●相続税申告最新実績件数 22年:1863件 23年:2204件 ●相続ご相談最新件数 24年10月:634件 | 相続に強い税理士・弁護士・司法書士が対応
相続専門の総合士業グループ相続サポートセンター
23年相続税申告実績:2204件|24年10月ご相談件実績 :634件
メニュー
close
閉じる
youtube
無料
相談
フリーダイヤルで
電話をかける
9:00-21:00(土日祝対応)
相続税の
ご相談
初めての相続で不安な方へ

相続登記は司法書士などの専門家に依頼しなければなりませんか?相続登記を自分ですることはできますか?

3か月ほど前に母が亡くなり、母の名義になっている財産を私がすべて相続することとなりました。
とは言っても母親の財産は、10年前に父が亡くなった際に母が相続した自宅の土地・建物がある他には、わずかな預貯金がある程度です。
前回の相続の際、父親名義の自宅を母親の名義に変更する際には、父親の知り合いの司法書士に依頼して相続登記を行いました。しかし、その司法書士の先生も亡くなっていること、また前回の経験もあるうえ、ほかに面倒な手続きも必要ないため、今回は自分で相続登記をしようと考えています。
相続登記を自分で行っても問題はないのでしょうか。また、専門家に依頼しないことで何らかの不利益が生ずることはあるのでしょうか。

専門家の解答

結論から申し上げると、相続登記の手続きを司法書士に依頼せずに自分で行うことは可能です。
ただし、いくつかのポイントを抑えて行動しないと、何度も法務局に足を運んだり、相続人のところへ行って書類に印鑑をもらったりすることとなるため、事前にそのポイントを抑えておきましょう。

(1)遺産分割協議書が必ず必要となる
相続登記を行う際には、法務局に行けばすぐにできるというわけではありません。
まずは、不動産を相続する人を決めたらその内容を証明する遺産分割協議書を作成するところから始めましょう。
遺産分割協議書には、誰がその財産を相続したのかを記載します。そうすることで、第三者が見ても誰がその財産を引き継ぐこととなるのかが分かり、名義変更などの相続手続きを行うことができるのです。
遺産分割協議書には、相続人全員が署名・押印しなければなりません。使用する印鑑は実印でなければならないため、間違えないようにしなければなりません。

(2)必要な書類を一度にそろえる
相続登記を行う際には多くの書類が必要です。その中には、すべての相続人に取得してもらう必要がある書類もあります。
すべての相続人に取得してもらうのは、①戸籍謄本と②印鑑証明書です。戸籍謄本は本籍地のある市町村役場で取得することができるため、現住所と本籍地が異なる人は取得まで時間がかかるかもしれません。また、印鑑証明書は遺産分割協議書に押印した印鑑と一致することを確認しておきましょう。

(3)専門家に依頼しなくても費用はかかる
専門家に相続登記や遺産分割協議書の作成を依頼しなければ、費用は一切かからないわけではありません。
相続登記を行う際には登録免許税と呼ばれる税金がかかります。
登録免許税の金額は、相続した不動産の固定資産税評価額から計算することができます。
いくらかかるか不安な場合はあらかじめいくらになるか計算しておくといいでしょう。

専門家に依頼しなくても相続登記の手続きはできます。ただし、この時一番問題となるのは、遺産分割協議書の作成が正しく行われているかどうかです。特に相続人の住所、不動産の所在地や面積の記載などを正確に行わないと登記できないため、慎重に行いましょう。

シェア ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加

教えて!先生とは?

「教えて!先生」は相続(相続税・相続手続き・相続トラブル等)の問題に直面している方々の質問に対して、相続の専門家(税理士・弁護士・司法書士・行政書士)が直接回答することで疑問を解決していくQ&Aです。
疑問に思っていることこんな時どうしたらいいの?などを探したり分かち合えるサービスです。
(適法性などの責任は一切負いかねますので、ご自身の責任にて、ご活用ください。)

業界トップクラス。相続サポートセンターならではの専門性

日本最大級の実績とノウハウで、あなたにとって一番有利な相続アドバイスを致します。気軽なご質問だけでも構いません。
ご自身で調べる前に、無料相談で相続の悩みを解決して下さい。 [親切丁寧な対応をお約束します]

当サイトを監修する専門家

古尾谷 裕昭

税理士:古尾谷 裕昭

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門) 代表税理士。
昭和50年生まれ、東京都浅草出身。
相続は時間もかかり、精神や力も使います。私たちは、お客様の心理的な負担や体力的な負担を最小にして、少しでも早く落ち着いた日常に戻れるように全力でお手伝いします。
プロフィール

三ツ本 純

税理士:三ツ本 純

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和56年生まれ、神奈川県出身。
相続税の仕事に携わって13年。相続税が最も安く、かつ、税務署に指摘されない申告が出来るよう、知識と経験を総動員してお手伝いさせていただきます。
プロフィール

税理士・元国税調査官:桑原 弾

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和55年うまれ、大阪府出身。
大卒後、税務署に就職し国税専門官として税務調査に従事。税理士としても10年を超えるキャリアを積み、現在は「相続に精通した税理士としての知識」と「元税務調査官としての経験」を両輪として活かした相続税申告を実践中。
プロフィール

行政書士:本間 剛

相続サポートセンター(ベンチャーサポート行政書士法人)代表行政書士。
昭和55年生まれ、山形県出身。
相続手続等の業務に従事。相続はたくさんの書類の作成が必要になります。お客様のお話を聞き、それを法律に謀った則った形式の文書におとしこんで、面倒な相続の書類を代行させていただきます。
プロフィール

司法書士:田中 千尋

相続サポートセンター(ベンチャーサポート司法書士法人)司法書士。
昭和62年生まれ、香川県出身。
相続登記や民事信託、成年後見人、遺言の業務に従事。相続の相談の中にはどこに何を相談していいかわからないといった方も多く、ご相談者様に親身になって相談をお受けさせていただいております。
プロフィール

弁護士:川﨑 公司

相続サポートセンター(弁護士法人ベンチャーサポート法律事務所 相続部門)弁護士。
新潟県出身。
相続問題は複雑なケースが多く、状況を慎重にお聞きし、相続人様のご要望の実現、相続人様に合ったよりよい解決法をアドバイスさせていただくようにしています。
プロフィール

税理士:高山 弥生

ベンチャーサポート相続税理士法人 税理士。
相続は、近しい大切な方が亡くなるという大きな喪失感の中、悲しむ間もなく葬儀の手配から公共料金の引き落とし口座の変更といった、いくつもの作業が降りかかってきます。おひとりで悩まず、ぜひ、私たちに話してください。負担を最小限に、いち早く日常の生活に戻れるようサポート致します。
プロフィール