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<経営幹部として求める理想の人物像に関する調査>を実施

経営幹部の選定は「経営層による選抜」が6割。経営幹部の選考において、「リーダーシップ」「意思決定力」「実行力」を重視

ベンチャーサポート税理士法人(会社設立 完全ガイド:https://vs-group.jp/tax/startup/)を運営するベンチャーサポートコンサルティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中村 真一郎 https://vs-group.jp/)は、「経営幹部として求める理想の人物像」に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

<経営幹部として求める理想の人物像に関する調査結果トピックス>

  • ・ビジネスをするうえで、最もやりがいを感じる瞬間は「顧客から感謝や喜びの声を聞いたとき」「大きな目標やプロジェクトを達成したとき」
  • ・ビジネスをするうえで、最も難しいと感じることは「人材の育成」「人材の確保」
  • ・理想的なビジネスパートナーは「誠実で信頼できる人」「行動力がある人」「問題解決能力が高い人」
  • ・ビジネスパートナーの「どんなときも慌てず冷静な対応」に頼りになると感じたとの声が多く挙がる
  • ・「嘘をつく」「責任感がない」「自分勝手」な人と一緒に働けないと感じたとの声が多く挙がる
  • ・経営幹部の選定は「経営層による選抜」が6割。「実績などによる人事評価」は4割弱
  • ・経営幹部の選考において、「リーダーシップ」「意思決定力」「実行力」を重視
  • ・4割超が「経営幹部育成研修を実施している」
  • ・現在、「人材確保と育成」「市場や顧客ニーズの変化への対応」に関する経営課題を抱えている人が4割前後
  • ・次世代のリーダーや幹部候補を目指す人が、これからの時代に対応するために始めるべき行動は「周囲と信頼関係を築く」「業界や市場を深く理解する」「長期的な視点で物事を考える訓練」との声

<調査概要>

  • 1. 調査方法: ゼネラルリサーチ株式会社のモニターを利用したWEBアンケート方式で実施
  • 2. 調査の対象:ゼネラルリサーチ社登録モニターのうち、全国の経営者を対象に実施
  • 3. 有効回答数:1,092人
  • 4. 調査実施期間:2024年12月25日(水)~2024年12月27日(金)

全国の経営者を対象に実施。
今回の調査では、以下のような内訳となっている。

経営する企業の規模
スタートアップ企業(創業5年以内) 14.6%
中小企業(従業員数300人未満) 66.8%
大企業(従業員数300人以上) 18.7%

ビジネスをするうえで、最もやりがいを感じる瞬間は「顧客から感謝や喜びの声を聞いたとき」「大きな目標やプロジェクトを達成したとき」

「あなたがビジネスをするうえで、最もやりがいを感じる瞬間を教えてください」と質問したところ、「顧客から感謝や喜びの声を聞いたとき(32.6%)」と回答した人が最も多く、次いで「大きな目標やプロジェクトを達成したとき(16.6%)」「困難や課題を乗り越えたとき(11.7%)」「取引先やパートナーから信頼されたと感じたとき(9.4%)」「チームや従業員の成長を実感したとき(8.1%)」「新しい市場やビジネスチャンスを切り開いたとき(8.0%)」「自分のビジョンや理念が形になったとき(7.0%)」「社会や業界に貢献していると感じたとき(5.5%)」「その他(1.1%)」という回答結果となった。

「顧客からの感謝や喜びの声」「大きな目標やプロジェクトの達成」はビジネスの醍醐味であることが、今回の調査で改めて明らかになった。

ビジネスをするうえで、最も難しいと感じることは「人材の育成」「人材の確保」

「あなたがビジネスをするうえで、最も難しいと感じることを教えてください」と質問したところ、「人材の育成(26.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「人材の確保(25.7%)」「顧客ニーズの変化への対応(11.9%)」「資金繰りや財務管理(11.0%)」「競合との差別化(8.5%)」「新規事業やイノベーションの推進(6.6%)」「迅速な経営判断(5.2%)」「テクノロジーの変化への対応(2.9%)」「法令遵守(1.2%)」「その他(0.7%)」と続いた。

今回の調査では、ビジネスをするうえで最も難しいと感じることとして、「人材の育成」と「人材の確保」が合わせて半数にのぼった。昨今、人手不足の深刻化が改めて明らかとなった。

理想的なビジネスパートナーは「誠実で信頼できる人」「行動力がある人」「問題解決能力が高い人」

「あなたにとって、理想的なビジネスパートナーとはどのような人物ですか?(上位3つまで)」と質問したところ、「誠実で信頼できる人(59.6%)」と回答した人が最も多く、「行動力がある人(31.1%)」「問題解決能力が高い人(31.1%)」「変化に柔軟な人(17.5%)」「ポジティブな人(17.2%)」「責任感が強い人(16.0%)」「創造的で新しいアイデアを生み出せる人(13.2%)」「他人を尊重できる人(11.8%)」「ビジョンを共有できる人(11.3%)」「冷静な判断ができる人(10.1%)」「チームワークを大切にする人(10.0%)」「継続的に学び成長しようとする人(8.3%)」「その他(0.4%)」という回答結果になった。

ビジネスパートナーの「どんなときも慌てず冷静な対応」に頼りになると感じたとの声が多く挙がる

「あなたのビジネスパートナーが「頼りになる」と感じた、具体的な場面やエピソードがあれば教えてください」と質問したところ、以下のような声が挙がった。

  • ・何も伝えなくてもこちらの意図を読んで先に動いてくれたとき(60代/男性/東京都)
  • ・コロナ禍で倒産しそうになった時も、慌てず冷静(50代/女性/三重県)
  • ・突発的なインシデントにも冷静に対応できる(60代/男性/愛知県)
  • ・どんなときでも前向き(50代/男性/東京都)
  • ・嘘をつかない(50代/男性/京都府)

「嘘をつく」「責任感がない」「自分勝手」な人と一緒に働けないと感じたとの声が多く挙がる

「これまでに「この人とは一緒に働けない」と感じたことはありますか?具体的なエピソードがあれば教えてください」と質問したところ、以下のような声が挙がった。

  • ・嘘をついたり、言い訳ばかりする(60代/男性/東京都)
  • ・自分の仕事に責任感がない(50代/男性/兵庫県)
  • ・自己評価があまりに高く、謙虚さに欠ける(50代/男性/東京都)
  • ・会社の目標に対して、斜に構えた態度・言動をしてチームメンバーに悪影響を与える(60代/男性/神奈川県)
  • ・自分勝手な考えで行動する(50代/男性/神奈川県)

経営幹部の選定は「経営層による選抜」が6割。「実績などによる人事評価」は4割弱

「経営幹部はどのように選定していますか?(複数回答可)」と質問したところ、「経営層による選抜(60.2%)」と回答した人が最も多く、「実績などによる人事評価(37.9%)」「社内推薦制度(18.0%)」「社内公募(9.4%)」「アセスメントや適性検査を活用(9.0%)」「外部から登用(8.6%)」「その他(2.5%)」という回答結果になった。

今回の調査では、経営幹部の選定を「経営層による選抜」で行っていると回答した人が6割に上った。大企業では、「実績などによる人事評価」と回答した人も半数を超えた。

スタートアップ企業 中小企業 大企業
社内推薦制度 23.9% 12.8% 32.4%
経営層による選抜 39.6% 64.1% 62.3%
実績などによる人事評価 28.3% 35.5% 53.9%
社内公募 15.1% 6.9% 14.2%
アセスメントや適性検査を活用 10.1% 6.0% 18.6%
外部から登用 8.2% 7.0% 14.7%
その他 4.4% 2.6% 0.5%

経営幹部の選考において、「リーダーシップ」「意思決定力」「実行力」を重視

「経営幹部の選考において、どのような能力を重視していますか?(上位3つまで)」と質問したところ、「リーダーシップ(43.2%)」と回答した人が最も多く、次いで「意思決定力(36.6%)」「実行力(25.6%)」「問題解決能力(24.1%)」「コミュニケーション能力(23.7%)」「マネジメント能力(21.3%)」「ビジョン構築力(16.9%)」「倫理観・誠実さ(13.1%)」「財務・経営分析能力(8.7%)」「人脈構築力(5.4%)」「創造力(5.3%)」「国際感覚(1.3%)」「その他(1.2%)」と続いた。

今回の調査結果を踏まえると、経営幹部を目指す人は「リーダーシップ」「意思決定力」「実行力」などを向上させることが大切であるといえる。

4割超が「経営幹部育成研修を実施している」

「経営幹部育成研修を実施していますか?」と質問したところ、「実施している(44.4%)」「実施していない(55.6%)」という回答結果になった。

企業規模別では、スタートアップ企業および大企業では「実施している」と回答した人が多かったが、中小企業では「実施していない」と回答した人が7割近くに上った。

スタートアップ企業 中小企業 大企業
実施している 63.5% 30.9% 77.9%
実施していない 36.5% 69.1% 22.1%

現在、「人材確保と育成」「市場や顧客ニーズの変化への対応」に関する経営課題を抱えている人が4割前後

「現在、どのような経営課題を抱えていますか?(複数回答可)」と質問したところ、「人材確保と育成(46.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「市場や顧客ニーズの変化への対応(34.8%)」「競争の激化と差別化の難しさ(24.2%)」「デジタル化やDX化推進の遅れ(21.3%)」「財務基盤の強化と資金調達(20.2%)」「情報過多とデータの活用(13.4%)」「イノベーション推進とリスク管理(12.5%)」「環境問題や持続可能性への対応(8.9%)」「グローバル化への対応(6.3%)」「その他(2.6%)」と続いた。

次世代のリーダーや幹部候補を目指す人が、これからの時代に対応するために始めるべき行動は「周囲と信頼関係を築く」「業界や市場を深く理解する」「長期的な視点で物事を考える訓練」との声

「次世代のリーダーや幹部候補を目指す人が、これからの時代に対応するため始めるべき行動を教えてください(上位3つまで)」と質問したところ、「周囲と信頼関係を築く(34.9%)」と回答した人が最も多く、次いで「業界や市場を深く理解する(32.6%)」「長期的な視点で物事を考える訓練(32.6%)」「自己分析と改善(26.4%)」「継続的な学びを続ける(25.3%)」「多様な経験の蓄積(21.6%)」「責任ある役割の積極的な引き受け(21.6%)」「グローバルな視点の獲得(11.6%)」「その他(1.1%)」という回答結果になった。

今回の調査結果を踏まえて、次世代のリーダーや幹部候補を目指す人は「周囲と信頼関係を築く」「業界や市場を深く理解する」「長期的な視点で物事を考える」を意識しながら行動するとよいだろう。

専門家からのアドバイス「経営幹部に必要な能力とは?スキルの内容と育成方法」

今回の調査では、経営者の6割が「経営層による選抜で経営幹部を選定している」と回答しました。
また、調査結果から経営幹部に求める能力として、リーダーシップや意思決定能力が重視されている状況も垣間見えます。

今回は、理想的な経営幹部に求められる能力の概要と育成方法を解説します。

経営幹部に必要な能力

経営幹部には企業の成長を見据えたビジョンを描き、それらを実行する企業経営の力が求められます。
ここでは、経営幹部に必要な能力やスキルについて見ていきましょう。

意思決定能力

ビジネスにおいて、的確なタイミングでチャンスを掴むためには、迅速な判断と意思決定が鍵となります。
また、不測の事態に対応する場合も、思考力や判断能力が試されます。

適切に判断し意思決定を下すためには、軸となる経営者としての信念や理念を持ち合わせているかも重要です。
経営幹部には、責任感をもって自らの意思で判断し、決断する能力が求められます。

柔軟な思考

急速に変化する現代のビジネス社会において、一つの思考や物事に固執する行為はリスクを伴います。
市場の変化や新たなトレンドに対応する力こそ、企業を成長させるために必要な能力と言えるでしょう。

変化を恐れず、柔軟な思考で物事をとらえると、経営上のあらゆる場面に対応できます。

失敗を恐れない行動力

企業を成長させるには、経営幹部自身が様々なチャレンジをして経験を積むための行動力が必要です。

周囲の目や声を気にしすぎて、行動できないビジネスマンは少なくありません。

しかし、経営幹部が失敗を恐れて行動できず現状維持を貫けば、企業はいずれ衰退するでしょう。

「チャレンジに失敗はつきもの」であるため、経営幹部には失敗を恐れず冷静に状況を判断する力や、失敗を糧にする力が求められます。

理想的な経営幹部の育成方法

経営幹部に必要なスキルを持ち合わせた人材は、探しても簡単には見つかりません。
理想の人材を探し求めるより、適切な方法による経営幹部の育成が重要です。

ここからは、理想的な経営幹部の育成方法について解説します。

配置するポストとスキルの明確化

経営幹部を育成する上で、配置するポストと必要なスキルを明確にします。
「ポジションが空いている」「そろそろ重役を担ってもらったほうがいい」などの漠然とした理由では、起用後にミスマッチが起こりやすいです。

また、従業員や外部の関係先に経営幹部の人事に対する不自然さを感じさせます。
必ずポストと必要なスキルを明確にし、求める人材像を社内で共有しておきましょう。

適切な人材選び

社内から経営幹部の候補者を選ぶ場合、まずは候補となりうる人材がどれほどいるのか調べる必要があります。
候補者の選定方法は、上司からの推薦や経営層による選抜が多いでしょう。

社内に候補者がいなければ、経営幹部候補として中途採用を実施し、優秀な人材を引き入れる方法もあります。

ビジョンの共有とマインドセット

候補の人材を経営幹部に育成するには、企業としてのビジョンを共有して理解を深めてもらう必要があります。
また、理想の未来を実現するために、経営者としての考え方や姿勢を教える必要もあるでしょう。
経営幹部には業務遂行力以上に、決断力や判断力、経営に関する責任感など、一従業員とは異なる視点で行動する能力が求められます
「企業経営とは」の基本から扱う丁寧な研修が、適切な能力を備えた人材の育成につながります。

評価と改善、適切なフォロー

経営幹部としての能力は、一朝一夕で身につきません。
育成には早くて数年、長ければ10年ほどかかると、育成する側とされる側の双方が理解する必要があります。
なお、幹部候補者が研修にプレッシャーやストレスを感じることもあります。
研修内容や指導内容は常に適切な評価と改善を行い、相談しやすい環境を整えた上で業務のフォローやメンタルケアを実施しましょう。

さいごに

理想的な経営幹部を選定するためには、経営幹部に必要な能力を知る必要があります。
同時に、適切な方法による人材の育成も大切です。

会社経営に関するご相談は、ぜひベンチャーサポートにお任せください。

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