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債務整理における司法書士と弁護士の違い!依頼する費用まで

弁護士 堀翔志

この記事の執筆者 弁護士 堀翔志

第二東京弁護士会所属。
家族や従業員に相談できず、取引先への支払いが滞ってしまった場合などは、どこに相談すれば良いのでしょうか。
相談先は様々ですが、困った時はまずは法人破産に精通ている私たち弁護士にご相談いただければと思います。
これから何をすれば良いかなど、豊富な経験とノウハウに基づいて回答いたしますし、債権者との交渉や 後の手続きや処理などに迅速に対応できるサポートをしていきます。

PROFILE:https://vs-group.jp/lawyer/profile/hori_syouji/

この記事でわかること

  • 司法書士と弁護士の業務範囲の違い
  • 債務整理を司法書士・弁護士に依頼する費用の相場
  • 債務整理を依頼する弁護士事務所の選び方

債務整理を検討する際に、司法書士と弁護士のどちらに相談すればよいか迷う方は少なくありません。
どちらも借金問題を扱う法律の専門家ですが、扱える業務範囲や費用などが異なります。

この記事では、司法書士と弁護士の違いを明確にし、どちらに依頼するのがご自身の状況に最適かを判断するための情報を提供します。
この記事を読むことで、ご自身の状況に最適な専門家を見つけ、安心して債務整理の手続きを進めることができるでしょう。

債務整理手続きにおける司法書士と弁護士の違い

法律の専門家に司法書士と弁護士がいることは知っていても、どのような違いがあるのか疑問に思う方は多いでしょう。

司法書士は、法務局での登記や供託の手続きや、裁判所に提出する書類の作成などを専門とする法律家です。

ただし、任意整理で司法書士が扱える債務額には制限があります。
1社あたりの債務額が140万円を超える場合は、司法書士は代理人として債権者と交渉することができません。
自己破産や個人再生の手続きにおいては、司法書士は裁判所に提出する書類作成のサポートはできますが、裁判所での手続きの代理人となることはできません。

一方、弁護士は法律全般の専門家であり、裁判所での手続きや交渉の代理などの幅広い業務を行うことができます。
弁護士は債務額に関わらず、任意整理の交渉代理人となることができ、自己破産や個人再生の手続きにおいても代理人として依頼者に代わってすべての手続きを行えます

弁護士司法書士
債務額の上限制限なし1社あたり元金140万円
(書類作成は制限なし)
訴訟代理人になれる裁判所すべての裁判所簡易裁判所のみ
(書類作成は制限なし)
任意整理代理人として交渉債務額140万円以下の債権者には代理人として交渉可
自己破産・個人再生申立代理人としてサポート書類作成者としてサポート

債務整理を司法書士・弁護士に依頼する費用

債務整理を専門家に依頼する場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか。
司法書士と弁護士では、費用体系や相場が異なります。

ここでは、それぞれの費用について詳しく解説します。

債務整理にかかる費用

司法書士や弁護士に債務整理を依頼する場合、主に以下の費用がかかります。

  • 相談料:初回相談時に発生する費用
  • 着手金:債務整理手続きを開始する際に支払う費用
  • 報酬金:債務整理が成功した場合に支払う費用で、減額できた金額などに応じて金額が変動する
  • 実費:郵便代、交通費、印紙代など、手続きに必要な費用

この他にも、事務所によっては裁判所に出頭した場合の日当や手数料などがかかる場合があります。

費用の相場

司法書士・弁護士に債務整理を依頼する場合の費用の相場は、以下のとおりです。

弁護士司法書士
任意整理1社あたり4万円~8万円程度1社あたり3万円~6万円程度
自己破産30万円~50万円程度20万円~30万円程度
個人再生40万円~60万円程度30万円~40万円程度

上記の費用はあくまでも目安であり、事務所や手続きの内容によって異なります。
事前に複数の事務所に見積もりを依頼し、費用やサービス内容を比較検討しましょう。

債務整理は弁護士への依頼がおすすめの理由

債務整理を依頼するときは、費用面では司法書士の方が安価な傾向にありますが、弁護士への依頼がおすすめです。
ここでは、その理由について詳しく解説します。

業務範囲の広さ

弁護士は、法律全般の専門家であり、債務額に関わらず任意整理の交渉において代理人として債権者と交渉することができます。
また、自己破産や個人再生の手続きにおいても、申立代理人として裁判所の手続きを行えます。

一方、司法書士が任意整理において扱える債務額には制限があり、1社あたりの債務額が140万円を超える場合は、代理人として債権者と交渉できません。
自己破産や個人再生の手続きにおいても、書類作成のサポートはできますが、申立代理人となることはできません。

そのため、債務額が大きい場合や、複雑な法的問題が絡む場合には、弁護士に依頼する必要があります。

交渉力の高さ

弁護士は、債権者との交渉において、法律の専門家としての知識と経験に基づいた交渉を行うことができます。
依頼者の状況や希望を丁寧に聞き取り、債権者との間で最適な和解案を導き出すことができます。

また、弁護士は、裁判所の手続き全般において申立代理人として、依頼者の権利と利益を最大限に守るための主張や立証を行うことができます。

トータルサポート

弁護士は、債務整理だけでなく、過払金の請求やその他の法律問題についても相談することができます。
債務整理をきっかけに、他の法律問題が発覚した場合でも、弁護士に依頼することで、トータルにサポートを受けることができます。

たとえば、自己破産や個人再生の際には、相続や離婚時の財産分与の問題を解決しなければならないケースがあります。
弁護士に依頼すればこれらの問題についても同時に相談でき、スムーズに債務整理を行うことができます。

債務整理を相談する弁護士事務所の選び方


債務整理を弁護士に依頼する場合、どの事務所に相談すればよいか迷う方は多いでしょう。
弁護士事務所によって、得意分野や費用体系、対応などが異なります。

ここでは、債務整理を相談する弁護士事務所の選び方について解説します。

債務整理の実績が豊富か

弁護士事務所を選ぶ際には、債務整理の実績が豊富かどうかを確認することが重要です。
債務整理には、任意整理、自己破産、個人再生など様々な手続きがあり、それぞれに専門的な知識や経験が必要です。

この知識については、あらかじめ事務所のホームページを確認する、相談時に債務整理の解決事例や実績について質問するなどの方法があります。
また、債務整理に特化した事務所や、債務整理を専門とする弁護士がいる事務所を選ぶのもおすすめです。

費用体系が明確か

弁護士事務所を選ぶ際には、費用体系が明確かを確認しておきましょう。

弁護士費用は、事務所によって異なります。
相談料、着手金、報酬金、実費など、どのような費用がいつ、どのくらいかかるのかを事前に確認しましょう。

無料相談を実施している事務所もありますので、複数の事務所に相談し、見積もりを取るなどして費用やサービス内容を比較検討することをおすすめします。

相談しやすい雰囲気か

弁護士事務所を選ぶ際には、相談しやすい雰囲気かも重要な要素です。

借金はデリケートな問題であり、弁護士に相談する際には、不安や緊張を感じる方もいるかもしれません。
相談時に、弁護士や事務員の対応が丁寧で、親身になって話を聞いてくれるかを確認しましょう。
また、事務所の雰囲気や清潔感なども、判断材料になります。

アクセスしやすい場所にあるか

弁護士事務所を選ぶ際には、アクセスしやすい場所にあるかも確認しておきましょう。

債務整理の手続きは、複数回事務所に足を運ぶ必要がある場合があります。
自宅や職場から近い場所にある事務所や、交通の便がよい場所にある事務所を選ぶと通いやすく、手続きもスムーズに進めることができます。

まとめ

債務整理は、司法書士と弁護士のどちらにも相談できますが、業務範囲の広さなどの理由から弁護士への依頼がおすすめです。

弁護士事務所を選ぶ際には、債務整理の実績、費用体系、相談しやすい雰囲気などを確認し、ご自身に合った弁護士事務所を選びましょう。

債務整理は、一人で悩まず専門家に相談することが大切です。
弁護士に相談することで、解決の糸口が見つかるはずです。

破産のお悩みは深刻で不安なものです。
弊社では、相談者様の目線に立って、
丁寧に問題解決に向けた対応をさせていただきます。
楽な気持ちで何でも相談してください。

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