他の資産税事務所との違いは「未来があって、愚痴がないこと」

今日は、他の税理士事務所で資産税を経験した後、弊社に転職した青木くんに「他の資産税事務所との違い」を中心にインタビューしたいと思います。
青木くん、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

青木くんがベンチャーサポート相続税理士法人に入社してどれくらい経ちますか?

今で入社して4ヶ月になります。

年齢はおいくつですか?

25歳です。

前職は、資産税に強い税理士法人にお勤めだったとお伺いしました。

はい、そうです。22歳で新卒から入社して2年半ぐらい勤めました。

大学卒ですよね? 学部は何を学んだのですか?

東洋大学の法学部卒です。

新卒で税理士事務所に勤めるってあまり聞かないのですけど、どういう就職活動をされたのですか?

はい。もともと建築とか街づくりに興味があって、地元の市役所を志望していたんです。でも公務員試験に落ちて、どうしようと再考していたんです。

はじめは建築関係を探していたのですが、勉強してきた法学の知識を生かすならどんな仕事があるかな? と思っていたときに、ふと税理士事務所が目についたんです。

税理士事務所の仕事を選んだきっかけ

大学在学中に、なにか国家資格とか民間資格は取りましたか?

いえ、簿記とか行政書士とか何も持っていなかったです。

法学部だと、まわりには行政書士とか弁護士を目指す人がいたんじゃないですか?

はい、多かったですね。ただ、僕はあまり方向性が決まってなかったというか。

建築以外の仕事で、学んだきた法律を生かそうと思ったときになぜ税金、税法に興味がむいたのでしょうか?

リクナビかマイナビのホームページを見ていたときに、たまたま税理士事務所が目についたんですよね。あまり深く考えずに、企業ページを眺めて応募したという感じですね。そしたら、一社目で面接、内定とトントン拍子に進んだんです。

それはすごいですね!

せっかくだからと思って、もう一社別の税理士事務所に応募したら、そちらも無事内定を頂けました。

すごい! 2社のうち、何を基準に入社を決めたのですか?

人数が多くて、成長の勢いがありそうな方を選びました。そのほうが色々な経験を積めるだろうと思って。

なるほど。規模と成長スピードで見比べたんですね。

はい。選ばなかった方は、親子経営の税理士事務所だったので避けておこうかなと。

前職の事務所は、資産税専門の事務所だったんですか?

いえ、専門ではないです。個人事業主の顧問契約もある事務所で。

では、入社前から資産税に興味があったという訳ではないんですね?

はい、たまたま新卒で入社した税理士事務所が、資産税に強かったということです。

入社してから資産税もけっこう手掛けている事務所だと知って、何か感じましたか?

自分の家でも母親から相続のことを聞いたことがあったので、興味は湧きました。

なるほど。自分の家の相続というのは、どんな話ですか?

相続争いなんですけど(笑)

おじいちゃんが亡くなった時の相続で、親が兄弟トラブルに遭ったらしいんです。
それで、おばあちゃんが亡くなった時は、身を引いて財産を一切相続しなかったらしいんですけど、今思えば、遺留分は相続できたのにとか考えてしまいます。

では、入社してから、やっている仕事の内容に興味を持てたということですね。

何も知らない状況から相続税や所得税の仕事をやってみて、どんな感想でした?

そうですね。お客さんの人生を左右するくらいの、大事な仕事だと感じました。
所得税について毎月毎年きっちり経理して申告して、最終的にその財産を相続させるという相続税に行き着くので、それぞれ別物としてではなく全体を考えて対策してあげないといけない仕事だなと思いました。

その仕事は面白かったですか?

はい! 個人のお客さんとやり取りを重ねていくうちに、僕のことを徐々に信頼して色々会話してくれるようになったりして、自信がつくのが楽しかったです。
あとは、相続税の実務が自分に向いていたというか、色々調べるのが好きでした。試験勉強とは違って、実務の事例をもとにしっかり調べて、他のスタッフとか社内の税理士と意見交換できるのが楽しかったです。

ベンチャーサポート相続税理士法人の説明会で感じた魅力

仕事内容には一切不満がなさそうですが、なぜ転職を考えることになったのですか?

社内の異動で希望していた資産税実務から離れてしまうことになったのが主なきっかけですね。

資産税実務に携われる所をと思ってネットで探し、ちょうど見つけたベンチャーサポートの会社説明会に応募してみたんです。

ベンチャーサポートの説明会に来てみて、結局、転職の決め手はなんだったんでしょうか?

三ツ本さん、内田さんと話したことですね。銀座オフィスの運営リーダーである2人が、すごく楽しそうに会社のことを語っていたんですね。目をキラキラさせながら(笑)
それを見て、未来がある会社なのかなって感じました。

目をキラキラ(笑) 未来があるというのは?

そうですね、説明が難しいですけど。たとえば、けっこう仕事の愚痴とか、足の引っ張り合いって珍しいことではないと思うんですよ。そういうのが一切なくて、未来を語ってるというか。

それは会社説明会だから、ってことじゃないんですか?(笑)

もちろんそれはありますけど、話し方とか自信とか、お互いを褒め合う感じが演技ではできないなと思ったんです。説明会後の懇親会で、スタッフ同士の会話を聞いていても後輩が先輩に遠慮することなく話したりしていて、未来への前向きさは本物だと感じましたね!

なるほど。2人はどんな未来を語っていましたか?

相続税の申告件数が0件からたった3年で年間1000件まで伸びたこと。新しくオフィスができて、スタッフはこれだけ増えて、弁護士法人や不動産株式会社などグループで連携できることもどんどん増えていってるということを嬉しそうに語ってくれました。
それを見て、かっこいいなと思って、転職を決めました。

職場を変えて私生活も変わった

今はご独身ですか?

実は、来月入籍予定なんです。

ほんとに偶然のタイミングですね、このインタビュー(笑)
でも、転職して結構間もないですけど、奥さんや奥さんのご家族は不安に感じたりしていないんですか?

いえ、嫁の両親には突っ込まれましたよ(笑)
突っ込まれましたけど、会社の規模感とか給料の上がり方とか、会社説明会で聞いたことをそのままご両親に熱弁しました。

会社を信じて説得してくれたんですね。

はい。入社後の個別面談で今後の待遇面の話をしたり、先輩におごってもらったりして、頑張れば絶対昇給できると確信して、結婚に踏み切りました(笑)

前職にいた頃では、絶対できませんでしたね。

前職では、待遇は期待できなかったんですか?

そうですね。金額の少なさというより、納得感がまったくなくて。

たとえば、本気で頑張ったときの評価査定が悪くて、あんまり頑張れなかったときの評価査定が良かったりして、不完全燃焼感がすごかったです。

ベンチャーサポートでの仕事内容

入社後はどんな仕事をしてきましたか?

入社後すぐは、ベンチャーサポートのやり方を覚える意味で書類のコピーやファイリングを1回やったんですけどそれからは、財産評価と申告書の作成をやっていました。

作った申告書をチェックしてもらって、ミスがあれば修正みたいなことを繰り返していたんですか?

そうです。

お客さんと直接会うようになったのは入社何ヶ月くらい経ってからですか?

2ヶ月目にはもう、先輩と同席してお客さんの対応をしていました。

電話とかメールでも、直接お客さんとやり取りしているんですか?

はい、やっています。

他にはどんなことをしていますか?

書類の整理から、お客さんとのやり取りなどを自分の後輩ができるように教えたりしています。

前職で特に面白かったと言っていた相続税の実務の部分には触れられていますか?

そうですね。日々色んなお客さんの相続税申告に携わることができています。
今後はもっと仕事を任せてもらって、お客さんの前に直接立てる機会を増やしていきたいですね。

前職とベンチャーサポートの大きな2つの違い

前職でも携わっていた相続税の実務ですが、ベンチャーサポートのやり方と違いはありますか?

そうですね。ベンチャーサポートのほうが緊張感があるというか、同年代で自分より資産税の経験年数が少ないスタッフにミスを指摘されるわけにはいかないので、検算で指摘されない申告書を自分がきっちり作るんだという責任感が以前より増えました。
僕だけじゃなくて、その緊張感は全員が持っている感じですね。

それは、ミスがあったら怒られるとかですか?

いえ、怒られるとかは全然ないです。自分のプライドみたいなものですね。しょうもないミスをする訳にはいかないという。普段、業務時間中も楽しく話しあったりしている仲だからこそ、仕事はきっちりやろうという雰囲気です。

その一番の効果が、まだ資産税を1年くらいしか経験していないベンチャーサポートの先輩の実務力を見れば分かるんです。僕より資産税の経験年数は浅いはずなのに、すごく詳しいし申告書もミスがない。

青木さんから見て、成長が早いと感じるんですね。

はい。もちろん、先輩に聞きやすい雰囲気とかそういう理由もあるんでしょうけれど、仕事に対する適度な緊張感みたいなものが、すごく大事なんじゃないかと思います。

なるほど。1つ目の違いは、仕事のメリハリと成長速度ということですね。他に感じた違いはありますか?

そうですね。お客さんへの対応の仕方ですね。特に新規のお客さんとのやり取りが全然違うと感じます。

お客さんへの対応ですか。どう違いますか?

もう、すごいの一言なんですけど。例えば、専門用語を一切使わない。
本当に分かりやすい言葉で伝えて、お客さんに寄り添ってるって感じがします。

お客さんに寄り添ってる? 具体的には?

たとえば、不動産の説明をするときに住宅地図を見せて、「あ、この近くにあのお店がある所ですよね?」って。まず、お客さんの分かるところから会話を振っていって、難しい話をする時でもお客さんの理解を置いてけぼりにしないんですよね。ちょっと細かい例えですが。

いえ、すごく分かります。2つ目の違いは、お客さんへの接し方の部分ですね。

資産税経験のある求職者の方へメッセージ

資産税事務所からの転職経験者として、資産税に強い事務所がいくつかある中でどういう税理士事務所を選ぶべき、みたいなメッセージはありますか?

はい、相続って税金の申告だけじゃなくて、名義変更とか不動産売却とか色々なお客さんのニーズがあるので、それをワンストップで対応できる会社が良いと思います。それも、スピード感をもって対応できる組織が強いなと思いますね。

ワンストップで対応できる、スピード感のある資産税事務所は、なぜ転職先としてお薦めできるんですか?

まず1つは、たとえば金融機関とか不動産屋と提携しているような事務所だと、「紹介してもらった見返りに提携先の商品を薦める」ことをしないといけないんですよ。その商品の良し悪し関わらず、営業みたいなことをしないといけないんですね。それって顧客本位ではないので。

なるほど。それは確かにありますね。

もう1つは、ワンストップで対応できる税理士事務所なら、相続税申告以外の知識もかなりつけられるんです。できれば相続税のプロフェショナルよりも、相続のプロフェッショナルになったほうが広く活躍できるし、稼げるじゃないですか?
税金以外の悩みも解決してあげられるプロに成長しやすい環境だと思うからです。

なるほど、相続全般の知識が得られる、成長できる事務所が良いということですね。

はい。そうやって選んでみると、今後成長していく税理士事務所というのも見極められると思いますね。

本日は、お忙しい中ありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました。

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