会社設立の代行サービスはどんな感じ?|【誰でもわかる 】カンタン解説!
前回のエピソード <<会社設立で決めることは何?|【誰でもわかる 】カンタン解説!
会社設立代行を委任
お疲れ様でした! これで必要なものは全て揃ったので、後は我々に委任してくだされば代行で会社を設立することができます。
ついにここまできましたね!里奈さん!
ドキドキしてきましたね。
……………。
会社設立代行費用
…いや、喜ぶにはまだ早いですよ
え?
五味さん、ベンチャーサポートに会社設立代行を委任すれば、全てうまくいくというのは分かりました。
でも、代行手数料とかいって法外な額を請求するつもりなんでしょう? こちらが何も知らないのをいいことに、足元をみて。
なんですって!? それはひどいわ。ぬか喜びとはこのことよ。
いや、我々は定款の認証も設立登記申請も無料で代行します。
ええっ!?
無料? なんで?
我々は税理士として顧問契約を結んでくれることを条件に、グループの行政書士と司法書士の料金を無料にしているのです。
税理士? 顧問契約?
謎は多いけれど、ベンチャーサポートなら会社設立代行の費用が全て無料になるということはわかったわ…
自分で会社設立手続きする場合のメリット・デメリットをまとめました
会社の設立手続きは、時間と労力をかけて自分でやろうと思えば決してできないということはありません。
会社の創業時にはまだ売上も安定していないことが多いでしょうから、少しでもコストをかけないようにするために設立手続きは自力で行うという人も少なくないでしょう。
また、自分は創業者でまさしく「会社の生みの親」だから、設立手続きも自分でやっておきたいという方もおられるかもしれません。
しかし、結論からいうと、法律的な事務経験のない人が会社の設立手続きを自力でやろうとすることはおすすめできません。
ここまで見てきたように会社の設立手続きにはぼう大な時間とコストがかかりますし、これまでに経験のない方の場合は設立手続きについて一から勉強しないといけなくなります。
そうなると、創業時の企業にとって大切な経営者の時間と労力を浪費してしまうことにもなりかねません。
もし、自分で会社設立を行うことを検討していたという方は、以下で解説する「自力で会社設立を行うメリットとデメリット」を確認しておいてください。
まずは気になる費用面を再確認しておきましょう。
会社設立のために法律上必要になるお金は合計24万2000円、電子定款を使う場合には20万2000円でした。
内訳は以下のとおりです。
- 法定費用の内訳
- 1 収入印紙代:4万円(電子定款だと不要)
2 定款認証の費用:5万円
3 定款の謄本作成料:2000円
4 登録免許税:15万円
これに加えて、法人の実印(5000円程度)や、個人の印鑑証明取得費用(約300円×人数分)、登記簿謄本の取得費用(約500円×必要部数)が合計で1万円程度発生します。
例) 資本金1,000万円で株式会社を設立した場合
資本金1000万円の会社を設立する場合を例に費用のシミュレーションをしてみましょう。
まず、自分で会社設立手続きを行う場合の費用は以下のようになります。
- 役所支払費用(自分)
- 1 収入印紙代:4万円
2 定款認証の費用:5万円
3 定款の謄本費用:2000円
4 登録免許税:15万円
- その他費用(自分)
- 1 会社の実印代:約5000円
2 発起人個人の印鑑証明代:約300円×人数分
3 会社の登記簿謄本発行代:約500円×必要部数
合計するとおよそ25万円ということになります。
最初から専門家に代行を依頼した場合を詳しく見てみると、以下のようになります。
専門家の事務所の場合、電子定款は問題なく利用できますから、役所に払う費用は印紙代を除いた以下の金額です。
- 役所支払費用(代行)
- 1 定款認証の費用:5万円
2 定款の謄本費用:2000円
3 登録免許税:15万円
一方で、その他の費用として専門家の代行手数料が必要になります。(ベンチャーサポートでは0円)
- その他費用(代行)
- 1 会社の実印代:約5000円
2 発起人個人の印鑑証明代:約300円×人数分
3 会社の登記簿謄本発行代:約500円×必要部数
4 代行手数料:5万円~が相場(ベンチャーサポートでは0円)
合計すると、専門家に会社設立の代行を依頼した場合には26万円程度が相場ということになりますね。
このように、設立にかかる費用の金額面だけを比較していくと、結局は自分で時間とコストをかけて設立手続きを行っても、
得をするのは1万円程度…ということになります。
会社の設立を行うときに、事業の基礎固めとして社長がどのような活動を行うか?はその後の会社の利益に大きな影響を与える可能性があります。
この大切な時期に会社設立に時間を取られてしまうことは事業にとってプラスになるのかどうか?は冷静に検討してみる必要があるでしょう。
ただし、会社設立の手続きを自力で行うで会社法の知識を身に付けたいという方や、今後のために法律上の注意点などを知っておきたいという場合には自力で会社設立を行うことには一定の意味があるといえます。
専門家に依頼することで会社設立の失敗を防ぐ!
「会社設立には正しい設立と間違った設立がある」ということです。
そしてもし「間違った設立」をしてしまえば、何百万円という大きな損をしてしまうのです。
「間違う」と言っても「法的に手続きを間違う」というわけではありません。
法的に間違ったら会社はできませんからね(笑)。
設立後の失敗を防ぎたい方は、下記のサイトから会社設立で失敗しない!?会社設立10のルールをお読みください。
税理士顧問サービス
会社を経営していると、税金が関わってきます。確定申告もそうですし、売上がある度に様々な税務の手続きが発生するんですよ。
税務や会計は、考えるだけで頭が痛くなってくるわね。
税理士と顧問契約を結ぶのは、会社にとって非常に大きなメリットがあります。むしろ、いいことづくめです。
正しい情報で節税対策が立てられるし、資金繰りのアドバイスもできるし、銀行から借り入れをするときなどにも税理士の知識は非常に役に立ちます。
確かに… 里奈さん1人で全部やるのは大変そうだ…
費用も決して高くありません。
経理や会計などの事務手続きをさせるために人を雇うより、遥かに安い値段で的確なアドバイスをすることができるんです。
事業を始めたばかりの会社でも必要になるのかしら?
会社は設立前も大変ですが、設立後もすごく大変なんです。
すぐに税務署、地方自治体、年金事務所への届け出が必要になったり、事業によっては開業のために手続きが必要になったり…
もうやめて!! それ以上、聞きたくないわ!
五味さん、言って良い事と悪い事がありますよ…
いや、めちゃくちゃ普通に事実を申し述べたまでなんですが。
…設立後もやることは多いのね。
ご安心ください。ベンチャーサポートは総合的に会社経営を支援するサービスですので、困りごとがあったら何でも相談していただけるのが強みです。
設立だけを手伝うのではなく、二人三脚で会社を盛り上げていけるような、そういうWin-Winの関係性をクライアント様と築き上げていきたいと思っています。
税務や会計のために時間と労力を割き、余計なストレスをかけるくらいなら、専門家に全部お任せした方が会社の発展につながるわ。顧問契約、結びます!
ちょっと、大丈夫なの、里奈さん。アルコールが入ってハイになってるんじゃない?
あれぐらいで酔っ払うわけないじゃない! キャハハハハ!
(…まぁ、いっか。里奈さん、楽しそうだし。)
ベンチャーサポートの司法書士・行政書士を中心とした会社設立チーム
後日、正式に里奈さんは委任状にサインをし、ベンチャーサポートに会社設立代行を依頼しました。
僕はその後、ベンチャーサポートがどのようにして定款や登記申請書類の作成を代行しているのか見学してきました。
ベンチャーサポートのスタッフである行政書士や司法書士といった国家資格を持った人達が、書類の作成を代行している様子を目の当たりにしました。
みなさん、ものすごく真剣です。
定款の認証や設立登記申請の代行だけではなく、特殊な事業の「開業届」に必要な書類作成を代行したり、かなり複雑で難しい仕事をこなしています。
法律の専門家というのは、とても頼れる存在だなと思います。
スタッフの方に「どんな気持ちでこの仕事をしているんですか?」、と質問したところ
「会社設立は人生のかかる一大イベントです。お客様にとっては1社目の会社なので、本当に大切に想いながら書類をつくったり、手続きを代行したりしています!」
というメッセージをいただきました。
会社の良きパートナーとして、親身に寄り添う姿勢が素晴らしいと思います。
まとめ
こうして無事、全く知識がなかった里奈さんでも、株式会社設立の夢を叶えることができました。
株式会社ビビッドガーデン(vivid garden)、設立おめでとうございます!!
しかし、これはゴールではなくスタートです。
これから株式会社ビビッドガーデンの歴史が始まり、その成長を共に見守ってくれる仲間としてベンチャーサポートのサービスがあるのだと思いました。
いつまでも仲良く、二人三脚で頑張って欲しいです。
里奈さんの未来に幸あれ! 応援します!