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最終更新日:2020/12/25

コロナ禍にこそビジネスチャンスが存在する!ビジネスの転換方法や創造方法をマインドと合わせて解説

この記事でわかること

  • コロナ禍のビジネスチャンスがわかる
  • ビジネスの転換方法、創造方法がわかる
  • ピンチをチャンスに変えるキーワードについて理解できる

2020年に始まった新型コロナの影響によって、ほぼ全ての企業や事業が打撃を受けているのではないでしょうか。

改善すべき問題が個々の企業や事業、店舗における人的なものであるならば、ステップを踏んで回復に向けて進むということになりますが、新型コロナという生物学的な問題を抱えているため、自社や自店舗だけの問題を改善すれば終わるというものでもありません。

かといって、ワクチン等の医療面での発展や、時間経過による拡散の終息を待ったとしても、そのまま経済を停滞させたままでは、この危機を乗り越えることはできません。

本記事では、コロナ禍だからこそ新たなビジネスの創造や既存ビジネスの転換を成し得るとして、そのマインドから手法について解説していきたいと思います。

逆境のなかにこそビジネスチャンスが存在する

1995年のWindows95の発売から、インターネットが一般にも普及し始め、現在のように発展しました。

これを急速に普及したと捉えるか、ゆるやかに拡大してきたと捉えるかは意見の分かれるところですが、2020年のコロナ禍において、テレワークや在宅勤務といった新しいネットワークインフラは加速度的な発展をわずか数カ月で達成してしまいました。

また、経営者も社員も「在宅勤務やテレワークでも仕事を円滑に進めることは可能」という意識に目覚めました。

そして、このような目覚めは働き方改革だけにとどまったものではありません。

企業同士の取引方法、マーケティング手法の変化、新しいコミュニケーションツールの拡大と、これまでのビジネススタイルに変化を起こす兆しが随所に見られるようになりました。

ビジネスの世界だけではなく、教育の分野でもリモート学習が広がり、これからの学習スタイルに変化が生まれています。

今後も、おそらく各業界はコロナ禍という逆境だからこそ、様々な可能性を見つけて、新たな発展を遂げていくのではないでしょうか。

新たなビジネスチャンスを探すときに大切なのは「戦略思考」

コロナ禍で新たなビジネスチャンスを探すときには、「こういう状況だから、この分野が伸びる」とか「このような状態が続くとどういったことが起こるか」といった戦略的な思考が重要になってきます。

例えば、新型コロナの影響によって伸びた業種は何かを考えてみましょう。

簡単なところでは、外出自粛によってネット通販、動画配信サービス、宅配事業などが好調です。

また、飲食店経営者は大打撃を負っていますが、外出せずに飲み会も自粛しているサラリーマンなどは、逆にお金を使う機会が減って、株式への投資などが進んでいるようです。

簡単に口座開設できることから、ネット証券の稼働口座数は過去最高レベルとなる会社も多いといいます。

一方、医療機器メーカーなどの事業は堅調に推移していそうに見えますが、病床が確保されて埋まってしまい、外科手術ができなくなるという事態になるケースも多く、厳しい状況に陥っているというところもあります。

このような短期的な予測を行うことで、戦略的思考の入口をノックすることができます。

ただ、ここで思考を止めてしまうと、短期的な株の売買は行えても、中長期的なビジネスに繋げることはできません。

例えば、本社機能を地方に移転する企業がありますが、リモートワークはどこまで根付くのかといった問題があります。

このまま、リモートワークが常態化すると、都心のオフィスを維持する必要がなくなり、不動産価格は暴落するかもという予測もできます。

また、現状大きな影響を受けているホテル、航空会社、鉄道などは、このまま衰退していくのか?インバウンド需要はもう二度と生まれないのか?ということも考える必要がでてきます。

ただ、人間の本能的な欲求である「人とつながりたい、触れ合いたい」「未知なるものを体感したい」「海外など行ったことがないところに行ってみたい」といったものは、抑え続けることができないのではないでしょうか。

目まぐるしく環境は変わっていきますが、このような人間の本能レベルの欲求を理解し、自分の頭で考えることが必要です。

戦略思考で新たなビジネスチャンスを探していきましょう。

「既存ビジネスの転換」と「今後伸びるビジネスの創造」を考えよう

現時点では、コロナ禍が2020年内に終息し、元の生活に戻るということは考えづらく、この状態が2年は続くという見方が大半です。

このような状況の中、衰退してくのは「不要不急」「3密」に関係するビジネスではないでしょうか。

今現在、すでに大きなビジネスを展開してしまっている場合、方向転換を行うことは容易ではありませんし、問題も山済みです。

ですが、これから事業を始めようとする人、事業を本格的に大きくしようと考えている人にとっては、大きなチャンスです。

既存ビジネスの転換

自身の事業がどんなものであったとしても、まず取り組むべきは、「不要不急」といわれない商品やサービスを追加することです。

例えば、人と触れ合う機会を作ってしまうハウスクリーニングの仕事でも、「消毒・殺菌」を通常のクリーニングに加えることで、「必要至急」と認識されます。

大きな会社では、固定費も大きいため、なかなか方向転換や、サービスを追加することができませんし、時間がかかります。

ですが、まだ小規模な事業展開を行っている場合は、コロナ禍による行動様式や需要の変化に対応し、自粛時、日常生活時のどちらにも対応できるビジネスを提供することができるのではないでしょうか。

今後伸びるビジネスの創造

これからビジネスを始めるという方は、このコロナ禍をチャンスとして、既存ビジネスに縛られないビジネスモデルや、伸びていく業界はどこなのかを考える必要があります。

例えば、在宅勤務の増加にともなって、小規模なリフォームの需要は増えるでしょうし、自宅で過ごす時間の増加によって、巣ごもり消費や、中食、小口宅配、動画配信サービスなどの分野は伸びていくでしょう。

また、オンライン化もひとつのキーワードです。

リモートワーク以外にも、美容、フィットネス、教育、カウンセリング、占いなど、個人でも活躍できる分野は、オンライン化によって広がっています。

これらは、初期投資も低いですし、今後ますます需要が伸びていくのではないでしょうか。

これからビジネスを始める場合は、いきなり大きな投資を行わず、小回りの利く規模で事業をスタートし、環境の変化に柔軟な対応をすることが求められます。

ピンチをチャンスに変える「3つのS」

コロナの終息は見えず、ウィズコロナという状況の中、引き続きピンチであることは間違いありません。

ですが、ピンチを嘆いていても仕様がありません。

世の中が完全にコロナ前に戻るということはもうないでしょうから、今求められるのは、ピンチをチャンスに変えて、新たなビジネスを展開してくことです。

ピンチをチャンスに変えるために重要なことは、「3つのS」というキーワードです。

3つのSとは、

  • ・Speed スピード
  • ・Small スモール
  • ・Social ソーシャル

です。

それぞれの「S」について説明していきましょう。

(1) Speed スピード

通常の場合でも重要ですが、コロナ禍で日々状況が変化していく中でスピードは特に重要です。

例えば、感染対策としてすっかり定着したマスクについても、取り巻く環境や状況は日々変化してきました。

2020年2月から品薄状態が続き、最初はいかにマスクを入手するかが重要でした。

その後は、一般的な使い捨てタイプの品薄によって、布マスクや手作りマスクの需要も高まりました。

しかし、マスクの供給が安定してくると、価格だけはなく、デザインや機能性などの要素が注目を集めるようになり、ファッションに合ったマスクや、夏場の冷感マスクなどへとシフトしてきました。

このように、刻一刻と変化する需要に対して、検討に検討を重ねたり、じっくり調査してから決定しようなどと言っていると、完全に取り残されてしまいます。

コロナ禍という状況だからこそ、いかにスピードをもって臨機応変に対応できるかが鍵となります。

(2) Small スモール

小さく生んで、変化に合わせて小回りの利く展開をするためには、事業がスモールであることが必要です。

新型コロナは、この先どうなっていくか正確には予測できません。

ウイルスが変異して、さらに拡大する可能性もありますし、政府の方針や政策が変更になって想定した事業展開ができない恐れもあります。

そんな中で、大きな投資を決断することはリスクが高すぎます。

いかにお金を掛けずに事業を始めるか、始めた後も状況に合わせていかに変化していくかという意味でスモールは重要です。

小さい事業だからこそ、できることもあります。

常に変化していくためにも、小さく事業を始めることを心がけましょう。

(3) Social ソーシャル

これからのビジネスは、共感や応援といった社会性が、より重要視されていくのではないでしょうか。

SNSなどのショーシャルネットワークだけではなく、クラウドファンディングによる資金集めにも大勢の方が参加するようになりました。

これまでも被災地への寄付や応援消費はありましたが、新型コロナの影響によって苦境に立っているホテルや飲食店、地方の生産業者などを応援する消費が広がっています。

また、クラウドファンディングでも以前とは比較にならないほど多額の資金集めが可能となっています。

コロナ禍で、直接的な人との接触は避けられるようになっていますが、SNSでの顧客とのコミュニケーションはビジネスする上でも重要な役割を果たしています。

まとめ

コロナ禍が収まるにしろ、常態化するにせよ、一度変化した生活様式が完全に元に戻ることはないでしょう。

そして、これからも働き方、通勤方法、生活、旅行、行楽などは変化していくことになります。

自身のビジネスを予測することは非常に難しいことですが、これまでの常識や固定概念に捉われずに、アンテナを高く伸ばして、変化に対応していきましょう。

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