会社設立の基本的な流れ
まずは会社ができるまでの基本的な流れについてご説明します。
まず知っていただきたいのは会社を作るには順番があるということです。
その順番を簡単にまとめたのが、上のフローチャートです。
例えば登記は定款認証の後でしかできませんし、出資金の払い込みも期間が決まっています。
すべて同時並行ではできないのです。
ひとつずつ順番どおりにしていかなくてはいけません。
どれくらいの時間がかかるかと言いますと、場合にもよりますが、
• 「STEP1」~「STEP4」で1週間
• 「STEP5」~「STEP7」で1週間
• 「STEP7」~「STEP8」で1週間
これくらいの時間を見ておけば余裕があるでしょう。
急げば最短で「STEP1~STEP7」まで1週間ほどで作ることも可能ですが、大事な会社の設立です。
じっくり決めることを決めて設立の手続きを進めることをお勧めします。
さてここで市販の本などには書かれていない重要なポイントを一つお知らせします!
「STEP1」から順番にしていくのですが、
「STEP1」に取り掛かる前に決めなければいけないことが一つあるのです。
言うなれば「STEP0」ですね。
それは「STEP7」の「登記申請日をいつにするか」です。
なぜなら登記申請日をいつにするか考えないで「STEP1」から始めてしまうと、
自分が希望する「登記申請日」=「設立記念日」に会社を作れない可能性があるからです。
結構、設立記念日って重要ですよね。
大安にするか、誕生日なんかの記念日にするか、「末広がり」の8の付く日にするか。
こだわりがある方はまずは「登記申請日」を決めて、そこから日程をさかのぼって
「いつまでに何をしなければいけないか」を考えてください。