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最終更新日:2022/6/7

【2020年最新】新規ビジネスのネタ探しをしている方に!考えるためのヒント

税理士 鳥川拓哉
この記事の執筆者 税理士 鳥川拓哉

ベンチャーサポート税理士法人 税理士。
大学を卒業後、他業種で働きながら税理士を志し科目を取得。
その後大手税理士法人を経験し、現在に至る。

PROFILE:https://vs-group.jp/tax/startup/profile_writing/#p-tori

この記事でわかること

  • 新規ビジネスのネタを出す方法がわかる
  • ネタをアイデアとしてまとめる方法がわかる
  • 2020年最新の新規ビジネスのネタとなるヒントがわかる

新型コロナの影響によって、業績が落ち込んだ事業者も多く、感染症対策など社会や経済を取り巻く環境も大きく変化しました。

新しいビジネスを始めるには、よい環境といえないかもしれませんが、このような環境だからこそ、今までにないビジネスも生まれるのではないでしょうか。

本記事では、新規ビジネスのネタを探している方に向けて、ネタを出すための方法から、2020年最新版の新規ビジネスのネタに繋がるヒントや業界動向について解説していきたいと思います。

新規ビジネスのネタを出すために考えなければいけないこと

新規ビジネスを展開し成功するためには、ビジネスの核となるアイデアの斬新さや事業計画の差別化が求められます。

斬新なアイデアは、資金を集めるための求心力となりますし、差別化された事業計画は、実現性も高く、長期的にも安定した収益を見込むことができます。

ここでは、新規ビジネスのネタを出すためには、どのような方法があるかについて説明していきます。

自分にできることを整理する

新規ビジネスのネタを発想するためには、「自己分析」から始めることをお勧めします。

漠然と新規ビジネスについて考えても、なかなかアイデアは出てきません。

また、世間一般のトレンドを意識し過ぎて、既存ビジネスの真似になってしまうことも多々あります。

ビジネスで重要なことは、他のビジネスとの差別化です。

よくあるビジネスの焼き直しでは、出資者を説得できませんし、顧客をうまく掴むこともできません。

そうした「ビジネスの真似」にならないためにも、自己分析をお勧めします。

具体的な方法としては、これまで自分が経験してきた仕事や趣味をどんどんノートに書き出していきましょう。

さらに、その中からずっと取り組んできたものや、これは得意だといえるものをピックアップしてみてください。

選んだものを、そのまま新規ビジネスにするというわけではありませんが、少なくとも自分がやりたくない仕事や、不得意と思われる仕事を事業の柱にしてはいけません。

そして、この段階では具体的なビジネスにまで落とし込まれていなくて構いません。

大まかに、こんな分野でビジネスをしたいと決められたら、自分が展開したいと思える業界について調べていきましょう。

このような業界の環境分析を行うことで、どんな問題を抱えた業界なのか、どんな顧客が見込まれるかを知って、新しいビジネスの方向性が見えてくるでしょう。

新規ビジネスを考える上では、やはり自分に合っている、やりたい仕事であるということは重要です。

やる気を持ってビジネスに打ち込むことで、事業を成功させる確率は高まります。

自分が不都合に感じていることにヒントが

新規ビジネスのネタを考えるときは、どんなビジネスを展開するかという経営者的な視点だけでなく、自分も一消費者であり、顧客となる立場であることを認識しなければなりません。

日常の生活で、不便に感じることや、不満に思っていることを思い出してみてください。

そして、その内容を自己分析のときのように紙に書き出していきましょう。

普段は何気なくスルーしてしまっていることでも、紙に書き出して改めて考えてみると、自分だけではなく、他の人たちも困っている、不満に思っているということがあります。

それは、一部の限られた人だけに当てはまることかもしれませんが、丁寧に見ていくことで、新規ビジネスのネタに育つことがあります。

また、そうして洗い出した不満点や不都合な点を周囲に聞いて確認していくのもよいでしょう。

こうした日常の不満点は、漠然と質問するとなかなか出てきませんが、ポイントを絞って具体的に聞いてみると、案外大勢の人が不満に感じているものです。

新たなマーケットを創出できる可能性を感じたら、更に範囲を広げてSNSやネットを通じて幅広い層の意見を集めてもよいでしょう。

新規ビジネスというと、大きなテーマやアイデアに捉われがちですが、身近で小さなアイデアの方が具体的に進めやすくなるという利点もあります。

まずは、自分自身が不便、不満に思っていることを書き出してみましょう。

市場動向を調査する

新規ビジネスのアイデアを見つけられたら、次は市場動向を調査します。

世の中には様々な企業があり、たくさんの商品やサービスが溢れています。

まずは、自分が始めようとするビジネスが、既に市場にあるかどうか調べていきましょう。

ただ、同じようなビジネスが既に市場にあることがわかったとしても、考えているビジネスでの参入は無理だというわけではありません。

同様のビジネスを既に展開している企業がある場合は、その企業がどんな事業展開をしているのかを分析してみましょう。

たとえ自分のアイデアと類似している事業であったとしても、先行企業が提案できていない部分があったり、違うアプローチで新しい価値を顧客に提供できたりするのであれば、差別化していくことは可能です。

市場動向の調査では、自分と同じアイデアが既に具現化されているケースもありますが、そういった既存ビジネスとの差別化を意識することで、新しいビジネスやサービスの創出が可能になります。

事業計画書を書いてみる

新規ビジネスの方向性や内容が固まってきたら、「事業計画書」を書いてみましょう。

事業計画書と聞くと、細かい数字やマーケティング手法が必要で難しいと感じるかもしれません。

また、小規模なビジネスだから事業計画書までは必要ないと考える方もいるかもしれませんが、事業計画はビジネス経営にとって重要です。

自身の頭の中でビジネスはうまく回っているように感じても、実際にそれらを数値化し、売上の見通しや必要経費、損益分岐点、将来的な収益性など、事業計画としてまとめてみると、ビジネスに足りないものが見えてくるものです。

また、事業計画を作成するときにはSWOT分析も有効です。

SWOT分析とは、自身のビジネスをStrengths強み、Weaknesses弱み、Opportunities機会、Threats脅威に分けて、ビジネスの置かれている状況と外部環境を分析するものです。

マーケティング手法を使うというと、事業計画書の作成にハードルを感じる方もいると思いますが、事業計画書の作成にあたっては、商工会議所産業支援センターといった機関が支援してくれますので、利用してみてください。

適切なアドバイスに加え、交流会などが実施されている場合もありますので、ネットワークづくりにも役立ちます。

2020年新規ビジネスを考えるための視点の例

自身の不満や、不便だと感じる点から、新規ビジネスのネタを発想することもできますが、これらのネタを発想する上で、2020年はどんなビジネスが注目されているか、また業界動向はどうなっているかを知ることは重要です。

ここでは、新規ビジネスのネタとなりそうなビジネスを、副業レベルのものから独立開業向けのものまで紹介していきたいと思います。

軽貨物の運送業

一般的に運送業といえば、大型トラックを思い浮かべる方も多いと思いますが、貨物仕様の軽自動車1台で運送業が始められます。

このビジネスは、運輸支局に「貨物軽自動車運送事業」の届出を提出するだけですので、必要な要件を満たしていれば、誰でも簡単に始めることができます。

昨今のネット通販の拡大によって、小口宅配の需要は伸びていますので、注目のビジネスといえるでしょう。

大手の運送会社だけでなく、個人でも参入可能なことから、うまく荷物の取扱い先と契約できれば、経営も安定します。

また「Amazon Flex」では、軽貨物の届出を行って、黒ナンバーを取得した軽貨物車を持っていれば、配送ステーションから荷物を受け取って個人へ届ける、という仕事をスマホ1つで受託することもできます。

オリジナル商品づくり

オリジナルTシャツやタオルを作ったりする需要は一定数ありますが、個人でも3Dプリンターを使えば、特殊でニッチなオリジナル商品を作ることが可能です。

3Dプリンターは、初心者モデルなら10万円弱で購入できますので、アイデアがある方は簡単に試すことが可能です。

言葉や絵では伝わらないものを、形作ることができますので、ミニチュア制作にも適しています。

動画編集

YouTubeなどの動画投稿サイトで、オリジナルのコンテンツを発信する企業も個人も急増しています。

これまでの広告的な動画だけでなく、教育エンタテイメントや面白動画、連続して毎日アップする動画など、種類も様々です。

スマホ1台あれば、撮影も編集も可能ですが、視聴者を増やすには、テロップや効果音を入れたり、サムネイルをデザインしたりと、ある程度の編集スキルが求められます。

動画編集というと、難しい作業だと思われがちですが、実際は凝った編集が可能なアプリやソフトウエアがたくさんあります。

また、動画編集スキル自体をYouTubeで学習することも可能です。

動画編集は、小規模企業や店舗経営者などにとっては面倒な作業ですから、比較的単価も高く受注することが可能です。

農業

流通基盤の整った農協への卸納品だけでなく、ネット直販など、仕組みを作れば価格を維持した販売が可能です。

作る品種なども、ネット販売であれば珍しいものでも一定数の需要を見込めるので、商売として成立しやすくなっています。

また、世界的にも日本の農産物は高く評価されていますので、グローバルな展開を見据えたビジネスも考えられるかもしれません。

不動産業界

投資する土地や建物によって、安定した収入を得ることが可能です。

不動産投資をメインにビジネスを行うことは難しいかもしれませんが、マンションの区分投資など副収入源として捉えると、始めやすいかもしれません。

セミナーや講習会

これまでの仕事だけでなく趣味などについて得意な分野があれば、セミナー講師として仕事をするということも検討できます。

元々得意な分野について、更に30冊程度の書籍を読み込むことで、知識面ではプロ講師になれます。

また、話し方やプレゼンテーション方法など、講習会としてのテクニックに自信がもてなければ、別途、自身がそういった講習を受けるという手もあります。

セミナー講師として仕事をするには、集客力のあるテーマを選んで、自身でセミナーを主催する方法と、講演会などを主催している団体や企業に売り込むという方法があります。

企業や団体へ売り込む場合は、セミナー参加者だけでなく主催者にもアピールする必要があります。

電子書籍

自費出版となるとハードルは高いですが、Kindle出版など電子書籍の出版は投資も少なく印税率も条件によっては70%となることもあり、環境的には整ったといえるでしょう。

誰でも参入できるというものでもありませんが、執筆が得意で伝えたいことがある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

オリジナル教材の販売

自身の趣味や特技を生かして、DVDなどの教材を作成し、売上を上げている人は結構います。

Youtubeでもレッスン系の動画は人気ですが、ターゲットが高齢、専門性が高い、希少性がある分野などの条件がある場合は、オリジナル教材として成功する可能性があります。

また、まずYoutubeで動画配信を行って、より深いテーマでDVD教材を販売するという方法もあります。

サロンの経営

美容系やマッサージといった分野だけでなく、カウンセリングやコーチングなどを行うサロンもあります。

自宅の一部を使って始めても、出張対応で行ってもよいですが、投資が少なく利益率も高い事業です。

カウンセリングやコーチングでは、資格や経歴などのアピールによって集客をはかる必要があり、また複数回のサポートを行うことが重要です。

占い事業

占いを信じる、信じないなど好みは分かれる事業ですが、カウンセリングの1種として取り組めば、ビジネスとして考えやすいかもしれません。

直接対面だけではなく、パソコンやスマホを使った占いビジネスが人気です。

やり方次第では、利益率の高いビジネスモデルを作ることができます。

ネット通販

個人で行うネット通販というと、Amazonでの「せどり」が有名ですが、中古品ではなく新品を仕入れて販売することもできます。

新商品を販売するためには、海外のサイトで輸入したものを販売するという方法もありますが、一から商品を作って販売することもできます。

例えば、ノベルティレベルの商品でもアイデア次第では、売れ筋商品となることもあります。

制作したい商品を生産しているOEMメーカーに見積もりをとって、少量でも生産可能な商品をオリジナルとして生産委託します。

また、ギフトショーなど業者の展示会に行けば、効率的にパンフレット集め、商材探しができます。

アフィリエイト

仕組みを作り上げるには、ノウハウと時間が必要となりますが、アクセス数が伸びれば、利益率の高い運用が可能となります。

ある意味、ネットビジネスの集大成ともいえますが、サイト作成やSEO対策に自信があるようなら、パソコンひとつでお金を稼ぐことが可能です。

アクセス数を増やせるコンテンツの作成がカギです。

まとめ

新規ビジネスのネタは、なかなか突然ひらめくということはありません。

自身の普段の生活の中で、不満に思っていること、不便に感じていることを紙に書き出して、さらに周囲の人にも聞いてみて、アイデアを詰めていきましょう。

また新ビジネスのネタは、自身の中からだけではなく、幅広くいろいろなビジネスや業界を知ることで化学反応が起こり、生まれるということもありますので、様々な業界の動向にもアンテナを張りましょう。

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