榊原 裕之 SAKAKIBARA HIROYUKI
本日はよろしくお願いします!
恵比寿オフィスの榊原です。よろしくお願いします。
オフィスでの役割を教えてください。
はい、恵比寿オフィスの代表社労士を務めています。
分かりました。では榊原さんには、社内でキャリアアップできた秘訣をお伺いしたいと思います。
分かりました、よろしくお願いします。
ベンチャーサポートに入社したのはいつですか?
2019年3月です。
入社して6年目を迎えています。
失礼ですが、ご年齢はいくつですか?
入社時が28で、今は33歳になりました。
恵比寿オフィスの代表社労士になったのは最近ですか?
2年前、自分が31歳の時ですね。
入社前は何をされていましたか?
大手小売業の総合金融事業みたいな部署で、保険を扱っていました。
なるほど、金融系ですね。そこでは何年ぐらい?
新卒で入社して4年ぐらい働いていました。
辞めたきっかけは何だったんですか?
知識や資格を活かして、もっと専門性の高い仕事に就きたいと思ったからです。若気の至りというのもあるんでしょうけど、もっと難しい仕事を自分はできると(笑)
ベンチャーサポート社労士法人は、自分の専門性を磨ける会社だと思ったわけですか?
はい。社労士事務所に入りたいなと思っていたんですが、なかでもベンチャーサポートはホームページを見るだけで、良い意味で士業(しぎょう)らしくない雰囲気だなと思って第一志望としていました。
終身雇用・年功序列みたいな古い組織がすごく嫌で、今って入社しても定年まで勤めあげる可能性は低いじゃないですか?
時代的にはそれが普通の感覚ですよね。
社労士業界とか、いわゆる士業の業界は一般企業に比べるとそういう、今の当たり前の価値観を持ってる事務所が少ないと思っていたなかで、
ベンチャーサポートは、そういう古い慣習を変えていくというメッセージをはっきり発信していて、とても共感しました。
その後、実際に入社してみて、社風や組織体制はどうでしたか?
ホームページに書いてあるとおりだなと思いました。
オフィスの新規出店や、スタッフ本人の希望によるオフィス異動、役割の変化や、細かいことでいうとオフィス内の席替えなどなど、いろんな変化があって、その中で自分の経験値や能力を高められる環境だと思います。
昇格や昇給などは、具体的にどうでしたか?
ベンチャーサポートは部長・課長・係長みたいなピラミッド型の組織ではなく、オフィス代表がいて、お客様を直接対応する担当者がいて、それをサポートするアシスタントがいて、と役割に応じたざっくりした呼び方だけのフラットな組織体制なので、社内で「昇格」という単語は出てこないですが。
やっている業務や役割に応じて、昇給はかなりスピーディーですね。
4月の定期昇給を待たなくても、お客様対応のデビューをしたタイミングとか、一人前の担当顧客数を持てたタイミングとかで月額数万円の臨時昇給が自分の時もありましたし、今はオフィスのメンバーに対して自分が臨時昇給を決めることもあります。
年功序列というのも感じないですか?
そうですね。
やるべきことをしっかりやっていて、その上で自分から積極的に動けるスタッフはチャンスをもらえるし、そこに社歴や年齢は一切関係ないですね。
入社してからどういう仕事内容や役割を経験してきたか教えていただけますか?
はい!まず一年目は、自分一人で顧客対応をできるようになって、自分の担当顧客をしっかり持ち、お客様に満足してもらえる状況を作るということを目指して、先輩に指導してもらいました。
未経験での入社から、一人前の担当者に成長するということですね。
はい。
1年目でそれがきっちりできていると社内でも評価され信頼を得ることができたので、次に「新規顧客の対応」というコミュニケーション力を必要とする役割を徐々に任せてもらえるようになりました。
ベンチャーサポート社会保険労務士法人では、新規顧客といっても営業をかけるようなことではないですよね?
はい、すでにベンチャーサポート税理士法人でご契約頂いているお客様が、新しく社会保険労務士の契約も必要になりそうだという段階でグループのスタッフに紹介してもらって、社労士の必要性やサービス内容を説明する役割です。
実務2年目だとまだまだなれない業務も多いはずなのに、順調に新しい役割を任せてもらっていますね。
はい、頑張ればそのようなステップアップができるというのも、先輩を見たり聞いたりして知っていたので、そうなれるように努力してました。
入社3年目からは品質管理の役割も手伝うようになりました。
品質管理というのは?
役所への提出書面のミスをなくすとか、期限があるものの手続きを漏らさないという、チェック者の役割です。社労士業務の「守り」の面ですね。
入社4年目で新しくするようになったのは、ベンチャーサポート社会保険労務士法人の求職者との採用面接ですね。
求職者にいかにベンチャーサポートの魅力を伝えるか、この人はベンチャーサポートに合いそうか、入社後も頑張ってくれそうか、ということを頭に入れながら対応しています。
なるほど、毎年新しい、別角度の業務をご経験されていますね。
はい、とくに採用面接に自分が入れるようになったのは嬉しかったです。
社労士という仕事は、実際に自社の求人募集したり採用面接したりする経営者の方を相手にするので、採否の判断という経営者目線を自分も持つことで、経営者とのコミュニケーションに自信と深みが出るようになります。
その後、オフィスの代表社労士を任せてもらえたということになります。
新しい役割や、オフィス代表を任されたときというのは、自分から挙手をしてそうなったんですか?
いえ、はっきりと挙手したということではないですね。
どちらかというとその時々で、業務上そういう役割の人が足りなくなったり、必要となったときに、「やってみる?」と声をかけてもらって、快諾してきたという感じです。
オフィス代表をやるとなった時はどんな気持ちでしたか?
もちろんびっくりしたんですが、それまでに一通りベンチャーサポートの社外・社内業務を経験してきて全体像が見えていたので、オフィス代表としての役割を果たせるだろうという自信みたいなものはありました。
それはすごいですね。それまでの目の前のひとつひとつの仕事を真剣に取り組まれてきたからこそ持てた自信だと思います。
オフィス代表をやる前とやった後で比べて、自分の中で変化はありましたか?
はい、責任感とか当事者意識が強くなったという、意識の面の変化が大きいですね。
それまでは、自分の関わったものだけミスがなければOKという考えだったのが、会社のすべてのサービスにおいて、自分が全部責任を負っているという気持ちになりました。
転職前に、ベンチャーサポートに入社して5年で今のような役割を務めるっていう想像はできていましたか?
全くしてなかったですね(笑)
社労士の仕事に対する考え方の変化などもありますか?
はい。もともとは専門家=個人プレーヤーとしての社労士をイメージしていましたが、ベンチャーサポートに来て、組織を運営するところ、まさに社労士事務所の経営という目線での経験を積めていることは大きいです。自分自身、すごく成長できているなと。
極論、社労士実務だけならどの事務所でも経験できるのですが、このようなキャリアはベンチャーサポートでないと積めなかったと思うんですよね。
もちろん、ベンチャーサポートに入れば誰しもが経験できることではないですが、信念を持ってやりきれれば、それにしっかり応えてくれる会社だし、自分が最初想像もしていなかった程の経験を得られていると思います。
オフィスには榊原さんより社歴や年齢が上の先輩もいたわけですよね?
そのなかで、なぜ自分にオフィス代表を任せてもらえたのか?という自己分析をしてみてもらえますか。
そうですね。
結局は他のメンバーからの信頼なのかなと思っていて。
周りから、この人がやるなら問題ないな、応援したいなって思われることが大事だと思います。
それは多分、年数とかの時間というよりも、今までの仕事への態度であったり、人間関係の積み重ねかなと思っています。
周りの人に信頼されるような仕事をずっと積み重ねてきたという?
はい。ただ、周りに信頼されたいと思ってやったのではなく、任せられた役割に対してどれだけ一生懸命取り組めるかと思いながらやっていました。
スタッフ一人一人をよく見て・頑張ってる人に対する評価を会社として取りこぼさないと信用していたので、きつい時期も頑張れたと思います。
そういう話しをする同期とか仲間はいたんですか?
僕の場合は、一緒に働いているベンチャーサポート税理士法人のメンバーと話したりしました。税理士法人の先輩が、私や税理士法人の後輩に向けて、今はきついかもしれないけど絶対それを見てる人がいるから頑張ろうっていう話されて。
法人が違うので、逆に気軽に話せたというのもあるかもしれません。
税務のメンバーとは、同じお客様で同席したりもしますからね。
はい、仕事での絡みも多いので、お客様との会話を聞いていても「この説明上手いな。お客様の立場から話せているな。」と刺激されることもすごくあります。
これまでは、榊原さんが役割を与えられてきた側じゃないですか。
今後は榊原さんが後輩を引き上げる側になってくると思うのですが、どんな人を評価して、どんな人に役割を任せたいと思いますか?
なかなか表現するのが難しいですが、
自分の今の仕事に真剣に・真摯に取り組んでいる人っていうのは、一番の絶対条件なのかなと思っています。
たとえば、知識がまだ少し足りなかったり、ミスすることがあってもそこは自分がフォローすれば済む話なので。
そういう部分があっても、この人なら120%やりきってくれそう、責任感をもってやりきってくれそうと思わせる人に任せたいです。
なるほど、仕事に対する姿勢というのは常に見ているわけですね。
はい、思い切って仕事を任せることで、スタッフ自身の成長にも繋がりますので。
今完ぺきにできる人、でなくても、成長してできるようになる人に任せていきたいですね!
もちろん、自分がしっかりとフォローしながら。
なるほど、わかりました。
最後に、求職者にむけて何かメッセージをください!
働くのがベンチャーサポートでも、そうでなくても、もっと言えば社労士でもそれ以外の仕事でも、専門的な仕事やお客様にとって本当の価値ある仕事をするためには、自分自身がまず成長する必要があると思うんですね。
楽に身につくものではないからこそ、努力して、自分の価値を高めて、ようやく自分が思い描いたキャリアが積めるようになると思います。ベンチャーサポートだと、もちろんその環境がありますし、自分が想像している以上になれる可能性があると思っているので、そういう人にぜひ入社してほしいなと思います。
わかりました、本日はありがとうございました!
ありがとうございました!