●相続税申告最新実績件数 22年:1863件 23年:2204件 ●相続ご相談最新件数 24年10月:634件 | 相続に強い税理士・弁護士・司法書士が対応
相続専門の総合士業グループ相続サポートセンター
23年相続税申告実績:2204件|24年10月ご相談件実績 :634件
メニュー
close
閉じる
youtube
無料
相談
フリーダイヤルで
電話をかける
9:00-21:00(土日祝対応)
相続税の
ご相談
初めての相続で不安な方へ

親の遺産を相続する場合の相続手続きについて教えてください。

私の両親はともに80代ですが、2人とも健在で元気に生活しています。
まだ相続のことを現実の問題として考えることはできないのですが、それでも父が亡くなった時には相続が発生するため、基本的なことは知っておきたいと考えています。
現在は父親名義の自宅に両親2人が住んでおり、子供は長女の私と弟の2人ですが、2人とも結婚して別の場所に住んでいます。
銀行預金などは人並みには持っていると思いますが、株式など他の財産について詳しくは知りません。
また、祖父から相続した土地を相続しているようですが、現在その土地がどうなっているのかも知りません。
これだけの情報で申し訳ないのですが、親の財産を相続する場合の相続手続きについて、その流れなどを教えてください。

専門家の解答

相続手続きの大まかな流れとしては、

⑴相続人の確定
⑵遺言書の有無の確認
⑶相続財産の確定と評価額の算定
⑷遺産分割協議
⑸相続税の申告義務の確認

となります。

まず⑴相続人の確定ですが、例えばお父様が亡くなられた場合、その配偶者であるお母様と子供2人が法定相続人となります。
ただ、念のためほかに法定相続人となる子供などがいないか、戸籍謄本などを確認する必要はあります。

次いで⑵遺言書の有無の確認ですが、遺言書がある場合は原則としてその遺言書に従って遺産分割を行うため、後で説明する⑷の過程は飛ばすことができます。
しかし、遺言書がない場合は遺産分割の方法を相続人で話し合って決めることになるため、今後の手続きが大きく変わるのです。
そこで、まずは遺言書の有無を確認する必要があるのです。

⑶の相続財産の確定と評価額の算定については、現状すべての財産の内容がわかっていないことから、実家にある書類やパソコンの履歴などからどのような財産があるのかを調べる必要があります。
例えば証券会社からの封書が来ていれば、有価証券を保有しているかもしれない、といったことです。
どの金融機関に口座を保有し、あるいはどのような不動産を保有しているかがわかったら、それぞれの財産の相続税評価額を計算します。

⑷の遺産分割協議は、遺言書がない場合に遺産の分割方法を決める大事な話し合いです。
遺言書がある場合でも、相続人全員が遺言書によらないことで合意すれば、遺産分割協議を行うことができます。
遺産の分割方法について相続人全員の合意が得られた場合は、遺産分割協議書を作成し、相続人全員が署名押印します。

⑸相続税の申告義務の確認については、すべての財産の相続税評価額の合計額が相続税の基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)以下であれば相続税は発生しないため、相続税の申告を行う必要もありません。
また、相続税の申告義務はあるものの、特例を適用するために相続税額は発生しないという場合もあります。
申告義務がある場合は、被相続人が亡くなってから10か月以内に申告する必要があるため、必ず期限内に申告するようにしましょう。

シェア ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加

教えて!先生とは?

「教えて!先生」は相続(相続税・相続手続き・相続トラブル等)の問題に直面している方々の質問に対して、相続の専門家(税理士・弁護士・司法書士・行政書士)が直接回答することで疑問を解決していくQ&Aです。
疑問に思っていることこんな時どうしたらいいの?などを探したり分かち合えるサービスです。
(適法性などの責任は一切負いかねますので、ご自身の責任にて、ご活用ください。)

業界トップクラス。相続サポートセンターならではの専門性

日本最大級の実績とノウハウで、あなたにとって一番有利な相続アドバイスを致します。気軽なご質問だけでも構いません。
ご自身で調べる前に、無料相談で相続の悩みを解決して下さい。 [親切丁寧な対応をお約束します]

当サイトを監修する専門家

古尾谷 裕昭

税理士:古尾谷 裕昭

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門) 代表税理士。
昭和50年生まれ、東京都浅草出身。
相続は時間もかかり、精神や力も使います。私たちは、お客様の心理的な負担や体力的な負担を最小にして、少しでも早く落ち着いた日常に戻れるように全力でお手伝いします。
プロフィール

三ツ本 純

税理士:三ツ本 純

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和56年生まれ、神奈川県出身。
相続税の仕事に携わって13年。相続税が最も安く、かつ、税務署に指摘されない申告が出来るよう、知識と経験を総動員してお手伝いさせていただきます。
プロフィール

税理士・元国税調査官:桑原 弾

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和55年うまれ、大阪府出身。
大卒後、税務署に就職し国税専門官として税務調査に従事。税理士としても10年を超えるキャリアを積み、現在は「相続に精通した税理士としての知識」と「元税務調査官としての経験」を両輪として活かした相続税申告を実践中。
プロフィール

行政書士:本間 剛

相続サポートセンター(ベンチャーサポート行政書士法人)代表行政書士。
昭和55年生まれ、山形県出身。
相続手続等の業務に従事。相続はたくさんの書類の作成が必要になります。お客様のお話を聞き、それを法律に謀った則った形式の文書におとしこんで、面倒な相続の書類を代行させていただきます。
プロフィール

司法書士:田中 千尋

相続サポートセンター(ベンチャーサポート司法書士法人)司法書士。
昭和62年生まれ、香川県出身。
相続登記や民事信託、成年後見人、遺言の業務に従事。相続の相談の中にはどこに何を相談していいかわからないといった方も多く、ご相談者様に親身になって相談をお受けさせていただいております。
プロフィール

弁護士:川﨑 公司

相続サポートセンター(弁護士法人ベンチャーサポート法律事務所 相続部門)弁護士。
新潟県出身。
相続問題は複雑なケースが多く、状況を慎重にお聞きし、相続人様のご要望の実現、相続人様に合ったよりよい解決法をアドバイスさせていただくようにしています。
プロフィール

税理士:高山 弥生

ベンチャーサポート相続税理士法人 税理士。
相続は、近しい大切な方が亡くなるという大きな喪失感の中、悲しむ間もなく葬儀の手配から公共料金の引き落とし口座の変更といった、いくつもの作業が降りかかってきます。おひとりで悩まず、ぜひ、私たちに話してください。負担を最小限に、いち早く日常の生活に戻れるようサポート致します。
プロフィール