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WEBで起業必勝!!知らないと失敗しそうなWEBサービス自己分析法!

森 健太郎

この記事の執筆者 税理士 森健太郎

ベンチャーサポート税理士法人 大阪オフィス代表税理士。
近畿税理士会 北支部所属(登録番号:121535)
1977年生まれ、奈良県奈良市出身。
起業・会社設立に役立つYouTubeチャンネルを運営。

PROFILE:https://vs-group.jp/tax/startup/profile_writing/#p-mori
YouTube:会社設立サポートチャンネル【税理士 森健太郎】
書籍:プロが教える! 失敗しない起業・会社設立のすべて (COSMIC MOOK) ムック

WEBで起業必勝!!知らないと失敗しそうなWEBサービス自己分析法!

WEBで利用できる、とびっきりのアイデアを思いついた!
でもどうやってそのアイデアをサービス化して、お金を稼げばいいのでしょう?そんなときは「まずは真似から」。成功しているWEBサービスを参考にするのが一番なのです。

しかし、ただ漠然とWEBサービスを捜し歩いても、自分のアイデアに近くないと参考になりませんよね。そこで、まず大事なのが自分のアイデアがどんなカテゴリに属しているかを知ること。そして初めて同類のモデルを探せばいいのです。

WEBサービスで分類される4つのカテゴリ

WEBサービスのカテゴリは主に「広告モデル」「課金モデル」「ECモデル」「仲介モデル」の4つに分けられます。まずは自分の目指すサービスがどのタイプに分類されるか見てみましょう。

1 広告モデル(facebook、Twitter、mixiなど)

広告料を主収入にし、広告主に請求。比較的自由に発想できるものの、大規模なトラフィックの確保と、それをさばくためのインフラが不可欠。

2 課金モデル(Dropbox、新聞サイト、ソーシャルゲームなど)

利用者が利用料という形で課金。一度軌道に乗ると長く利益を確保しやすいが、課金に見合うだけの質の高いサービス提供が義務付けられる。

購入者が商品ないしサービスを購入することで収益を得る。サイトの規模の大きさと黒字化が比例せず、小さな規模でも一攫千金を狙える。ただし、ロジスティックの整備と商品の魅力を損なうと成長しにくい。

4 仲介モデル(不動産サイト、転職サイト、ネットークション、業界向けマッチングサイトなど)
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利用者(登録者)に利用料ないし仲介成約料を請求。ECと同様規模は問わないが、業界の専門知識やネットワークの広さが如実に実績にあらわれる。

では、こうしたカテゴリに次の成功例はどのように分類されるでしょうか?少し考えてみてください。

成功しているWEBサービスのカテゴリは?

【成功例】

A マネーフォワード(金融機関残高などを自動管理できる会計簿、資産ツール/月額500円)

B 弁護士ドットコム(オンラインで弁護士に法律相談ができるQ&Aサイト/月額315円~)

C アスクドクターズ(医師に病気の相談をできるQ&Aサイト/月額315円~)

D スクー(オンライン上でさまざまなタイプの授業を受講できるサービス/月額525円)

E Lang-8(言語学習者のための相互添削SNS/月額7ドル)

F レアジョブ(オンラインで激安化させたマンツーマン英会話サイト/月額4500円~)

G Kaori-san(日常的に使えるオンライン個人秘書サービス/月額2980円~)

H ビズリーチ(ハイクラスな求人情報が集まる会員制転職サイト/月額3313円~)

I Cakes(著名クリエイターが書く記事を無料で一部読めるデジタルコンテンツ配信プラットフォーム/週額150円)

J Omiai(facebookで恋人探しができる恋愛マッチングサイト/月額1980円~)

K Livedoor Blog(ハイスペックなニュース・コンテンツ配信を受けられるポータル情報サービス/月額315円~)

L ZOZOTOWN(ネット上で展開するファッションモール/月額315円)

M Amazonプライム(ネットショッピングの送料が無料になる課金サービス/月額3900円)

N Pixiv(イラスト、漫画の投稿サイト/月額525円)

O @cosme(コスメアイテムに特化したECサイト/月額294円)

P クックパッド(料理レシピ情報に特化したオンライン情報サイト/月額294円)

Q ニコニコ動画(投稿・視聴型映像サイト/月額525円~)

企業側の思惑が別にあるかもしれませんが、一般的に公表されている情報をもとに分類すると次のようになるのではないでしょうか。

A:2・3、B:2・4、C: 2・4、D:2、E:2、F:2、G:2、H: 2・4、I:1・2、J:2・4、K:1・2、L: 2・3.・4、M:2、N:2・3・4、O:3、P:1・2、Q:1・2

「おや?」と思った方も少なくないでしょう。「どこに分類していいかわからない」というものもあるのではないでしょうか。例えばZOZOTOWNであれば月額課金制をとっているので課金モデルでありながら、商品を取り扱っているのでECモデルでもあります。

?まとめ

この4つのタイプの一つだけを採用するのではなく、複数を組み合わせることで長所を生かし短所をフォローしているケースが多いのです。自分が思い描くサービスの長所と短所のバランスをうまく補える組み合わせ方を考えてみてくださいね。


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