母が、軽度認知症の母の祖父にあたる人の財産管理をしていて使ってしまっているようです。横領になりますでしょうか?

先月、母が亡くなりました。

母はまだ57歳で若く、突然の死だったため、私も他の家族もまったく心の準備ができていない状態でした。

当然、相続対策を行うわけもなく、遺言書なども作成していなかったため、私のほか父親や私の弟が相続人として、遺産分割協議を行うこととなりました。

とは言っても、母親名義の財産はそれほど多くあるわけではないため、基本的に父がすべてを相続すればいいと考えていました。

ところが、別の問題がわき起こったのです。

母は長年にわたって、軽い認知症である祖父の財産の管理を行っていました。

しかし、その財産管理はかなりずさんなもので、祖父のお金を個人的に使い込んでいたようなのです。

本来、祖父の財産であるはずのお金を母が使ってしまったため、横領にあたるのではないかとも考えますが、はたしてどうなのでしょうか。

また、母が使い込んでしまったお金については祖父に返還しなければならないのでしょうか。

そして、母が亡くなったため、相続人が母に代わって何らかの対処をしなければならないのでしょうか。

母がどれだけの財産を保有し、どれだけの負債を保有しているか分からないため、非常に不安です。

はたして、相続人としてどのような対処をしなければならないのでしょうか。