起業家支援に欠かせない設立業務

今日は行政書士法人所属の加藤さんにお話をきかせてもらいたいと思います。加藤さんよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

まず最初に加藤さんは普段どんな仕事をしているのでしょうか?

私は普段、会社設立の際に必要になる定款の作成や、公証人役場での定款の認証作業をやっています。ベンチャーサポートは起業家支援をメインにするグループですので、この定款作成や認証は、グループのなかでも非常に重要な仕事になります。

最近は毎年2000件ほどの会社設立を行っているというデータがあります。これだけ件数が多いと大変ではないですか?

いえ、そうでもないですね。まず細かく作業の分担が行われています。効率よく定款を作るために、文書を作る担当やチェックする担当などの分業ができています。各担当でしっかり連携を取りながら業務に当たるので、精度の高い仕事が実現できます。

加藤さんは定款を作るという仕事をどんな気持ちでされてるのですか?

1件1件の定款が起業家にとっては、会社設立という人生の大きな出来事に直結しています。ひとつとして同じ定款は存在せず、この定款作成が多くの起業家やその従業員の夢を実現させ生活を支える大事なステップです。

このように、起業家の成功をサポートしたいという気持ちで、やりがいを持って取り組んでいます。

会社設立は他の士業も絡んでくる業務ですね。ベンチャーサポートの強みのワンストップはどのように発揮されるのでしょうか?

会社設立は定款作成や認証は行政書士、登記は司法書士、設立後の会計や融資は税理士、社会保険や助成金は社労士と専門家の分野が分かれています。
お客様も、どの専門家に何を相談すればいいのか分かりにくいですし、全て別々の士業に依頼をすれば大変だと思います。

ベンチャーサポートなら、お客様は一度相談するだけで、あとは士業同士で連携してすべて完結してくれるという便利さがあります。

加藤さんが今からベンチャーサポートへの入社を考えている人に伝えたいことはなんですか?

行政書士の資格のあるなしに関わらず、仕事にプライドを持ってもらいたいということです。「行政書士は食えない資格」と言われることがありますが、それは間違っていると思います。考え方次第なんです。

どういう考え方が大事なんですか?

まず、行政書士の仕事の本質は人助けであり、「忙しい経営者の面倒を取ってあげて、本業に集中してもらう」のが価値だと思います。いくら時代が進んでも、本業以外の手続きはなくなりません。ベンチャーサポートは税理士の顧問先が1万社以上ありますから、忙しい経営者から依頼がドンドンきます。

その依頼を通して専門家として成長をしていくことで、より高度な提案ができ、難しい依頼にも対応できるようになります。そうするとまた別の依頼が来る。つまり、一度良いサイクルに入れば、どんどん良くなるんですね。このように成長できる環境があれば、どこに行っても必要とされる人材になれると思います。

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