仕事内容

行政書士法人のメイン業務

① 会社設立

会社設立時の定款の作成や、公証役場との折衝を行います。
定款は「会社の憲法」とも言われる非常に重要な書類です。許可申請に必要な事業目的を考えたりお客様の要望に沿った資本政策を提案をするなど、行政書士が果たす役割は非常に大きいものになります。
また、会社設立後の税金面も考える必要があるため、時には税理士法人と話し合いをしてチームで仕事を進めます。

② 相続

遺言書の作成や、遺産分割協議書の作成を行います。
相続分野は、税理士法人や司法書士法人、場合によっては弁護士法人とも密接に連携していきます。その中で行政書士法人が果たす役割は大きく、特に「遺言書作成」は相続の一連の手続きの中で一番最初に出てくるものです。
相続税を視野に入れつつ、相続人間の公平性や被相続人の想いを載せる・・・そんな様々な要素を総合したものが遺言書です。一人の人の人生の締めくくりを形にする仕事であるからこそやりがいも大きく、また、専門性が求められます。

③ 許認可

行政の許可申請がなければ、ビジネスができない事業もあります。
特に弊社では「建設業許可申請」の案件の数が非常に多いという特徴があります。その他、古物商の許可申請や産業廃棄物の許可申請なども受任数が多いです。このような各種の許認可を、お客様に代わって書類作成から役所への提出まで行います。

入社後1年の仕事内容

(入社初月~3ヶ月目)

ベンチャーサポートグループの基幹業務である、会社設立の仕事を覚えていきます。
定款の作成、電子証明のデータの作成など、行政書士が会社設立で携わる範囲は広いです。税理士法人のスタッフと連携を取りながら、お客様の要望に沿った法人設立ができるように多くの知識を身につけて下さい。
また、建設業許可や古物免許などの許認可の資料作成も経験していきます。

(入社4ヶ月目~6ヶ月目)

会社設立関係の書類や許認可の書類を作成し、先輩も同席している状況で、お客様との面談での説明をします。
お客様への説明は、お客様の理解度を都度確認しながら、専門用語を使わずに平易な言葉で説明します。面談の後には同席した先輩からのフィードバックをもらうことで、少しずつわかりやすい説明ができるようにレベルアップしていきます。
それ以外には相続関係の仕事として、書類作成や銀行での名義変更なども覚えていきます。

(入社7ヶ月~9ヶ月)

入社後半年が経過してからは、そろそろ独り立ちを視野に入れて仕事をする期間です。お客様への説明や打ち合わせは自分がメインで行なうようにして、先輩は同席するだけが基本になります。
許認可であれば、「どのような要件が必要か?」「要件を満たさない場合はどんなリカバリーができるか?」など実務的な知識やノウハウを身につけることになり、相続であれば、遺言書の基本的な知識などを習得します。

(入社10ヶ月~1年)

お客様への説明には、基本的には一人で行くようになります。また、特殊な許可申請などについても役所と相談しながら一人で進めていくことになります。
相続では税理士法人のスタッフと密に連携を取り、相続税を念頭に入れた遺言書作成などをしていきます。書類作成に関しては社内の他のスタッフが作成した書類を相互にチェックする形で進めていきます。
その他、在留資格の取得などの業務も任せられることになります。

仕事内容Q&A

Q. 未経験でも大丈夫でしょうか?

A.近年は採用者の半分以上は未経験ですので、まったく問題ありません。
入社後は特定の先輩が指導をしてくれますし、『成長ロードマップ』と言われるカリキュラムや定期的な研修などの教育制度が整っています。もちろん経験があればベターですが、未経験でも十分に活躍して頂ける環境をご用意しています。

Q. 資格がなければ仕事できないのでしょうか?

A. いいえ。資格がなくても仕事をすることは可能です。
“補助者”という形で、有資格者の管理の下で書類作成や顧客応対をして頂きます。資格を取得することで活躍範囲は広がりますが、補助者にもたくさん仕事を任せていきます。

Q. 業務でわからないことがあればどうすれば良いでしょうか?

A. 教育者の先輩や周りの先輩に、いつでも気軽に相談できます。(社内は会話自由で相談しやすい雰囲気です)
役所の手引きはわからないことがある時に重宝するものですが、それでも正解が不明だったり調べ方がわからなかったりすることはよくあります。そんな時には先輩に質問をしてスムーズに解決することで成長が早くなりますので、遠慮なく相談してください。