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スピード違反の取り締まり方法・ルールとは?【反則点数や罰金まとめ】

弁護士 石木貴治

この記事の執筆者 弁護士 石木貴治

東京弁護士会所属。
メーカー2社で法務部員を務めた後、ロースクールに通って弁護士資格を取得しました。
前職の経験を生かし、実情にあった対応を心がけてまいります。 お気軽に相談いただければ幸いです。

PROFILE:https://vs-group.jp/lawyer/profile/ishiki/

この記事でわかること

  • スピード違反のルール・反則点数がわかる
  • スピード違反の取り締まり方法3つがわかる
  • スピード違反の取り締まりが行われやすい時間・場所がわかる

スピード違反は誰もが犯しやすい道路交通法の違反行為です。

しかし、わかっていてもついスピードを出し過ぎることもあれば、他の車の流れに合わせた結果、スピード違反になっていたというケースも少なくありません。

また、わずかなスピード違反でも行政処分があり、極端なスピード違反の場合は刑事処分になる可能性もあるので、場合によっては服役することになるでしょう。

そこで今回は、スピード違反に関係する道路交通法上のルールや、反則点数などをわかりやすく解説します。

制限速度と法定速度の違いなどもわかるので、車を運転する方はぜひ参考にしてください。

スピード違反のルール・反則点数

スピード違反は道路交通法に違反する行為であり、正式には速度超過違反といいます

違反した場合の処分は超過速度によって変わるため、反則金や違反点数の加算だけになる場合もありますが、状況次第では刑事裁判になる可能性があります。

制限速度は道路標識や道路標示を見るとわかりますが、標識・表示のない道路は法定速度に従わなければなりません。

また、一般道路と高速道路では超過速度に対応した反則点数も変わるので、それぞれの違いを理解しておきましょう。

制限速度と法定速度の違い

スピード違反かどうかの基準になる速度を制限速度、または法定速度といいます。

道路標識や道路標示に定められた速度を制限速度といい、標識・表示のない道路は法定速度を守らなければなりません。

法定速度は政令で定められた最高速度になり、道路と車両の種類によって以下のような速度が決まっています。

【一般道の法定速度】

  • 原動機付自転車:時速30キロ
  • 自動車:時速60キロ
  • 緊急自動車:時速80キロ

【高速道路の法定速度】

  • 自動車:時速100キロ
  • 大型貨物やトレーラー:時速80キロ

なお、制限速度標識がない住宅地などの場合は、「他人に危害をおよぼさない速度」で走行しなければなりません。

スピード違反と違反点数

スピード違反で捕まった場合、よく「点数を引かれる」といわれますが、実際は反則点数の加算方式になっています。

過去3年以内の反則点数を合計し、6点になると30日間の免許停止処分になりますが、超過速度によっては12点が加算され、1回で免許停止になるケースもあります。

また、違反点数が加算された後、無事故・無違反で1年を経過すればリセットされますが、違反の前歴が多いと処分の基準が下がるので注意してください。

スピード違反に加えて酒酔いなどの悪質・危険な運転だった場合は、特定違反行為として35点などの違反点数が加算されるので、免許取り消しになってしまいます。

一般道路におけるスピード違反の点数

一般道路でスピード違反した場合、超過速度に応じた反則点数や反則金は以下のようになっています。

超過速度反則点数反則金・罰金
15キロ未満1点9,000円
15~20キロ未満1点1万2,000円
20~25キロ未満2点1万5,000円
25~30キロ未満3点1万8,000円
30~50キロ未満6点6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金
50キロ以上12点6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金

参考:警視庁

時速30キロを超えるスピード違反は刑事罰の対象になり、事故の発生リスクも高くなるので注意しなければなりません。

高速道路におけるスピード違反の点数

高速道路の場合はスピード違反と反則点数、反則金などの関係が以下のようになっています。

超過速度反則点数反則金・罰金
15キロ未満1点9,000円
15~20キロ未満1点1万2,000円
20~25キロ未満2点1万5,000円
25~30キロ未満3点1万8,000円
30~35キロ未満3点2万5,000円
35~40キロ未満3点3万5,000円
40~50キロ未満6点6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金
50キロ以上12点6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金

一般道路よりも超過速度は高めに設定されていますが、事故が起きた場合は重症や死亡リスクが高いので注意してください。

スピード違反の取り締まり方法3つ

スピード違反の取り締まり方法は以下の3種類です。

  • パトカーや白バイによる検挙
  • 定置式速度取り締まり(ネズミ捕り)
  • オービス

それぞれ以下のような特徴があるので、取り締まりの場所や精度などを知っておくとよいでしょう。

パトカーや白バイによる検挙

パトカーや白バイによるスピード違反の取り締まりには、以下の方法があります。

  • 追尾方式:主に白バイが用いる速度測定
  • レーダー測定:パトカーに搭載されたレーダーによる速度測定
  • センサー測定方式:地上に配置したセンサーなどによる速度測定

追尾方式は対象車両を等間隔でパトカーや白バイが追尾し、制限速度などを超えた時点でメーターをロック(スピード違反の証拠になる)する方法です。

定置式速度取り締まり(ネズミ捕り)

定置式速度取り締まりは通称「ネズミ捕り」と呼ばれており、速度の測定器によってスピード違反を取り締まっています

警察も目立たないように待機しており、測定器の設置もわかりにくいため、ネズミ捕りの回避はかなり難しいでしょう。

オービス

オービスは車両の速度を計測し、運転者の顔とナンバープレートを自動撮影します。

以下の速度を超過すると作動するといわれており、鮮明な解像度で撮影されるため、運転者はほぼ確実に特定されるようです。

  • 一般道路:時速30キロ以上の速度超過
  • 高速道路:時速40キロ以上の速度超過

いずれも懲役または罰金刑になる速度なので、たった1回のスピード違反でも免許停止処分になるでしょう。

スピード違反の取り締まりが行われやすい時間・場所

スピード違反の取り締まりは以下のような時間と場所で行われるケースが多いようです。

  • 時間帯:平日の朝7時~9時、週末の夜21時~深夜2時
  • 場所:スピードを出しやすいが、運転手からは見えにくい場所

取り締まりは交通量が多くなる通勤時間帯や、飲酒運転が発生しやすい週末の夜に集中しやすくなっています。

また、スピードを出しやすい場所で取り締まりしているので、直線が長く続く道路や、長いカーブを曲がり切って直線に切り替わるような道路は要注意です。

ついアクセルを踏み込んでしまうような場所であれば、取り締まりが行われている可能性が高いでしょう。

まとめ

制限速度や法定速度の遵守は交通事故のリスクを低くできるので、スピード違反にならないよう、常に車両の速度を意識しておく必要があります。

しかし、見通しのよい道路や直線道路では無意識にスピードを上げてしまうため、初めてのスピード違反で即免許停止になる場合もあるでしょう。

スピードが上がるほど事故発生時の被害も大きくなり、高額な損害倍諸請求や交通事故裁判に発展するケースもあるので、スピード違反には十分注意してください。

なお、後方車両のあおり運転により、スピードを上げるしかない状況になったときは、まず停車できる位置を探して車を止め、すぐに警察へ通報しましょう。

保険会社とのやり取りを私たちが代行し、最後まで妥協することなく示談交渉していきます。事故直後にできる対策もありますのでお早めにお電話ください。 保険会社とのやり取りを私たちが代行し、最後まで妥協することなく示談交渉していきます。事故直後にできる対策もありますのでお早めにお電話ください。

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