現在「東京都23区」「政令指定都市」に居住している人は「テレワーク」を希望する人が多い
ベンチャーサポート不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:内田和希)(https://vs-group.jp/real-estate/)は、「居住地と働き方」に対する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。
<居住地と働き方に関する調査結果トピックス>
<調査概要>
今回の調査では、以下のような内訳となっている。
現在の居住エリア | ・東京都23区:25.5% ・政令指定都市:24.2% ・東京都23区外:9.4% ・その他:40.9% |
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現在の働き方 | ・テレワーク 27.0% ・ハイブリッドワーク(出社とテレワークの組み合わせ):73.0% |
居住エリアに「東京都23区」「政令指定都市」を選んだ理由は、約半数が「交通の便が良い」。居住エリアに「東京都23区外」「その他」を選んだ理由は、「生活費が安い」「自然環境が良い」「子育てがしやすそう」
20~30代のテレワークまたはハイブリッドワークで働く正社員に調査を実施。
「現在の居住エリアを選んだ理由に最も当てはまるものを教えてください」と質問したところ、
現在の居住エリア:「東京都23区」「政令指定都市」 |
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「交通の便が良いため(47.9%)」と回答した人が最も多く、次いで「仕事の選択肢が多いため(16.7%)」「教育環境が充実しているため(9.7%)」「インフラが整っているため(5.8%)」「商業施設・娯楽施設が多いため(5.8%)」「他人から干渉されないため(4.6%)」「医療機関が充実しているため(4.2%)」と続いた。「その他(5.3%)」としては、地元や夫の転勤などが挙がった。 |
現在の居住エリア:「東京都23区外」「その他」 |
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「生活費が安いため(21.5%)」と回答した人が最も多く、次いで「自然環境が良いため(15.9%)」「子育てがしやすそうなため(15.8%)」「都会の喧騒が苦手なため(10.0%)」「広い家に住めるため(9.8%)」「食育や新鮮な食材を楽しめるため(4.7%)」「地域コミュニティが活発なため(2.4%)」「ペットを飼いやすいため(2.2%)」と続いた。「その他(17.7%)」としては、地元や職場に近いなどが挙がった。 |
「東京都23区」「政令指定都市」の人は、交通の便など利便性から、「東京都23区外」「その他」の人は、生活費や自然環境、子育ての観点から現在の居住エリアを選択したことが明らかとなった。
「東京都23区」「政令指定都市」に居住する人のうち6割近くが、将来、居住エリアを変えたいと回答
「将来、居住エリアを変えたいと思いますか?」と質問したところ、「はい(53.1%)」「いいえ(46.9%)」という回答結果となった。
現在の居住エリア | |
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「東京都23区」「政令指定都市」 | 「はい(56.5%)」「いいえ(43.5%)」 |
「東京都23区外」「その他」 | 「はい(49.8%)」「いいえ(50.2%)」 |
現在の居住エリア別では、「東京都23区」「政令指定都市」の人のうち6割近くが「はい」と回答し、将来、居住エリアを変えたいと考えている人が多いことが明らかとなった。
「転職」のタイミングで居住エリアの変更を検討している人が最多。現在「東京都23区」「政令指定都市」に居住している人は、「すぐにでも変えたい」と考えている人も多い
将来、居住エリアを変えたいと考えている人に「居住エリアを変えるタイミングとしていつを検討していますか?」と質問したところ、
現在の居住エリア:「東京都23区」「政令指定都市」 |
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「転職(26.4%)」と回答した人が最も多く、次いで「すぐにでも変えたい(16.9%)」「転勤(16.9%)」「持ち家の購入(13.7%)」「結婚(13.0%)」「定年(6.0%)」「妊娠・出産(5.6%)」「その他(1.5%)」と続いた。 |
現在の居住エリア:「東京都23区外」「その他」 |
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「転職(22.1%)」と回答した人が最も多く、次いで「転勤(18.2%)」「持ち家の購入(17.0%)」「結婚(17.0%)」「すぐにでも変えたい(11.1%)」「妊娠・出産(7.1%)」「定年(4.4%)」「その他(3.1%)」と続いた。 |
現在の居住エリアにかかわらず、「転職」のタイミングで居住エリアを変えようと考えている人が多いことが明らかとなった。また、現在の居住エリアが「東京都23区」「政令指定都市」の人は、「すぐにでも変えたい」と考えている人も多い。
現在「東京都23区」「政令指定都市」に居住している人のうち7割は、将来も「東京都23区」「政令指定都市」への居住を検討。現在「東京都23区外」「その他」に居住している人のうち4割近くが、将来の居住エリアとして「政令指定都市」を検討していると回答
将来、居住エリアを変えたいと考えている人に「将来は、どこの居住エリアを考えていますか?」と質問したところ、
現在の居住エリア:「東京都23区」「政令指定都市」 |
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「東京都23区(43.7%)」「東京都23区外(25.3%)」「政令指定都市(26.8%)」「その他(4.2%)」という回答結果となった。 |
現在の居住エリア:「東京都23区外」「その他」 |
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「東京都23区(24.1%)」「東京都23区外(23.3%)」「政令指定都市(37.9%)」「その他(14.7%)」という回答結果となった。 |
現在の居住エリアが「東京都23区」「政令指定都市」の人は、現在と同じ「東京都23区」「政令指定都市」を考えている人が7割に上った。一方、現在の居住エリアが「東京都23区外」「その他」の人は、現在と同じ「東京都23区外」「その他」を考えている人は4割弱にとどまり、「政令指定都市」を上げる人が4割近くに上るなど、「政令指定都市」への転居を考えている人が多いことが明らかとなった。
将来の居住エリアとして「東京都23区」「政令指定都市」を選ぶ理由は、「交通に便の良さ」
「将来の居住エリアとして選んだ理由に最も当てはまるものを教えてください」と質問したところ、
現在の居住エリア:「東京都23区」「政令指定都市」 |
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将来の居住エリア:「東京都23区」「政令指定都市」 |
「交通の便が良いため(39.0%)」「仕事の選択肢が多いため(18.5%)」「教育環境が充実しているため(14.0%)」「インフラが整っているため(9.5%)」「商業施設・娯楽施設が多いため(8.0%)」「医療機関が充実しているため(6.5%)」「他人から干渉されないため(3.0%)」「その他(1.5%)」という回答結果となった。 |
将来の居住エリア:「東京都23区外」「その他」 |
「生活費が安いため(27.4%)」「自然環境が良いため(22.6%)」「子育てがしやすそうなため(14.3%)」「広い家に住めるため(13.1%)」「食育や新鮮な食材を楽しめるため(10.7%)」「地域コミュニティが活発なため(3.6%)」「ペットを飼いやすいため(3.6%)」「都会の喧騒が苦手なため(1.2%)」「その他(3.5%)」という回答結果となった。 |
現在の居住エリア:「東京都23区外」「その他」 |
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将来の居住エリア:「東京都23区」「政令指定都市」 |
「交通の便が良いため(42.0%)」「仕事の選択肢が多いため(19.1%)」「インフラが整っているため(11.5%)」「商業施設・娯楽施設が多いため(9.6%)」「教育環境が充実しているため(8.9%)」「医療機関が充実しているため(4.5%)」「他人から干渉されないため(3.2%)」「その他(1.2%)」という回答結果となった。 |
将来の居住エリア:「東京都23区外」「その他」 |
「生活費が安いため(21.9%)」「子育てがしやすそうなため(20.8%)」「自然環境が良いため(17.7%)」「広い家に住めるため(8.3%)」「都会の喧騒が苦手なため(6.3%)」「食育や新鮮な食材を楽しめるため(5.2%)」「地域コミュニティが活発なため(3.1%)」「ペットを飼いやすいため(3.1%)」という回答結果となった。「その他(13.6%)」としては、地元や職場に近いなどが挙がった。 |
現在の居住エリアにかかわらず、将来の居住エリアとして「東京都23区」「政令指定都市」を選ぶ理由は、交通の便の良さや仕事の選択肢の多さであることが明らかとなった。また、将来の居住エリアとして「東京都23区外」「その他」を選ぶ理由は、生活費の安さや自然環境、子育て環境の良さが関係していることが明らかとなった。
現在「東京都23区」「政令指定都市」に居住している人は「テレワーク」を希望する人が多い
「現在、ワークライフバランスを保てていますか?」と質問したところ、「はい(77.4%)」「いいえ(22.6%)」という回答結果となった。なお、現在の居住エリア別でもほぼ同じ割合であった。
「理想的な働き方を教えてください」と質問したところ、「ハイブリッドワーク(出社とテレワークの組み合わせ)(52.1%)」と回答した人が最も多く、次いで「テレワーク(41.7%)」「出社(6.2%)」と続いた。
現在の居住エリア | |
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「東京都23区」「政令指定都市」 | 「ハイブリッドワーク(50.1%)」 「テレワーク(43.5%)」 「出社(6.4%)」 |
「東京都23区外」「その他」 | 「ハイブリッドワーク(54.1%)」 「テレワーク(39.8%)」 「出社(6.1%)」 |
「収入と働き方、どちらを重視していますか?」と質問したところ、「収入が減っても、テレワークで働きたい(59.0%)」「収入が増えるなら、毎日出社でもよい(41.0%)」という回答結果となった。
現在の居住エリア | |
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「東京都23区」「政令指定都市」 | 「収入が減っても、テレワークで働きたい(61.4%)」 「収入が増えるなら、毎日出社でもよい(38.6%)」 |
「東京都23区外」「その他」 | 「収入が減っても、テレワークで働きたい(56.5%)」 「収入が増えるなら、毎日出社でもよい(43.5%)」 |
現在の居住エリアが「東京都23区」「政令指定都市」の人は、テレワークを希望する割合が高いことが明らかとなった。これは通勤ラッシュによるストレスを避けたいと考えている人が多いことが要因と思われる。また、現在の居住エリアにかかわらず、「収入が減ってもテレワークで働きたい」と考えている人が約6割に上り、収入よりも勤務スタイルを重視している人が多いことが明らかとなった。
テレワークは「自宅」で行う人が8割超。自宅以外でテレワークを行う人のうち、現在「東京都23区外」「その他」に居住する人の6割近くは「会社の近く」でテレワークをしている
「テレワークはどこの場所で行うことが多いですか?」と質問したところ、「自宅(82.8%)」と回答した人が最も多く、次いで「コワーキングスペース(6.7%)」「レンタルスペース(6.1%)」「カフェ(2.9%)」「ビジネスホテル(1.1%)」「図書館(0.4%)」と続いた。なお、現在の居住エリア別でもほぼ同じ割合であった。
自宅以外でテレワークをしている人に、「テレワークの場所は自宅あるいは会社と近いですか?」と質問したところ、「会社の近く(49.4%)」「自宅の近く(36.2%)」「自宅と会社の中間地点(13.8%)」「その他(0.6%)」という回答結果となった。
現在の居住エリア | |
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「東京都23区」「政令指定都市」 | 「会社の近く(43.2%)」 「自宅の近く(41.1%)」 「自宅と会社の中間地点(15.8%)」 「その他(0.0%)」 |
「東京都23区外」「その他」 | 「会社の近く(57.0%)」 「自宅の近く(30.4%)」 「自宅と会社の中間地点(11.4%)」 「その他(1.3%)」 |
居住地と働き方に関するアンケート調査で、理想的な働き方の1位はハイブリッドワーク(出社とテレワークの組み合わせ)でした。
テレワークと合わせると、9割以上は出社が必須でない働き方を理想としています。
今回は、理想の働き方として注目されているテレワークに適した住宅の条件について解説します。
テレワークに適した環境は、仕事の効率を向上させるでしょう。
たとえば、自宅でのテレワークはメリハリに乏しいため、仕事の効率が低下して長時間労働になってしまうことがあります。
そのため、ロケーションのよいマンションの上層階を借りるのもよいでしょう。
一部のマンションでは共用部にテレワークに適したスペースが設けられており、快適なデスクや椅子、安定したWi-Fi環境で落ち着いて作業ができる物件もあります。
リフレッシュできる施設が近隣にあると、テレワークのオン・オフを切り替えやすくなります。
・カフェ
・コワーキングスペース
・スーパーやコンビニエンスストア
・フィットネスクラブやジム
・公園
テレワークによる孤独感や運動不足を解消するため、近隣のカフェや公園を活用しましょう。
また散歩は適度な運動となり、脳内の神経伝達物質の1つであるセロトニンの分泌を促します。
集中力が高まるだけでなく、うつ病の予防効果も期待できるでしょう。
テレワークする場合、リビングから離れている部屋が理想的です。
リビングで家族がテレビを見ていても、作業スペースが離れていれば生活音が気になりません。
家族も物音をたてないようにするなど気を遣わずに済みます。
業務でデュアルモニターやサブパソコン、複合機(多機能プリンター)などを使用する際は、十分なデスクスペースやコピー用紙の保管場所も必要です。
収納やゆとりある作業スペースを確保したいなら、5~6畳程度の部屋がテレワークにおすすめです。
テレワーク中は集中力が低下することもあるため、騒音や振動に影響されない環境が理想的です。
車や電車、飛行機が近くを通過する立地であれば、窓を二重サッシに変えるなど、騒音や振動への対策が必要でしょう。
アパートやマンションは上階や隣の住人が退去する際に、内装工事の騒音・振動に悩まされる可能性があります。工事が長期化するときは、コワーキングスペースの利用も検討しましょう。
薄暗い部屋でパソコンを使うと、モニターと周囲の明るさに大きな差が出てしまうため、目の調整機能に過度な負担がかかってしまいます。
目の疲れは慢性的な肩こりも引き起こすため、テレワークには自然光が入りやすい角部屋がおすすめです。
テレワークのインターネット環境は「高速」「安定」が必須条件です。
理想は光ファイバー回線ですが、テレワーク用にマンションなどを借りる場合、速度が落ちるVDSLを採用しているケースがあります。
契約前に確認しておきましょう。
また、屋内の無線LANが途切れやすいときは、有線LANに切り替えてみましょう。
作業環境は、テレワークの効率に大きな影響を与えます。
テレワークを快適に行うためのポイントを踏まえて、自分の生活スタイルや将来の生活設計を不動産会社に相談すると、最適な物件が見つかりやすくなるでしょう。