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ベンチャーサポート不動産株式会社 > インタビュー > 株式会社インスパイアホームズ 髙橋祐一様|家づくりを通じてひらめきを与えたい。リースバックや空き家問題にも積極的に取り組む。

株式会社インスパイアホームズ 髙橋祐一様|家づくりを通じてひらめきを与えたい。リースバックや空き家問題にも積極的に取り組む。

髙橋祐一様|家づくりを通じてひらめきを与えたい・受けたい。人間味のある仕事で、数よりも質で勝負

神奈川県の上大岡を拠点とする「株式会社インスパイアホームズ」。代表取締役の高橋 祐一様は、自身とお客さまが家づくりを通して感化し合えることを願い、直感やひらめきを意味する「インスパイア」を社名に掲げています。

人間味のある仕事を大切にしてきた結果、会社は「お客さま同士のご紹介で成り立っている」という状況に。創業のきっかけや教訓にしていること、業界の今後などについて話を伺いました。

創業は東日本大震災の年。初期のピンチを教訓に「常に次を考える」というスタンスへ

不動産業界に入られたきっかけや独立された経緯を教えてください

高橋 祐一 様 株式会社インスパイアホームズ 代表取締役

私が不動産の世界に入ったのは1997年で21歳の頃です。結婚が決まったため、アルバイト先の上司に「頑張れば収入を得られる仕事」「大きな案件を動かせる仕事」について相談したところ、この業界を勧められたことがきっかけです。就職活動では他業界の面接も受けましたが、最も将来を思い描けたのが不動産業界でしたね。「汗を流せば稼げる!」という雰囲気が自分に合っていました。

そして、サラリーマンとして14年を過ごし、3社を経て2011年に「株式会社インスパイアホームズ」を立ち上げました。独立前の待遇や仕事のやりがいには満足していたのですが、周囲を見ると定年まで勤め上げる人が少なく「このまま一介の営業マンで終わりたくない」と思うようになりました。そもそも起業は高校時代から意識していたので、夢を一つ叶えたことになります。ちなみに上大岡を選んだのは、かつて働いていた街であり、最も土地勘のある場所だからです。

独立した2011年は、ご存じの通り東日本大震災が発生した年です。不動産業界も「この先どうなるのか……」と落ち込む雰囲気が漂っていましたが、私は迷うことなく12月にインスパイアホームズを発足させました。後押ししてくれたのは、独立前に勤めていた2社目の社長の影響もあります。その方はバブル崩壊後に横浜市で不動産会社を設立されていて「最も悪い時にスタートを切れば、それ以上は下に行くことがない」と、よく口にしていました。この言葉が頭の片隅にあり「始めるなら今しかない」と、現在に至った次第です。

「株式会社インスパイアホームズ」を立ち上げて、これまでで思い出に残っていることは何ですか?

独立して数か月後、ある不動産を購入するために金融機関から融資を受けることになりました。そのお金で残額を支払い、無事に契約というわずか数日前になって、急に金融機関から「融資できなくなりました」と連絡を受けたのです。まるでテレビドラマのような展開で、頭が真っ白になりましたね。

当初は「何度も確認したのに、ひどいですよ」と怒りがこみ上げましたが、引きずらない性格も手伝い「それでは何の解決にもならない。次の策を考えよう」と頭を切り替えました。

最終的にはお世話になっている先輩が助けてくれ、何とか乗り越えられましたね。今でもこの出来事は心の糧になっていて「常に次を考える」というスタンスでいさせてくれます。

10年、20年来のお付き合いにも恵まれ、お客さまや取引先に支えられている会社だと実感

御社の業務内容についてお聞かせください

株式会社株式会社インスパイアホームズ
引用元:株式会社インスパイアホームズ

主に中古の戸建てやマンション、あるいは土地を買い取り、新築の住居を建てたり、リフォームしたりして販売しています。また、ご紹介いただいたお客さまの不動産売買を仲介することもあります。

当社のキャッチフレーズは「暮らしに笑顔と閃き(ひらめき)を」です。私は人生において「直感=inspire(インスパイア)」を大切にしてきました。家づくりを通じて、多くの家や人に「ひらめきや刺激」を与えられる、あるいは受けられると信じていて「互いに刺激し合える存在でありたい」という願いを社名にも込めています。また「あ行」が頭文字の社名は聞き取りやすいという、自らの経験もあります。

直感をお客さまに伝えるために、思ったことは良くも悪くも口にしています。ひたすら相手を褒める営業マンもよくいますが、私は昔からできませんでした。だから、お客さまからは「営業っぽくないね」と言われ、学生時代の友人にも「よく営業になれたな」と冷やかされます。でも結局は、直感を信じたほうが信頼関係の構築につながりますよね。

住宅の建築やリフォームにおいて工夫していることは何ですか?

リフォームに関しては広告宣伝費をかけておらず、ほとんどが既存のお客さまからのご依頼です。サラリーマン時代も含めて長くお付き合いしている方々が中心で、中には20年来の関係という方もいます。ここがインスパイアホームズの強みの一つです。取引のある仕事仲間とも10年以上の交流があります。“ご紹介だけで成り立つ会社”が自慢ですね。

かつて新築の物件を購入していただき、月日が経って家族構成の変化や建物の老朽化を迎えて改築・改装をご依頼いただくケースが多いです。お客さまの自宅はもちろん、親族や知人をご紹介いただくこともあります。また、新築当時に中・高校生だったお子さまが独立して家を離れたため「子ども部屋を開放して広々と使いたい」というリクエストも多いです。

株式会社インスパイアホームズ住宅施工例
▲同社の住宅施工例
引用元:株式会社インスパイアホームズ

一方の新築は、肌感覚として10年単位でデザインの主流が変わっているように思います。私が不動産業界に入った当時の住宅は、今思うと“雨風をしのげる箱”ですね。現在は建売住宅でも当然のように床暖房が付いていて、照明もLEDで、玄関先には宅配ボックスが置かれています。注文建築にひけをとらない仕様で、高い機能性が必須になりました。当社でも今後を見据え、建売住宅に電気自動車やプラグインハイブリッド車向けの充電設備を設置していく予定です。

なお新しい家を建てる際は、その時代ならではの要望に耳を傾けながらも個性は求めています。建売住宅は機能もデザインも無難に収まりがちですが、色合いや設備で少し違いを出せるよう工夫しています。

御社が展開されている横浜市や川崎市の地域性はいかがでしょうか?

両市共に、あまり景気に左右されることなく不動産の需要がありますね。人口の絶対数も多いので、このエリアでの営業展開はそこまで苦戦しないのではと考えています。

また、私は横須賀市出身で、社会人になってからはほとんどを横浜市内で過ごしましたが、最初に来た時に「山坂ばかりでアップダウンが激しい」と感じました。一概にはいえませんが、横浜市の南部は庶民的で、北部は東横線沿線を中心にセレブな方が多い気がします。

なお、都内在住の方がこのエリアの物件を購入されるケースが圧倒的に増えました。「同じ予算で東京よりも広い家に住める」「無理に上階を増やすことなく“家らしい家”が建てられる」などが主な理由でしょう。

不動産を購入する際に考慮していることを教えてください

前述の通り、起伏に富んでいる横浜市は隣接地や道路との高低差がある物件が多いです。この差があることで、例えば建物同士の距離を空ける必要があったり、コンクリート壁を設けなければならなかったりするため、余計なコストが生じないよう注意します。

また、一部地域は土砂災害警戒区域に指定されています。どんなに価格が魅力的でも、購入は慎重に検討しています。

これからも人間味のある仕事を続け、お客さまと感化し合える家づくりを

最近は住宅着工数や不動産価格が上昇傾向ですが、どのようにお考えですか?

高橋 祐一 様 株式会社インスパイアホームズ 代表取締役

あくまでも私の予測ですが、今のところ不動産の売れ行きは悪化しておらず、しばらくは横ばいが続くでしょう。物件の価格は高い状態を維持していますが、やや無理をしてでも購入する業者が後を絶ちません。そのため、2022年末までは住宅着工数も伸びると思います。

しかし、いつまでもこの売れ行きが続くとは考えられません。いつか終わりを迎えるので、今のペースで業者が不動産を買い、手を加えて商品化していくと、そう遠くないうちに供給過多になるのではと感じています。当社はこの動きを警戒しつつも、チャンスにしたいですね。今は無理をしないことにしています。

新築マンションの価格も高水準が続くと思います。そもそも戸建住宅よりも完成までに時間がかかり「コロナ以降に高騰した土地を購入した」「建築資材が上がっている状況で完成を目指さなければならない」といった状況なので安価に販売できません。高水準が続き、売れ行きが悪くなれば価格も下がると思います。

空き家問題や不動産テックなど、業界における今後の流れをどのようにお考えですか?

コロナがまん延し始めた当初は、将来に対して未知の不安を抱える風潮がありました。大手企業も本社機能を東京以外に移したり、地方移住も話題になったりましたが、こうした流れも落ち着いてきたのではないでしょうか。

また、少子高齢化による空き家は当社の商圏でも見受けられます。窓ガラスが割れて朽ち果てた住居を目にすると、どうにか行政の協力で解決してもらい、私たちで有効活用していきたいですね。

さらに、高齢化社会においてはリースバックも現代らしい仕組みだと思います。家を売却しても周囲に知られることなく住み続けられ、資金を調達できるので買う側のメリットは大きいですね。ただ、賃料を世間の相場に合わせる必要があるなど、物件を所有する側の利点が少ない気がしています。

加えて、業界に浸透し始めている不動産テックは今後重要なカギになると考えています。しかし、不動産取引の当事者が高齢な場合も多く、スマートフォンの操作もままならない彼らにITを説明するのは難しいかもしれません。もう少し工夫が必要だと思いますが、売買契約書や重要事項説明書が電子化できるので若い世代には便利ではないでしょうか。

これから「株式会社インスパイアホームズ」をどのように導いていくのか、ぜひお聞かせください

お客さまを主役にした当社らしい人間味のある仕事を続け、これからも満足度を高くキープし、ご紹介につなげていきたいと思います。小さな会社なので、数ではなく質での勝負ですね。

また、時代の流れを感じ取り、お客さまと当社が感化し合える家づくりを続けたいです。同時に個性を見失うことなく、ひと目でインスパイアホームズの物件だと分かるような特徴も出せたらいいですね。

高橋 祐一 様 株式会社インスパイアホームズ 代表取締役
 
高橋 祐一 様
株式会社インスパイアホームズ 代表取締役

■ 企業プロフィール
社名:株式会社インスパイアホームズ
所在地:横浜市港南区上大岡西2-4-8 福真ビル3階
事業内容:新築戸建分譲、不動産買取、仲介、管理、コンサルティング、リフォーム、外構等工事全般、損害保険代理店業
TEL:045-374-3847

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