佐々木 康介  SASAKI KOSUKE

本日はよろしくお願いします!

池袋オフィスの佐々木です。どうぞよろしくお願いします!

ご入社されたのはいつですか?

2020年の9月1日入社ですので、今で4年目になります。

佐々木さんには、社会保険労務士の資格や受験勉強と仕事の両立についてお聞きしたいと思っています。

分かりました!よろしくお願いします。

ベンチャーサポート社会保険労務士法人に入社したのは何歳のときですか?

33歳です。

前職は何をしていたんですか?

「チョコエッグ」で有名なお菓子メーカーで営業をしていました。

おお!チョコレートの中にフィギュアとかが入っているやつですね(笑)
何年ぐらい勤めてたんでしょうか?

そこは新入社員の時から勤めていたので、10年ぐらいですね。

その会社で10年間、営業というのは具体的にどんなことをしていましたか?

主に問屋さんを回ったり、スーパーに商談に行ったり。
あと新しいスーパーがオープンしたときには商品陳列の応援に行ったりしていました。

店舗・売り場への営業回りという感じですね。
その新卒から10年勤めた仕事を、どうしてやめようと思ったんですか?

毎年4月は何をして、5月は何をしてと、業務が毎年ルーティン化してきて、仕事を楽しめなくなっていました。これから30年以上働くうえで何か新しいことにチャレンジしたいなと思ったのがきっかけです。

それはどういうチャレンジですか?

自分はこのままでいいのかな?という焦りもあり、スキルアップしなければと思い立って
転職に踏み切りました。

同業種のメーカーに転職していく先輩はたくさん見てきたし、そのほうが楽に転職先が見つかるのは分かっていたのですが、結局ルーティンは変わらないだろうなと思って30歳を過ぎていながらも異業種への転職を考えていました。

なるほど。そして社会保険労務士の仕事を考えたわけですね。

はい、未経験から異業種に行くのはハードルが高いと考えたので、まずは何か資格を取って転職の幅を広げたいと思って、30歳で一念発起して資格の勉強に取り組みはじめました。

なるほど、資格を武器にしようと考えたのですね。その中で、どうやって社労士を選んだのでしょうか?

初めから社労士を選んだわけではなく、まずはFP3級からスタートしたんです。
最初は合格しやすそうで、就職に役立つ幅も広そうな資格をと思って。

その後、どうやってステップアップしたんですか?

FP2級まで取得できた時に、このままFP1級を目指しても、難しい割に転職にはそこまで活かせないかもしれないと、いろいろ調べて分かったんです。

資格専門学校の人にその旨を相談すると、税理士や社労士があるよと紹介されました。税理士はまず受験資格がなく、合格までちょっと長くかかりすぎると思ったので、転職に活かせそうで専門性の高い「社労士」の資格を選びました。

まさにスキルアップするために選んだ資格ですね!

はい!もともとFP試験を受けるなかで、年金業務は得意科目という意識があったので社労士試験も順調に進むかなという思いもありました。

社労士試験は一年に一度の難関ですが、一回目の結果はどうでしたか?

残念ながら不合格でした。

試験勉強は働きながらということですよね?

はい、そうです。1回目の試験は前職で勤めながら。
2・3回目の試験はベンチャーサポートで働きながら3回目で無事合格できました。

受験専念期間なし、働きながら合格したのは素晴らしい結果ですね!

はい、ありがとうございます。

その3年間、どのぐらい勉強したか教えてもらえますか?

はい、一年目は通学の一年コースを受講しました。

働きながら、平日の夜や土日に授業があるやつですね。

はい。二年目以降は受講せず、カフェで独学でずっと復習をしていました。

仕事と勉強のバランスはどんな感じでやっていましたか?

前職でもベンチャーサポートでも、お給料をもらっている以上仕事を優先しなければという気持ちでバランスは取っていました。
仕事メインではあるんですけども、朝の一時間は絶対に勉強時間を確保するようにしていました。

前日夜遅くまで飲み過ぎても、絶対に次の日の朝一時間は徹底して、多分一日も欠かさず勉強したと思います。

一年目にひと通り勉強が終わっていたから、毎朝一時間ぐらいの学習時間でも合格できそうと思ってそうしたのですか?

いえ、短時間の復習だけで合格できるというレベルに達していたわけではなく、それよりは仕事で手を抜けないという気持ちが強かったです。
とくにベンチャーサポートに入社して以降は、仮にそれで試験に落ちてしまったとしても、日々の業務自体が確実に活きた勉強になっているので、社労士になる過程でどちらもムダにはならないという意識でやっていました。

朝は何時から何時までやっていましたか?

7時半~8時半まで会社の近くのカフェでやっていました。通勤が遠かったので、毎朝5時半ぐらいに起きてました。

それは大変ですね。
平日の夜とか土日はどのくらい勉強していましたか?

平日の夜は逆にまったくやりませんでした。気持ちが中途半端になるし、寝るのも遅くなってしまうのが嫌だったので。

土日はやりましたが、多くやる日でも2時間ぐらいが上限でした。家族との時間を取ることも大事なので、試験勉強で言い訳はしたくないなと思って。
だからその短時間に集中するように常に意識してました。

受験期間で特に大変だったことはありますか?

やっぱりその毎朝欠かさないということが一番大変でした。
当然眠いですし、楽しいというわけではないですからね。でももう意地になって続けて、毎日やるのが当たり前という感覚まで持っていきました。

本当に大変だと思います。どうやってモチベーションを保てたのですか?

社労士の資格の学校に入る時に、入学金をかきあつめた時の苦い思い出とか(笑)
あとは異業種への転職に際して、絶対ステップアップすると家族と約束していたので、資格を取るという結果に向けて頑張れたと思います。

3回目の合格の結果を見てどう思いましたか?

めちゃくちゃ嬉しかったですね!
もう涙出そうなくらい嬉しかったです。解放されたって感じが一番大きかったかもしれない。家族も一緒に喜んでくれました。

社労士の資格を取った後は、どうなっていきたいみたいなイメージはあるんでしょうか?

はい、もともと勉強を始める前の資格の説明の段階で、社労士として独立する選択肢はあったので、独立開業のイメージなども持っていました。

ただ、ベンチャーサポートに入社してみるとオフィスがたくさんあって、さらに今後も新規オフィス出店の可能性もあるので、オフィス代表になることを当面の目標に現在は頑張っています。

ありがとうございます。
ベンチャーサポート社会保険労務士法人のスタッフは、社労士の試験勉強している人が多いですか?

実は1割~2割ぐらいで、受験するスタッフは少数派ですね。

意外と少ないんですね。社会保険労務士法人でも、資格がなかったり、試験勉強をしなくてもできる仕事内容なんでしょうか?

はい。もちろん、オフィスに数名は社労士の有資格者がいないといけないですが、お客様対応や書類作成業務などは資格がなくてもできます。ベンチャーサポートの仕事内容・サービス品質の大部分は無資格のスタッフが担っています。

ベンチャーサポートでは資格取得がそんなに評価されないということですか?

評価されないということはありません。
実際、法律的に必要な学習をしたわけなので、その努力は仕事への情熱とも言えると思います。
ただ、資格をとっただけで評価されるわけではなく、あくまで仕事ぶりやその知識を活かしてどうオフィスの他のメンバーの役に立っていくかという「資格の使い方」が重視されます。

最後に、佐々木さんから求職者へのメッセージをお願いします!

はい!
仕事と試験の両立はもちろん大変なんですが、勉強した内容が実務に活きる場面がどんどん出てきて、理解がより深まって、結果、試験の点数もよくなったということを経験しました。
合格の先の、社労士として活躍するという目標を目指すのであれば、勉強と仕事の両立は頑張る価値があると思います!

とくにベンチャーサポートは未経験からのスタッフが多いので、0から丁寧に仕事を教えてもらえる体制が整っています。
なので、社労士という仕事に興味を持ったら、まだ勉強をスタートする前でも気軽に応募してもらいたいと思っています!

本日はありがとうございました。

ありがとうございました!

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