最終更新日:2024/2/7
セーフティーネット保証:4号(6/10更新)
融資関係
概要
信用保証協会が行う新型コロナウイルス対策です。もともと大雨や地震などの突発的な自然災害を受け、売上高が減少している中小企業を支援する措置です。今回の新型コロナウイルス対策としては、全国が指定エリアになっています。保証協会が借入金の100%を保証しますので、万が一、返済ができなくなった場合には保証協会が肩代わりをしてくれます。そのため、金融機関が積極的な融資を実施しやすくなります。
具体的な内容
- 借入の100%を保証協会が保証
- 一般保証枠とは別枠で最大2億8千万円を保証。ただし無担保保証は8,000万円まで
- 信用保証料として借入金の1%を最初に支払う
- 金利は1%前後
- 各都道府県の信用保証協会が窓口を設定しています。
- 市区町村に認定申請を行い、認定申請書を取得したあと、金融機関に提出して保証協会の保証付き融資を申し込んでください。
- 指定期間は、令和2年2月18日から令和2年9月1日まで。(6月2日更新)
※指定期間とは認定の申請をすることができる期間のことです。3ヶ月毎に調査の上延長するかどうかが検討されます。
要件
- 直近1ヶ月の売上が前年同月比で20%以上の減少し、かつ、
その後2ヶ月を含む3ヶ月の売上が前年の同期と比較して20%以上減少の見込み - 3ヶ月以上継続して事業を行っていること(3月13日規制緩和)
- 指定地域において、1年間以上継続して事業を行っている
よくある質問
- セーフティーネット保証4号の手続きは、どうやって始めればいいですか?
- 各都道府県の信用保証協会に認定の相談に行くことから始まります。
こちらに各都道府県の保証協会の住所があります。
全国信用保証協会連合会「お近くの信用保証協会」 - 申し込みにはどんな書類が必要でしょうか?
- 申し込みは以下の書類が必要です。
- 認定申請書(実印押印)2部
- 売上高計算表 1部
- 最新の確定申告書又は決算書一式
- 売上高等の実績が確認できる書類(試算表、売上台帳等)
- 法人は履歴事項全部証明書のコピー(3か月以内に発行されたもの)
- 売上高が確認できる資料とは何ですか?
- 直近の売上高については、試算表や月別の損益計算書、法人事業概況説明書の売上高の欄、決算書の月別の売り上げ状況の欄などを指します。直近の試算表が作成されていない場合、任意の様式でも受付可能です。
- 直近の売上高とはいつの売上のことですか?
- 原則として、申請日の前月1か月を指します。
(例:令和2年5月に申請する場合→令和2年4月1日~令和2年4月30日までの売上)
ご自分で会社設立するのは大変です。全体の流れを理解して、手続きのすべてを調べなければいけません。(さらに設立費用も高くなります) それでも、「自分自身で会社設立をしたい!」という方のために、株式会社・合同会社設立についての情報をまとめました。よろしければご参考にして下さい。