嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
・岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著) ダイヤモンド社

友人が薦めていたので読んでみた。フロイト、ユングと並んで心理学の三大巨頭と言われるアドラーの思想を対話形式で教えてくれる読みやすい一冊。

マネジメントをやってる人とかは読んでおくといい本だと思いました。

たくさんスタッフを率いるようになるとこういう心理学の知識は不可欠だと感じます。

なぜ彼はこういう言動に出るのか。なぜ彼女はコミットしてくれないのか。

そういった問いを考える上で、この本に書いてあるような知識を持っていないと彼や彼女を導くことが出来ない。

リーダーはカウンセラーの要素がないといけない時代だと考えてます。

承認欲求について書いてる章があるんですが、ここ特に大事だと思います。自分もここ数年この承認欲求を抑える、可能なら捨てることを課題としてきている。

なかなか難しいが。今年の目標にあげてる虚栄心を捨てるというのも似たような意味です。賞賛されたいというのは承認されたいと同じことなので。

「他者からの承認を選ぶのか、それとも承認なき自由の道を選ぶのか。大切な問題です」この言葉、自分がここ数年意識しているものそのものでした。

ここのステージを超えることが出来るかどうかが、これからを決めるとわかっています。が、なかなか難しい。僕もまだ道の途中です。