先日、私の父親が亡くなりました。
父親は、長年小さな会社を経営しており、遺産の額は決して少なくないだろうと思っていましたが、亡くなった後に父の口座の残高を確認すると、わずか100万円程度しかありませんでした。
一方で、母親の預金口座には1億円以上の残高が残されており、大変に驚きました。
というのも、母親は結婚してからずっと専業主婦であったため、収入はほとんどなく、それほどの財産があるとは思っていなかったからです。
そこで母親の預金の動きを確認してみると、長年にわたって父からお金が振り込まれており、贈与を受けていたことがわかりました。
私としては、母の預金も実質的には父親の財産であり、遺産分割の対象になるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
今回の母親の名義となっていた預金については、父親からの贈与が成立していると考えられるのか、あるいは名義預金として実際は父親の財産となるのかによって、その取扱いは変わります。
もし、父親から母親への贈与が成立していると考えられるのであれば、無条件に遺産分割の対象に含めることはできません。
遺留分侵害額請求を行うことで、各相続人は自身の相続分を確保することとなります。
一方、名義預金と認められるのであれば、母親の預金も父親の財産として、遺産分割の対象となります。
もし、父親が母親の名義を借りていただけであり、実際は父親が管理をしていたのであれば、名義預金となる可能性があります。
この場合、相続人間で相続財産に属することを確認した上で、遺産分割の対象に含めることとなります。
日本最大級の実績とノウハウで、あなたにとって一番有利な相続アドバイスを致します。気軽なご質問だけでも構いません。
ご自身で調べる前に、無料相談で相続の悩みを解決して下さい。 [親切丁寧な対応をお約束します]
相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門) 代表税理士。
昭和50年生まれ、東京都浅草出身。
相続は時間もかかり、精神や力も使います。私たちは、お客様の心理的な負担や体力的な負担を最小にして、少しでも早く落ち着いた日常に戻れるように全力でお手伝いします。
プロフィール
相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和56年生まれ、神奈川県出身。
相続税の仕事に携わって13年。相続税が最も安く、かつ、税務署に指摘されない申告が出来るよう、知識と経験を総動員してお手伝いさせていただきます。
プロフィール
相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和55年うまれ、大阪府出身。
大卒後、税務署に就職し国税専門官として税務調査に従事。税理士としても10年を超えるキャリアを積み、現在は「相続に精通した税理士としての知識」と「元税務調査官としての経験」を両輪として活かした相続税申告を実践中。
プロフィール
相続サポートセンター(ベンチャーサポート行政書士法人)代表行政書士。
昭和55年生まれ、山形県出身。
相続手続等の業務に従事。相続はたくさんの書類の作成が必要になります。お客様のお話を聞き、それを法律に謀った則った形式の文書におとしこんで、面倒な相続の書類を代行させていただきます。
プロフィール
相続サポートセンター(ベンチャーサポート司法書士法人)司法書士。
昭和62年生まれ、香川県出身。
相続登記や民事信託、成年後見人、遺言の業務に従事。相続の相談の中にはどこに何を相談していいかわからないといった方も多く、ご相談者様に親身になって相談をお受けさせていただいております。
プロフィール
相続サポートセンター(弁護士法人ベンチャーサポート法律事務所 相続部門)弁護士。
新潟県出身。
相続問題は複雑なケースが多く、状況を慎重にお聞きし、相続人様のご要望の実現、相続人様に合ったよりよい解決法をアドバイスさせていただくようにしています。
プロフィール
ベンチャーサポート相続税理士法人 税理士。
相続は、近しい大切な方が亡くなるという大きな喪失感の中、悲しむ間もなく葬儀の手配から公共料金の引き落とし口座の変更といった、いくつもの作業が降りかかってきます。おひとりで悩まず、ぜひ、私たちに話してください。負担を最小限に、いち早く日常の生活に戻れるようサポート致します。
プロフィール