●相続税申告最新実績件数 22年:1863件 23年:2204件 ●相続ご相談最新件数 24年4月:714件 | 相続に強い税理士・弁護士・司法書士が対応
相続専門の総合士業グループ相続サポートセンター
23年相続税申告実績:2204件|24年4月ご相談件実績 :714件
メニュー
close
閉じる
youtube
無料
相談
フリーダイヤルで
電話をかける
9:00-21:00(土日祝対応)
相続税の
ご相談
初めての相続で不安な方へ

相続税の額を事前にシミュレーションするにはどうしたらいいのでしょうか?

父親が来年90歳を迎えます。
決して財産の額は多くはないと思いますが、不動産や預貯金など、いくらかの財産を保有しています。
父親の年齢を考えると、いつ相続が発生してもおかしくないため、相続税がいくらかかるのか、ある程度の計算をしておきたいと思っています。
そこで、相続税の税額を自分で計算してみようと思ってインターネットで情報を集めていたところ、多くのサイトで相続税額のシミュレーションができることがわかりました。
このようなシミュレーションを利用する際のポイントや注意点はありますか。
ちなみに、父親は現在89歳、母親も健在(87歳)で、子供は私(57歳)のほかに姉(61歳)と妹(55歳)がいます。

専門家の解答

インターネットで相続税のシミュレーションについて検索すると、金融機関や税理法人など多くのサイトで相続税の計算ができるようになっています。
一見複雑に見える相続税の税額の計算方法も、相続財産の総額と配偶者の有無、そして相続人の人数がわかればある程度の計算ができるため、わずかな情報でシミュレーションすることができるのです。

ただし、シミュレーションはあくまでシミュレーションです。
実際にこれらのサイトを利用して計算する場合、あるいは自分で相続税をおおまかに計算する際には、以下のような点に注意しなければなりません。

①相続財産の金額は一定ではない
不動産や有価証券などを保有したまま亡くなった場合、その財産の中身は変わらなくても評価額が変わる可能性はあります。
これは、土地や有価証券などその価値が常に変動するものについては、亡くなった時点での評価額を計算することとされているためです。
例えば土地の相続税評価額は、毎年国税庁から公表される路線価、あるいは市町村から公表される固定資産税評価額をもとに計算します。
シミュレーションを行う際には、できるだけ正確な評価額を用いると同時に、その評価額の変動に応じてシミュレーションを見直す必要があります。

②相続人の人数を間違えない
相続人の人数は基礎控除の計算を行ったり、相続人全員で負担する相続税額を計算する際に必要となります。
もっとも基本的なことですが、相続人の人数を間違えると相続税額は大きく変わってしまいます。
多くの相続では、配偶者と子供が相続人になるということになりますが、前妻との子がいる場合もあるため、必ず戸籍謄本で確認しておく必要があります。

③シミュレーションの結果を鵜呑みにしない
シミュレーションの結果はあくまでシミュレーションであり、実際に計算する際には、そのとおりの金額になるとは限りません。
例えば、未成年者控除、障害者控除といった税額控除についてシミュレーションで正確に計算することは難しいですし、実際の相続が発生した場合に相続放棄する人があらわれる可能性もあります。
また、相続財産に自宅が含まれている場合には、小規模宅地等の特例という相続税の計算に大きく影響する特例が適用できる場合がありますが、その適用の可否を自分で判断することが難しいのです。

このような点に気を付けて、あくまで参考としてシミュレーションを利用するといいと思います。

シェア ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加

教えて!先生とは?

「教えて!先生」は相続(相続税・相続手続き・相続トラブル等)の問題に直面している方々の質問に対して、相続の専門家(税理士・弁護士・司法書士・行政書士)が直接回答することで疑問を解決していくQ&Aです。
疑問に思っていることこんな時どうしたらいいの?などを探したり分かち合えるサービスです。
(適法性などの責任は一切負いかねますので、ご自身の責任にて、ご活用ください。)

業界トップクラス。相続サポートセンターならではの専門性

日本最大級の実績とノウハウで、あなたにとって一番有利な相続アドバイスを致します。気軽なご質問だけでも構いません。
ご自身で調べる前に、無料相談で相続の悩みを解決して下さい。 [親切丁寧な対応をお約束します]

当サイトを監修する専門家

古尾谷 裕昭

税理士:古尾谷 裕昭

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門) 代表税理士。
昭和50年生まれ、東京都浅草出身。
相続は時間もかかり、精神や力も使います。私たちは、お客様の心理的な負担や体力的な負担を最小にして、少しでも早く落ち着いた日常に戻れるように全力でお手伝いします。
プロフィール

三ツ本 純

税理士:三ツ本 純

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和56年生まれ、神奈川県出身。
相続税の仕事に携わって13年。相続税が最も安く、かつ、税務署に指摘されない申告が出来るよう、知識と経験を総動員してお手伝いさせていただきます。
プロフィール

税理士・元国税調査官:桑原 弾

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和55年うまれ、大阪府出身。
大卒後、税務署に就職し国税専門官として税務調査に従事。税理士としても10年を超えるキャリアを積み、現在は「相続に精通した税理士としての知識」と「元税務調査官としての経験」を両輪として活かした相続税申告を実践中。
プロフィール

行政書士:本間 剛

相続サポートセンター(ベンチャーサポート行政書士法人)代表行政書士。
昭和55年生まれ、山形県出身。
相続手続等の業務に従事。相続はたくさんの書類の作成が必要になります。お客様のお話を聞き、それを法律に謀った則った形式の文書におとしこんで、面倒な相続の書類を代行させていただきます。
プロフィール

司法書士:田中 千尋

相続サポートセンター(ベンチャーサポート司法書士法人)司法書士 昭和62年生まれ、香川県出身。
相続登記や民事信託、成年後見人、遺言の業務に従事。相続の相談の中にはどこに何を相談していいかわからないといった方も多く、ご相談者様に親身になって相談をお受けさせていただいております。
プロフィール

弁護士:川﨑 公司

相続サポートセンター(弁護士法人ベンチャーサポート法律事務所 相続部門)弁護士。
新潟県出身。
相続問題は複雑なケースが多く、状況を慎重にお聞きし、相続人様のご要望の実現、相続人様に合ったよりよい解決法をアドバイスさせていただくようにしています。
プロフィール

税理士:高山 弥生

ベンチャーサポート相続税理士法人 税理士。
相続は、近しい大切な方が亡くなるという大きな喪失感の中、悲しむ間もなく葬儀の手配から公共料金の引き落とし口座の変更といった、いくつもの作業が降りかかってきます。おひとりで悩まず、ぜひ、私たちに話してください。負担を最小限に、いち早く日常の生活に戻れるようサポート致します。
プロフィール