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最終更新日:2026/5/14

【2026年最新】相続税の計算シミュレーション|税額を簡単に概算できる

古尾谷 裕昭
この記事の執筆者 税理士 古尾谷裕昭

VSG相続税理士法人 代表税理士
東京税理士会 登録番号104851

東京、千葉、埼玉、横浜、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡などの全国の主要都市17拠点にオフィス展開し、年間3,500件を超える日本最大級の相続税申告実績を誇る。業界最安水準となる明朗料金ときめ細かいフォローで相続人の負担を最小にすることを心がけたサービスが評判を得る。1975年生まれ、東京都浅草出身。

PROFILE:https://vs-group.jp/sozokuzei/profilefuruoya/
書籍:今さら聞けない 相続・贈与の超基本
Twitter:@tax_innovation
YouTube:相続専門税理士チャンネル【VSG相続税理士法人】

このページでは、ご自身にかかる「相続税の税額」を簡単に知る方法として、次の2つをご紹介します。

方法

相続税の早見表

▼遺産総額 配偶者と
子ども1人
配偶者と
子ども2人
子ども1人 子ども2人
4,000万 - - 40万 -
5,000万 40万 10万 160万 80万
6,000万 90万 60万 310万 180万
7,000万 160万 113万 480万 320万
8,000万 235万 175万 680万 470万
9,000万 310万 240万 920万 620万
1億 385万 315万 1,220万 770万
1.5億 920万 748万 2,860万 1,840万
2億 1,670万 1,350万 4,860万 3,340万
2.5億 2,460万 1,985万 6,930万 4,920万
3億 3,460万 2,860万 9,180万 6,920万

(単位:円)

「相続税の早見表」では、「遺産総額」と「相続人の構成」の組み合わせから、おおまかな税額をつかめます。

早見表の各部分の見方は、下記のとおりです。

相続税早見表の見方

項目 内容
①縦軸 ■ この遺産総額は、預貯金・不動産などの「プラスの財産」から、借入金などの「マイナスの財産」と「葬儀費用」を差し引いた金額
■ 「基礎控除」を差し引く前の金額なので注意
②横軸 ■ ご自身のケースでの「相続人の構成」を特定する方法は、「法定相続人の記事」を参照
③金額 ■ この金額は、法定相続分どおりに遺産を分けたときの、相続人が納める税金の「合計額」
■ たとえば、相続人が子ども2人なら、その2人で分担して表中の金額を納めることになる
■ ただし、配偶者の税額は「配偶者の税額軽減」を適用して0円としている
④ー(ハイフン) ■ 税額が発生しない「遺産総額」と「相続人の構成」の組み合わせの欄には、「ー」が記載されている

早見表の詳細は、次の記事をご覧ください。

上記の記事では、「子どもが3人以上いるケース」や「親・兄弟姉妹が相続人に含まれるケース」の早見表も掲載しています。

相続税の税額シミュレーション

相続税の税額シミュレーションでは、「家族構成」と「各種財産の価格」を入力することで、相続税の金額を概算できます。

ここで算出される金額は、「相続人が納める税金の合計額」です。たとえば、相続人が子ども2人なら、その2人で分担して算出された税額を納めることになります。

また、次の2点にもご留意ください。

留意事項

  1. 法定相続分どおりに遺産分割した場合を想定しているため、法定相続分どおりに分けなかったときは、算出された税額からズレる
  2. 配偶者の税額は、「配偶者の税額軽減」を適用して0円としている

以下では、シミュレーションを利用するにあたって、よくある次の質問にお答えします。

Q1:「不動産」の欄の記入方法は?

不動産の欄には、故人が所有していた「土地」や「家屋」の評価額の合計を入力してください。

まず、「家屋」については「固定資産税評価額」をそのまま使います。

固定資産税評価額は、毎年4~6月頃に市区町村から届く「固定資産税通知書」に同封されている「課税明細書」で確認できます。

固定資産税通知書の課税明細書のイメージ

続いて「土地」は、正確な評価額を求めるため、本来は「路線価方式」や「倍率方式」といった評価方法を用いなければなりません。

ただし、評価額の「目安」を知りたいときには、下記の式で簡単に計算できます。

計算式

土地の評価額の目安 = 土地の固定資産税評価額 × 1.14

家屋と土地の評価方法については、下記の記事で個別に詳しくお伝えしています。

首都圏にある土地

首都圏にある土地は近年、価格が高騰していることから、「固定資産税評価額 × 1.14倍」では、正しい相続税評価額とズレやすくなってきました。

そこで、現場の税理士の肌感覚としては「1.2倍」にすると、より実際の評価額に近い金額を算出できます。

Q2:「生命保険金」はどう入力すればいい?

生命保険金の欄には、受け取る保険金の合計額をそのまま入力してください。

生命保険金には「500万円 × 法定相続人の数」の非課税枠がありますが、シミュレーションでは自動で差し引かれるため、ご自身で計算する必要はありません。

なお、生命保険金が相続税の対象になるのは、「保険料の負担者」と「被保険者」がどちらも故人のケースです。

保険料を負担したのが故人以外のときは、所得税や贈与税の対象になるため、この欄には含めないようにしましょう。

Q3:「その他」に入力すべき財産は?

その他の欄には、自動車・貴金属・美術品・家具・家電などの財産の評価額を入力します。

ただし、これらの財産を1つずつ評価するのは手間がかかるため、シミュレーションで税額の目安をつかむ段階では、いったんすべて合わせて「10万円」と入力しても構いません。

正確な評価額を求める際の参考として、財産ごとの評価方法の一例を、下記にまとめています。

財産 評価方法
自動車 ■ 中古車業者の買取価格を使う
貴金属・宝石 ■ 貴金属は、業者の買取価格を使う
■ 宝石は、専門家に査定してもらう
美術品・骨董品 ■ 専門家に鑑定価格を出してもらう
家具・家電 ■ 中古市場で取引されている価格を使う
■ 5万円以下のものは、「家財一式 10万円」などとまとめることも可能

また、故人から生前贈与された財産のうち、相続税の対象になるものがあれば、この欄の金額に足すと、より正確な税額が算出されます。

生前贈与財産の相続税上の扱いについては、下記の記事をご参照ください。

Q4:小規模宅地等の特例は反映されている?

このシミュレーションでは、自動的には「小規模宅地等の特例」は反映されません。

「小規模宅地等の特例」は、故人の自宅の土地などを相続する際に、一定の要件を満たせば評価額を最大80%減額できる制度です。

もし、ご自身のケースでこの特例を使える場合には、適用後の土地の価格をシミュレーションに入力することで、より正確な税額を計算できます。

小規模宅地等の特例の詳細は、下記の記事でお伝えしているので、併せてご覧ください。

Q5:代襲相続がある場合は?

このシミュレーションでは、残念ながら「代襲相続が発生するケース」には対応していません。

代襲相続とは、「本来の相続人」がすでに亡くなっている場合に、「その人の子ども」が代わりに相続することです。

たとえば、相続人になるはずだった「子ども」がすでに亡くなっていたときは、故人の「孫」が代襲相続します。

代襲相続が起きると法定相続人の数や構成が変わり、相続税の計算も複雑になります。正確な税額を把握したい場合は、税理士にご相談ください。

相続税の目安がわかった後にやるべきこと

このページをご覧いただき、税額の目安がわかったら、早めに税理士に相談することをおすすめします。

早見表とシミュレーションでわかるのは、あくまで「税額の目安」です。まずは、税理士と話をして、次の2点を確認することから始めましょう。

確認すべきこと

  1. 本当に相続税の申告が必要なのか?
  2. 必要な場合、正確な税額はいくらか?

相続税の申告期限は、「被相続人が亡くなったことを知った日から10カ月以内」です。

専門家のサポートを早めに受けることで、ミスなくスムーズに申告を完了させられます。

私たちVSG相続税理士法人でも、相続税に関するご相談を無料で受け付けています。

初回の無料面談では、あなたの状況をお伺いしたうえで「税額の概算」をお渡ししていますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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