未経験の方必見!「社労士の仕事って何?」

「社会保険労務士ってどんな仕事をするのかイメージがつきにくい」
こういった声をよく耳にします。
特に未経験の方では、「社会保険の専門家」というぼんやりしたイメージがあっても、実際の社労士の仕事はわかりにくいものです。
社労士の仕事は、凄くわかりやすく言いますと、下記の3種類の仕事になります。

1 社会保険の手続き

お客様から依頼に基づいて、社会保険に関する書類を作成したり役所に提出する業務は、法律で定められた社労士だけができる「独占業務」です。
「社会保険の手続き」と一言で言っても、その種類は100種類を遥かに超え、提出する役所も期限もバラバラです。また専門用語も多いため、社労士はお客様から作成や提出の代行を依頼されるのです。

2 給与計算

従業員の毎月の給料を計算し、給与明細を作る仕事です。残業代や休日割増手当など、労働法の知識がないと給与計算は正しくできません。また顧問先の従業員が計算をすると、その人が全員の給与の金額を知ってしまうことになります。そのため、社労士に給与計算を依頼することになります。

3 人事労務コンサルティング

人事労務コンサルティングは、決まった型があるわけではありません。お客様が従業員のことで悩んで相談をする内容全てが、業務と思ってください。「給料はどうやって決めたらいいか?」「人を採用するにはどうすればいいか?」「従業員のモチベーションを高めたい」「助成金を申請したい」・・・。こういった経営者の「人」に関する悩みは無限にあり、それを経営者と一緒に考えて、法律や他社の成功事例などをベースに、その会社にあった労働環境を作る仕事です。