、この記録が強力な防御となりますので、必ず110番通報を行いましょう。

事故届を出し、記録を残す

警察への報告だけでなく、正式な事故届を出すことで、さらに確実に記録を残すことができます。

事故届を提出しておけば、言いがかりを防ぐだけでなく、保険請求や示談交渉の際にも役立ちます。
事故後の手続きをスムーズに進めるためにも、事故届を出しておくことを忘れないようにしましょう。

非接触事故での言いがかり対策

非接触事故で言いがかりを防ぐためには、事前にいくつかの対策を講じておくことが重要です。
ここでは、トラブルを避けるためにできる3つの有効な対策をお伝えします。

ドライブレコーダーを設置する

ドライブレコーダーは、走行中の映像を常に記録してくれるため、万が一非接触事故に巻き込まれた際に強力な証拠となります。
前方だけでなく、後方にもカメラを設置しておくと、より幅広い状況をカバーできます。

映像があれば、相手の主張と異なる事実を示すことができ、言いがかりを防ぐ大きな武器となります。

安全運転と十分な車間距離を確保する

言いがかりを防ぐための最も基本的な対策は、安全運転を心がけることです。
特に、十分な車間距離を保つことは、相手が急ブレーキをかけた際などでも接触を避けやすく、非接触事故そのものを防ぐことができます。

また、車線変更や追い越し時も周囲の車の動きに注意を払い、慎重に行動することが大切です。

車両点検を定期的に行う

車のメンテナンスを定期的に行うことで、万が一事故に遭遇した際、車両不具合を原因にされる可能性を減らすことができます。

ブレーキやタイヤなどの整備不良が原因で事故につながることもあるため、こまめな点検は大切です。
整備記録を残しておけば、万が一の時にも自分に過失がないことを証明しやすくなります。

非接触事故の言いがかりに関するよくある質問


ここでは、非接触事故に関するよくある質問とその対処法について解説します。
事故後のトラブルを避けるために、正しい対応を知っておくことが重要です。

非接触事故を起こして後日警察から連絡がくることがありますか?

非接触事故後、相手が警察に通報していた場合、後日警察から連絡がくることがあります。
特に相手が「当て逃げ」や「ひき逃げ」と主張している場合、警察から事情を聞かれることになるでしょう。
現場で通報していない場合でも、誠実に対応し、当時の状況を正確に説明することが重要です。

相手がその場で「大丈夫」と言ったのに、後日連絡がくることはありますか?

事故現場で相手が「大丈夫」と言っていても、後から損害やけがが判明して連絡がくる場合があります。
特に身体の痛みや車両の損傷は時間が経ってから表面化することがあるため、相手の「大丈夫」という言葉を鵜呑みにせず、必ず警察に報告し事故を記録しておくことが大切です。

非接触事故で相手が転倒しなかった場合でも責任は発生しますか?

たとえ相手が転倒しなかった場合でも、非接触事故によって相手に危険を与えた場合には責任が発生する可能性があります。
運転の過失が認められた場合、賠償責任が生じることもあり得ます。

事故後は速やかに警察に通報し、事故の状況を記録しておくことで、後のトラブルを防ぐことができます。

まとめ

非接触事故で言いがかりをつけられた場合、冷静な対応が大切です。
現場での写真撮影やドライブレコーダーの映像、目撃者の証言は強力な証拠となり、後のトラブルを回避する手助けとなります。

また、警察に通報し、事故記録を残すことは、トラブルが発生した際に有益な証拠となります。

非接触事故に備えて、証拠を確保し、正しい手続きを行うことが重要です。

保険会社とのやり取りを私たちが代行し、最後まで妥協することなく示談交渉していきます。事故直後にできる対策もありますのでお早めにお電話ください。 保険会社とのやり取りを私たちが代行し、最後まで妥協することなく示談交渉していきます。事故直後にできる対策もありますのでお早めにお電話ください。

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