FP資格が活かせる!相続アシスタントの仕事内容
今回は、横浜オフィスで相続税アシスタントとして働く緒方さんにインタビューさせて頂きます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします!
緒方さんはファイナンシャル・プランニング技能検定、いわゆるFPの3級の持っているということで、FPの資格は相続の仕事に活きる?というテーマについて聞きたいと思います。
わかりました、お願いします。
ベンチャーサポートに入社されたのはいつですか?
2022年の10月ですので、今で丸2年ぐらい経ちます。
ベンチャーサポートに来る前は何をされていましたか?
ビル管理業とかビルマネジメント業と言われる業界にいました。
池袋にあるサンシャインシティってご存知ですか?そこの設備とかを管理するビル管理の仕事をしていました。
有名なビルですね。そこでは何年ぐらい働いていたんですか?
新卒から入社して、だいたい一年半くらい働きました。
その会社ではどんな仕事をしていたんですか?事務とか経理ですか?
本当に「設備の管理」をするので、たとえば空調に異変があると、点検の業者さんと一緒に機械を見に行ったりしていました。もともと大学では工学部の機械工学科を卒業していましたので。
なるほど。理系職という感じの仕事だったんですね。
そうですね。
FPの試験はその頃から受験してたんですか?それとも大学の頃から?
いえ、全然知らなくて、FP検定を知ったのはベンチャーサポートに入社してからです(笑)
あ、そうだったんですね(笑)
弊社に入社する前は、何か別の資格などは持っていましたか?
大学の時はカラーコーディネーターとか(笑)
ユーキャンとかでありそうですね(笑)
前職の時は、仕事柄取らないといけない資格があったので、それを受けて合格したりしてました。危険物取扱者とか、石綿作業主任者というアスベストに関するものもありました。
理系ということで、もともと勉強が好きだったりしますか?
いえ、興味ないとやらないですよ(笑)
ただ、資格とか検定試験というのはこれまでもいくつか取っていたので、ベンチャーサポートでも何か仕事に役立つ資格を取りたいなという話を、オフィスリーダーとの個別面談でしていた時にFPの話が出てきたんです。
FP検定ってけっこうメジャーだと思いますけど、聞いたことはありましたか?
いえ、それが初耳で全然知らなくって。
内容を調べてみたら相続税やその他の税金はもちろん、保険や資産運用とか私生活にも役立ちそうな広い範囲で勉強できるって知って、じゃあ受けてみよう!と思い立ちました。
FPは学習範囲がけっこう広いですよね。
はい、ベンチャーサポートに入ってから相続税の知識は日々使っていたんですが、たまに所得税の確定申告の話も出てくるじゃないですか。FPはそこも学習範囲に含まれるので。薄く広く学べるというのがすごく魅力的でしたね。
FP検定のことを知ってから何ヶ月ぐらいで受験したのですか?
3カ月ぐらいですね。
結果は?
FP3級に合格しました!
実際に勉強してみてどうでしたか?合格後も勉強は続けていますか?
そうですね。興味を持って学べたので苦しくはなかったです。
ちなみに2級は今も目指していて、実は前回(約3ヶ月前)の試験は落ちてしまったんです・・・
なるほど。でも受かるまでは諦めないですか?
はい、次回(約1ヶ月後)も受けます!
来月またあるんですね。ぜひ頑張ってください!
3級、2級とFP検定に挑戦してみてどんな感想ですか?
そうですね。今の相続の仕事との関連性が高くて、それで勉強をやめずに続けられていると思います。
先輩がお客様と面談するときに同席させてもらうことがあるのですが、内容によっては知らないことばかりで頭に入らないこともありました。
でもFPの勉強をしてからは、保険の提案とかいつもの会話からちょっと外れても、意味がわかるというか、先輩が何をお客様に伝えようとしているかを理解できることが増えてきましたね。
あ、これテキストで見たシーンだ!となるわけですね(笑)
そうですそうです(笑)どんどん知識が繋がっていくのが面白いなと思ってやっています。
FPって、専業主婦の方も勉強してたりするじゃないですか。私生活にも活きる知識というのはすごいですよね!
今、ベンチャーサポートではどういう仕事をされていますか?
相続税の財産評価などですね。
お客様から回収した資料を分類して、不動産や上場株式について、相続税の計算上どの金額を使えば正しいかと検討し、相続税の計算を進めていく仕事です。
それは、最初からできたことではなくて、入社してからの2年でステップアップしてきたのでしょうか?
そうですね。相続税アシスタントの中でも、
「事務」→「作業者」→「フロント」
という役割の違いがあって、自分が望めば徐々に難しいことにチャレンジできるというのがベンチャーサポートの特徴かなと思います。
事務というのは、どういうことをするんでしょうか?
相続税アシスタントとして入社したら、誰でも事務の仕事からスタートします。
たとえば、お客様から回収した書類をすべてコピーに取って、財産ごと項目ごとにきれいにファイリングして、その後の作業がスムーズに進められるように下準備をする仕事です。
事務を経験して、作業者になれる人は作業者になっていくという感じなのでしょうか?
そうですね。作業者として財産評価をするには、相続税法の知識も当然必要となります。なので、「作業者になっていく」というよりは、勉強した人は、より難しい仕事も任せてもらえるようになる、と私は捉えています。
フロントというのは?どういう仕事ですか?
直接お客様と会ったり電話したりして、作成した資料や申告書について報告する、お客様との接点がある仕事のことを言います。
フロントは作業者よりもさらに難易度が高いのでしょうか?
はい。お客様に直接説明したり報告したりするので、基本的にミスが許されません。
社内で完結する仕事よりも責任が大きくなります。
緒方さんは、それぞれどのくらいの期間かけて成長してきたのですか?
入社して1,2ヶ月ぐらい経った後に、事務だけでなく作業者として相続税の財産評価もしたいとチャレンジさせてもらいました。
最初は全然ミスも多かったですが、やってみて学んできたというか、徐々にできるようになりました。
で、今はお客様によってフロントに入ることもあります。
作業者として1年半ぐらい経験した後、お客様との面談に何度か同席させてもらう機会を作ってもらって。そこで先輩の姿を見て、自分もお客様の前で話せるようになりたいと思って、頑張っている最中です。
なるほど。その時に、実務経験だけではなく、FP試験で学んだ知識も役に立っているのですね。
はい、本当にそうですね。実務経験だけでは成長の実感が薄いですから、FPの合格で客観的にステップアップできることは自信のひとつになりますね!
ありがとうございます!
最後に求職者の皆さんになにかメッセージはありますか?
他の税理士事務所で働いたことがないのであれなんですけど、私がベンチャーサポートに入社するきっかけになったのは、ホームページを見て、教育体制がしっかりしてそうだなと思ったことなんですね。
平均年齢が若くて、税理士業界以外からもいろんな業種の未経験の方が集まっている会社という印象から、間違いなく教育体制が整っていると予想したのですが、入社してみると実際、先輩も丁寧に教えてくれるし思ったとおりでした。
なので、未経験の方でも安心してベンチャーサポートに来て欲しいなと思います。
わかりました。ありがとうございます。
ありがとうございました!
緒方さん