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最終更新日:2026/2/9

アメリカの有名な起業家を紹介!どんな人が起業家に向いている?

森 健太郎
この記事の執筆者 税理士 森健太郎

ベンチャーサポート税理士法人 大阪オフィス代表税理士。
近畿税理士会 北支部所属(登録番号:121535)
1977年生まれ、奈良県奈良市出身。
起業・会社設立に役立つYouTubeチャンネルを運営。

PROFILE:https://vs-group.jp/tax/startup/profile_writing/#p-mori
YouTube:会社設立サポートチャンネル【税理士 森健太郎】
書籍:プロが教える! 失敗しない起業・会社設立のすべて (COSMIC MOOK) ムック

アメリカの有名な起業家を紹介!どんな人が起業家に向いている?

この記事でわかること

  • アメリカで有名な起業家
  • アメリカの起業家の特徴
  • 日本とアメリカの起業文化

アメリカは、世界的なサービスやテクノロジーを生み出している有名な起業家が多い国です。

Apple、Google、Microsoft、Meta、Amazonなど、日本でも馴染みのある多くの企業がアメリカの起業家によって設立されています。彼らはビジネスで成功しただけではなく、新しい価値観やライフスタイルを創り出した存在ともいえます。

この記事では、アメリカの有名起業家を紹介し、共通する特徴や日米の文化的な違いを解説します。また、性格診断「MBTI」の視点から、どんな人が起業家に向いているかも整理します。

起業に興味がある人はもちろん、キャリア形成や働き方に悩んでいる人にも参考になる内容です。

なお、日本人の有名起業家については以下の記事で紹介しています。興味があればご参照ください。

個人事業と法人の違い、会社設立の流れ、必要書類、費用など会社設立の全体像をわかりやすく解説!

アメリカの有名起業家

アメリカには、世界的な企業を生み出した有名な起業家が多く存在します。

彼らは新しいサービスやビジネスモデル、技術を生み出しただけではなく、個人の働き方や生活習慣、情報の届け方などで社会に大きな影響を与えてきました。

特にITやインターネット分野では、個人の発想が大きな成果につながった事例も多く、若い起業家が世界的企業を生み出す例もよく見られます。

ここでは、アメリカを代表する起業家を紹介します。

スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズは、パーソナルコンピュータやスマートフォンを世界に広めたAppleの共同創業者です。iPhoneやiPadなど、世界中の人々の日常に欠かせない製品を世に送り出しました。

複雑なしくみを感じさせないシンプルな操作性や、スタイリッシュなデザインを追求する姿勢は、今でも多くのユーザーに支持されています。

また、製品の発表会でストーリー性のあるプレゼンテーションを行ったことでも知られ、封筒からノートPCを取り出した演出は有名です。

アイデアだけでなく、ブランドの世界観を人に伝えることにも長けていました。彼の思想は、今もApple製品の開発哲学に生きています。

氏名 スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)
企業名 Apple Inc. / ピクサーアニメーション・スタジオ / NeXT
生年月日 1955年2月24日(享年56歳)

イーロン・マスク

イーロン・マスクは、電気自動車メーカーのTeslaや、民間宇宙開発企業のSpaceXを率いる起業家です。

地球規模の課題に挑む姿勢が特徴で、持続可能なエネルギー社会の実現や、火星移住計画など、未来を見据えたビジョンを掲げています。

Teslaは、電気自動車を一部の愛好家向けのものから一般消費者にとって身近な存在に引き上げた存在といえます。

また、ビジネス上の発言やSNSでのやり取りが注目されることも多く、賛否の議論が起こりやすい人物でもあります。

既存の枠組みを超えた挑戦を続ける姿勢が、多くの起業家や投資家に影響を与えています。

氏名 イーロン・マスク(Elon Musk)
企業名 Tesla / SpaceX / X(旧Twitter)ほか
生年月日 1971年6月28日

ラリー・ペイジ

ラリー・ペイジは、Googleの共同創業者です。インターネット上の膨大な情報を整理し、必要な情報に素早くアクセスできるしくみを構築しました。

Googleは検索サービスだけではなく、地図、翻訳、動画共有、スマートフォンOSなど、多くの分野に事業を広げています。それぞれのサービスが相互につながり、今では私たちの日常生活に欠かせない存在です。

また、将来を見据えた研究開発への投資を重視し、自動運転技術やAI分野にも積極的に取り組んでいます。

氏名 ラリー・ペイジ(Lawrence Edward Page)
企業名 Google / Alphabet Inc.
生年月日 1973年3月26日

セルゲイ・ブリン

セルゲイ・ブリンは、ラリー・ペイジとともにGoogleを共同創業した起業家です。

スタンフォード大学でラリー・ペイジと出会い、検索エンジンに関する論文を共著しました。そして検索エンジンのアルゴリズム開発に関わり、学術的な研究成果を実用的なサービスへと発展させました。

また、ブリンは長期的な技術革新にも注目しており、自動運転技術、AI、ウェアラブルデバイスなど、未来社会に向けたプロジェクトの推進に力を注いでいます。

社会全体の利便性を高める研究開発に意義を見出す起業家です。

氏名 セルゲイ・ブリン(Sergey Brin)
企業名 Google / Alphabet Inc.
生年月日 1973年8月21日

ビル・ゲイツ

ビル・ゲイツは、ポール・アレンとMicrosoftを創業した起業家です。今でも多くのパソコンで使用されているシステム「Windows」を開発しました。

Windowsの登場で、当初は専門家でなければ使用が難しかったパソコンが、誰でも使えるものとなりました。

技術力だけでなく、市場の拡大戦略やライセンスビジネスの構築に長けており、会社を短期間で大きく成長させた優秀な経営者でもあります。

2000年に「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を設立し、教育、医療、公衆衛生、貧困問題などに継続的な支援を行い、世界規模で社会課題の解決に取り組んでいます。

氏名 ビル・ゲイツ(William Henry Gates III)
企業名 Microsoft Corporation
生年月日 1955年10月28日

マット・マレンウェッグ

マット・マレンウェッグは、世界中のウェブサイトで採用されているWordPressの開発者です。

WordPressは、専門知識がない人でもサイトを作成・運用できるしくみを提供するもので、このサイトも含め、企業サイト、個人ブログなど幅広い場面で利用されています。

マレンウェッグは、2008年にApple創業者のスティーブ・ジョブスやAmazon創業者のジェフ・ベゾスとともに「インターネットで最も影響力のある25人」に選ばれました。

マット・マレンウェッグは、AutomatticのCEOとして活動しています。

氏名 マット・マレンウェッグ(Matthew Charles Mullenweg)
企業名 Automattic, Inc.
生年月日 1984年1月11日

マーク・ザッカーバーグ

マーク・ザッカーバーグは、大学在学中にFacebookを開発した、Meta Platforms, Inc.(旧Facebook, Inc.)の共同創業者です。

起業家でもあり、また、SNSという革新的なツールを開発したプログラマーでもあります。

Facebookの利用者同士が情報を公開し合うしくみは、多くの人のコミュニケーションのあり方に変化を与えました。

現在は、SNSのみならず仮想空間(メタバース)の開発にも取り組んでいます。デジタル空間での交流や仕事が当たり前になる未来を見据えて、長期的な視点でシステム開発をしています。

氏名 マーク・ザッカーバーグ(Mark Elliot Zuckerberg)
企業名 Meta Platforms, Inc.(旧Facebook, Inc.)
生年月日 1984年5月14日

ジェフ・ベゾス

ジェフ・ベゾスは、世界最大級のインターネットサービス・Amazonを創業した起業家です。

インターネットが普及していない時期にオンライン書店を作り、そこから現在の総合的なプラットフォームへと成長させました。

Amazonの主な特徴は、迅速な配送と豊富な品ぞろえです。レビュー機能など、顧客の利便性を最優先にしたサービス改善にも継続的に取り組んでいます。

また、動画配信や音楽、スマートホームも展開し、生活に溶け込むサービスを提供しています。

2000年9月には、宇宙開発企業Blue Originを設立し、有人宇宙事業も展開しています。

氏名 ジェフ・ベゾス(Jeffrey Preston Bezos)
企業名 Amazon.com, Inc.
生年月日 1964年1月12日

デイヴィッド・カープ

デイヴィッド・カープは、ブログプラットフォームのTumblrを創業した起業家です。

Tumblrは、シンプルな操作性と自由なデザイン性で多くの人から支持され、若いユーザーを中心に利用が広がりました。

なお、カープは2017年にTumblrのCEOを辞任しています。

氏名 デイヴィッド・カープ(David Karp)
企業名 Tumblr(元CEO)
生年月日 1986年7月6日

アラシュ・フェルドウシー

アラシュ・フェルドウシーは、オンラインストレージサービスのDropboxを共同創業した起業家です。

Dropboxとは、ファイルをクラウド上で保存して複数の端末からアクセスできるしくみで、今ではビジネスシーンで広く利用されています。

クラウド上でファイルを保管・共有することで、USBメモリやCD-Rでの受け渡し、資料のメール添付といった手間を省き、いつでも最新データを共有できるようになりました。

クラウドサービスが一般化した現在でも、Dropboxは「使いやすいオンラインストレージ」として定着しています。

氏名 アラシュ・フェルドウシー(Arash Ferdowsi)
企業名 Dropbox, Inc.
生年月日 1985年10月7日

グレッグ・ブロックマン

グレッグ・ブロックマンは、人工知能の研究と社会実装を進めるOpenAIの共同創業者です。

AI技術が急速に発展する中で、多くの人が利用できる生成AIの研究開発を進めてきました。

ChatGPTに代表される生成AIの技術は、今、最も将来性があるビジネス分野の1つです。すでに多くの人々に利用されており、仕事の進め方や情報への向き合い方、社会のしくみにも大きな影響を与えています。

また、OpenAIはシンギュラリティなどが懸念されるAI領域において「安全性」を重視した研究を継続し、技術が社会に与える影響を考慮しながら開発をしています。

氏名 グレッグ・ブロックマン(Greg Brockman)
企業名 OpenAI
生年月日 非公開 ※2026年1月時点

ジェンスン・フアン

ジェンスン・フアンは、NVIDIAの共同創業者です。

もともとGPUはゲームや映像処理のために利用されていましたが、フアンはその高い並列計算能力がAIの学習処理に向いていることに注目して開発を進めた人物です。

ゲーム会社向けの製品を主軸にしていた時期から、AIや自動運転、ロボティクスなど、次の産業分野を見据えた技術開発へと舵を切り、企業の成長を加速させました。

今では、NVIDIAはAIの根幹を支える企業として知られ、世界中の産業や研究機関から注目されています。

氏名 ジェンスン・フアン(Jensen Huang / Huang Renxun)
企業名 NVIDIA Corporation
生年月日 1963年2月17日

アメリカの有名起業家の特徴は?

ここまで、アメリカの有名な起業家を紹介しました。誰もが知る企業の創業者であり、社会に大きな影響を与えた人物ばかりです。

そんなアメリカの有名起業家たちに共通点はあるのでしょうか。それぞれ事業内容や規模は異なりますが、新しい技術やアイデアで社会の「当たり前」を変えていく革新的なサービスを展開している点は共通だといえます。

以下では、アメリカの有名企業家の特徴を整理します。

国際的な大企業やサービスが多い

アメリカの企業は、国内だけでなく国際的な市場を念頭に置いて事業を展開する傾向があります。

Google、Apple、Amazon、Metaなどは、設立当初からグローバルな視点でサービスを展開している企業です。

アメリカは多民族国家であり、世界への影響力も大きい国です。

異なる文化や価値観が共存する社会で開発されたサービスや技術には、多様なニーズに対応できる柔軟性があります。

アメリカの有名企業は、人々の生活やビジネスをより便利にするサービスや技術を浸透させ、安定経営の世界的な企業に成長しているのです。

ITやインターネット関連のサービスが多い

アメリカの起業家には、ITやインターネット関連の分野で成功した例が多く見られます。

Google、Amazon、Appleをはじめ、DropboxやOpenAIなどもIT関連の世界的な企業です。

アメリカでは、プログラミング教育も盛んに行われており、新しい技術やサービス、アイデアが生まれやすい環境が整っています。

スマートフォンやSNS、検索エンジンといった日常生活に不可欠のサービスが、アメリカの起業家によって生み出されてきました。

MBTI診断について

起業家に向いている性格の指標として、MBTI診断が使われることがあります。

MBTIとは、人の性格傾向を16タイプに分類するというものであり、考え方や行動の傾向を整理する際に役立つ指標です。

1つの性格の分類

MBTI診断は、スイスの心理学者・ユングの「心理学的類型論」をもとに作られ、外向・内向、直感・感覚、思考・感情、判断・知覚の組み合わせから構成されます。

この分類は、個人の優劣ではなく、考え方や性質の違いを整理するためのものです。自分や他者のタイプを診断することで、得意なことやコミュニケーションの特徴を知ることができます。

起業家に限らず、キャリア形成や自己理解のために利用されている診断の1つです。

日本とアメリカの起業の違い

日本とアメリカでは、起業に関して多くの違いがあります。制度や文化における両者の違いが、起業家の動き方に影響しているといえます。

会社設立手続きのシンプルさ

アメリカは、会社設立の手続きが比較的簡単であるとされています。

オンライン提出に対応する州も多く、事業開始に必要な手続きもシンプルで、起業しやすい環境だといえます(ルールや要件、処理期間などは州や法人形態などで差があります)。なお設立後には、税務などでEIN(雇用主識別番号)取得が必要になる場合もあります。

参考:Get an employer identification number|Internal Revenue Service

一方、日本では、会社設立にあたり、定款の作成や公証役場での定款認証、設立登記など、複数の手続きを踏む必要があります(株式会社の場合)。

設立後も、税務署などへの届出(法人設立届出書など)が必要です。

参考:C1-4 内国普通法人等の設立の届出|国税庁

制度の厳格さは信頼性という意味では大きなメリットですが、起業に向けて動き始めるハードルが高くなる面もあります。

失敗を恐れない文化

アメリカには、挑戦と失敗は成長の過程として受け止める文化があります。若い起業家がビジネスに挑戦することに対し、社会的な抵抗が少ないといえます。

日本では、企業も個人も失敗を避ける傾向が強く、事業がうまくいかなかった場合に評価や信用が下がりやすい傾向があります。

資金調達のしやすさ

アメリカでは、スタートアップを支援する投資家やベンチャーキャピタルが多く、技術やサービスに将来性があると判断されれば、投資家からの援助を受けやすいです。

一方、日本での資金調達では、自己資金や融資、助成金が中心となる場合が多く、成長段階に応じた柔軟な調達が難しいこともあります。

そのため、アイデアはあっても、事業を発展させるスピードが遅くなることも珍しくありません。

アメリカの起業家は革新的なサービスを開発した人物が多い

アメリカで活躍する起業家には、新しい価値や革新的なサービスを生み出した人が多く見られます。

Apple、Google、Amazonなど、世界中で利用されるサービスは、個人の生活や働き方に大きな影響を与えてきました。

アメリカでは、挑戦を前向きに受け止める文化や、資金調達を支援する環境が整っており、新しい事業が生まれやすい土台があります。

一方、日本でも近年はスタートアップ支援が進み、起業の選択肢は広がっています。自分のアイデアを形にしたいと考える人にとって、起業はより身近なものになりつつあります。

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会社設立全知識

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