採用Q&A

過去に会社説明会で受けた質問、当社の特徴などをQ&Aとしてまとめてお伝えします。

採用について

“税理士法人” と聞くだけで入社のハードルが高く感じるのですが・・・
ハードルは全然高くないですよ。会計の難易度だけで言えば、普通の税理士事務所と何も変わらないです。僕も前職は個人の会計事務所だったので、転職の時に「ゼイリシホウジン?なんか高度で難しそう…」と思いました。でも、税理士が2人以上集まって支店展開をするためには税理士法人になる必要があるだけで、仰々しい「税理士法人」という言葉とハードルの高さはリンクしていないです。
どのような人を採用していますか? 採用基準はありますか?
明確に文章化された採用基準はありません。正直なところ、会計事務所経験者は採用されやすいと思います。弊社としても即戦力の人はありがたいからです。ですが、未経験の人も多数採用されています。その採用時のポイントは、「話をしていて気持ちよく楽しい会話ができるか?」 これが最大の採用ポイントです。コミュニケーション力と言うと、何か難しいように思われがちですが、「社会人としての常識を持って、それでいて、くだけた楽しい話もできる人」が採用されているようです。それは、お客さんである中小企業の社長様がそのような担当者を望むからです。知識は入社した後からでも付けられますが、会話力はすぐには身につかないので、素質として会話力を重視した面接になります。
学歴は重視されますか?
採用段階でも採用後でも、学歴が重視されることはまったくありません。実際に仕事ができることと学歴には関連性がないと思います。税理士に求められるのはお客さんからの信頼・信用なわけですが、顧問先の社長は起業家であり自分の腕一本でのし上がろうという方々ですので、学歴で信用されることはないのです。ある意味、シビアな目を持つ人達ですので、本気で仕事をしてるのか?どんな人間性なのか?を見てこられるのです。ちなみにベンチャーサポートでは会計専門学校の出身に優秀な方が多く、一番多い学歴は某専門学校です。
税理士試験の合格科目数は重視されますか?
いいえ、合格科目数が多いことで採用が有利になることはありません。面接の基準は、あくまでコミュニケーション能力を最重要視します。その上で実務経験があれば言うことないです。ただ、税理士試験の科目を合格した人は入社後の成長が早いのも事実です。特に税理士試験では法人税と消費税の知識が主に仕事で必要になります。採用段階では合格科目数は有利になりませんが、入社後には役に立つ部分もあるとお考え下さい。
大学院で税法免除を受けたのですが、何か問題がありますか?
大学院の税法免除も、採用段階で有利・不利になることは一切ありません。税理士を目指す人にとって、税理士の資格を取ることは夢であり1つの区切りであると思います。そのプロセスを、5科目合格で取っても大学院で免除を受けても変わりはないと思います。それよりも資格を取った後に何をするのか?資格を取っても勉強を続けられるか?が大事だと・・・まるで自分に言い聞かせてるようですが。
採用の時期は決まっていますか?
いいえ、いつからでもOKです。本音としては早めに入ってもらえるとありがたいです。なぜなら毎月お客さんがどんどん増えているので、早く入社してもらえると助かるからです。でも、逆に言うと、いつ入社して頂いても、その時もお客さんが増えているはずなのでありがたいと思ってます。8月や12月は特に力を入れて求人広告を出したりしますが、お客さんはずっと増えてますので、「面接をして欲しい」という気になればいつでもご応募下さい。特に経験者の方は大歓迎です!
引き継ぎがあってすぐには転職できません。どれくらい待ってもらえますか?
経験者の方は前の会計事務所の引き継ぎもあり、すぐには動けないと思います。ベンチャーサポートでは概ね3ヶ月程度は入社までの期間を設けることができます。中には「税理士試験が終わってから働きたいけれど試験に集中したいので先に内定が欲しい」という方もおられるかもしれません。この場合も、ご相談頂ければ時間を空けることは可能です。ベンチャーサポートはスタッフの退職で求人をしているのではなくお客様の増加による求人ですので、今すぐ絶対に入社して頂くということはありません。まずはお気軽にご相談して下さい。
会社からの辞令で転勤はあるのでしょうか?
転居を伴う転勤を会社側からお願いすることははありません。ただし、転居を伴わない転勤(例えば渋谷から新宿オフィスへの転勤、梅田から難波オフィスへの転勤など)は場合によってはあります。
逆に、転勤のご希望がある場合には、転出元と転入先の人員状況などを考慮して可能な限り実現するようにしています。現在、特に東京・横浜が人手不足のため、東京横浜転勤希望して頂ける方には「給与アップ+支度金支給」をしています。ぜひご検討下さい!
他の税理士事務所とは何が違いますか?
違いはたくさんあると思うのですが、それをあえて凝縮し、私個人の独断と偏見で3つの違いを挙げたいと思います。
①起業家支援に特化してるので、創業期の会計や融資の能力が身につく ②お客さんがどんどん増えてるので、経営が安定して待遇が良くなる ③コミュニケーション能力が高い人が多いので社内が明るい。・・・あえて絞るとすれば、この3つかと思っています。これはスタッフごとで感じ方も違うと思いますので、ぜひ会社説明会にてご自身の感覚で判断してみて下さい。
将来独立を考えているのですが、採用してもらえますか?
はい、OKです。本音を言えば優秀なスタッフに独立されるのは残念なのですが、税理士という職業である以上は独立を考える人がいるのは仕方ありません。弊社の創業者中村も独立をしたから今のベンチャーサポートがあるわけなので、「独立したい」という夢を阻害することはありません。ただ、実際には入社してから“独立するより一緒に働き続けること”を選んでくれるスタッフが多いのも事実なのです。まずは入社してベンチャーサポートの魅力を堪能してから自分の道を決めても遅くはないのでは?と個人的には思います。ベンチャーサポートの魅力で虜にしてみせます。
過去に不採用になったのですが、再度応募して採用されることはあるのですか?
はい、あります。実は、再応募で採用される方は意外と多いのです。特に多いのが、「最初は未経験で応募したけれど、その時は未経験採用が締め切られていたために数年後に経験者として応募した」というケースです。未経験の場合は採用後の教育まで考えての採用計画を作りますので、どうしてもタイミングというものがあります。その時は残念ながらタイミングが合わなかったということもありますので、ぜひ何度でもご応募下さい。

仕事内容について

起業家支援とは、具体的にどんな仕事をするのですか?
基本的には、普通の税理士と同じ税金業務と思って頂いて結構です。経営のコンサルティングだとか何か高度なことをするわけではありません。でも、税金の計算だけではないのも事実。創業融資や助成金、役員報酬のシミュレーションなど税務に関連する専門的なノウハウはたくさん学ぶことになります。(そのための教材は充実しています) よくある勘違いとしては、会社を作る登記などを手伝うのか?と思われがちですが、登記は社内に司法書士がいますので、そちらでやっていくことになります。
今まで経営者と話したことがないのですが、どうすればうまく会話ができますか?
入社してすぐに経営の話ができる人はいませんので安心して下さい。はじめの一歩としては、お客さんの商売に興味関心を持っていろいろなことを聞いてみることです。経営者の方々は自分の商売のことや自分自身のことを誰かに話して聞いてもらいたいと思っているので、こちらから話せることがなくてもたくさん興味を持って質問してみることが大事です。また、自分が客の立場になって率直な意見や質問をすれば、意外とそれが今後の経営のヒントになることがあるのです。こうして様々な業界の経営者と会話を繰り返すことで情報や知識の幅も広がり、自然と会話の引き出しも増えてくるでしょう。
繁忙期や閑散期はありますか?
極端な繁忙期・閑散期はありませんが、年末調整がある12月はその中での一番の繁忙期にはなります。その次は、3月決算→5月申告が多い5月です。3月の確定申告時期も他の月と比べると繁忙期ということなりますが、一般の会計事務所と違って個人の確定申告が少ないので、それほど繁忙期という感覚はありません。12月が一番の繁忙期だと言っても、それでも終電になったりすることはありません。「21時にオフィスを施錠する」というルールは12月でも同じです。あとは各スタッフごとに、自分の担当する顧問先の決算が多い月・少ない月というバラつきはあります。これは、ベンチャーサポートが顧問先の担当者を決める際、「社長の性格的に一番合うのは誰だろう?」という視点で決めているからです。ですが、決算が多い月と言っても仕事ボリュームが偏らないように調整することになっていますので、仲間のヘルプはあると思って下さい。
クライアントは、どんな業種が多いですか?
どんな業種でも幅広くあります。あえて言えばIT関連の業種やネット通販・サービス業が多いかもしれません。逆に、製造業・不動産業・建設業・医業などは少なめです。私が前の会計事務所から転職して最初にビックリしたのが、「カタカナやアルファベットの会社が多い」ということでした(笑) 新しい会社が多く、また業種的にもIT関連が多いからだと思います。
クライアントは、どれくらいの規模が多いですか?
オフィスによって異なりますが、年商1億未満のクライアントが85%、1億~5億が10%、5億以上が5%くらいです。起業家がお客様のメインですのでそれほど大きな規模のお客様は多くはありませんが、逆に言えば「設立数年で年商5億を超えるお客様も20社に1社ほどある」という状況です。規模が大きければ、確認すべきポイントも増えますし税務リスクも高まります。経験が浅い間は実力に見合った担当先を担当し、実力が上がるにつれて難易度の高い担当先を任されるようになります。
顧問先の社長さんの年齢は、何歳くらいの方が多いですか?
厳密に集計を取ったことはありませんが、30代の社長が一番多くて40%。次に40代の社長が30%、20代の社長が20%、50歳以上の社長が10%くらいです。やはり起業家は年齢的にも若い方が多いというのが特徴です。担当者とも同じ年代の社長さんが多いので、友人のような関係性になれます。経営者と一緒に悩み、考え、励まし合って成長できるのも、同年代の経営者さんと付き合う楽しさだと思ってます。
サービス業として接するということですが、無理なことを言われればどうしますか?
脱税や粉飾決算をして欲しいなど、法的に問題のある依頼は確実に断っています。また、法的には問題がないけれども、例えば今日資料を大量に持ってきて明日までに処理してくれと言うお客さんがいた場合は、ケースバイケースです。資料が遅れた理由や処理が遅れるとどうなるかなどを総合的に判断して可能な範囲内でお手伝いしますが、最終的にはお客さんよりも “スタッフに無理をさせないこと” を重視します。スタッフが仕事内容で余計なストレスや悩みを抱えることがないように、会社側としても最大限に協力する体制がありますので、何か少しでも気になることがありましたら先輩スタッフなどにご相談下さい。何よりも人を大切にして、悩んでいる人を一人にしないのがベンチャーサポートの社風です。
役職や昇進については、どのような仕組みですか?
ベンチャーサポートでは明確に「課長」などの肩書は作ってません。ですが、イメージとしては下記のような流れです。
「担当者候補」=事務所内で会計ソフトの入力などの事務作業を覚えながら先輩に同行して社長への説明の仕方を覚え、税務の基本知識を身につける段階
「新人担当者」=事務作業は身について基本的な税務の知識も学んだが、現場での判断に迷うことがあるので、都度先輩に相談をし、時には同行してもらう段階
「担当者」=現場での判断も概ねできるようになり、後輩の指導を始める段階。わからないことは自分で調べることができ、決算の検算をする側になる。
「ベテラン担当者」=税務の知識はほぼ身につき、担当者からの質問を受ける側。決算の検算でも難しい顧問先が任され、最終判断をする段階
「運営」=税務の知識だけでなく、会社運営として、求人・教育・品質管理・マネジメント全般をする段階
「拠点代表」=運営メンバーと一緒に運営をしながら、運営メンバー同士の意見の調整や、会社全体の方向性の決定参加、拠点の方向性の決断をする段階
あまりITに自信がありません。どれくらいのITスキルが必要ですか?
弊社は確かにITを積極的に活用して効率化を図っていますが、実はIT知識そのものはそれほど必要ありません。メールができてタイピングが普通にできて、ワードやエクセルの基本がわかれがOKです。ネットワークの仕組みとかエクセルのマクロ機能等を知らなくてもまったく問題はありません。いろいろなツールを使いこなそうという気持ちがあれば、使いやすいツールが揃っていますので使い方で困るようなことはないと思います。ITにアレルギーを持つ方が困りますね。
会計ソフトは何を使ってますか?
会計は弥生会計、申告は達人シリーズを使っています。その他、最近ではマネーフォワードやfreee(フリー)といったクラウド会計も実験的に使用したり、早業バンクというクレジットカード情報を自動で弥生会計に取り込みするようなソフトも使っています。もし今まで弥生会計や達人シリーズを使ったことがないという場合でも安心して下さい。会計ソフトも申告ソフトも、すぐに使い方に慣れます。私自身も元々はJDLや魔方陣を使っていましたが、すぐに慣れることができました。
(会計事務所の経験者より)まだ決算に自信がないのですが、どのように決算を組むのでしょうか?
まず、基本は毎月~3ヵ月に1回は顧問先に会いますので、決算申告月に入る段階には会計が出来上がっているか不足資料が少しあるという状態になります。年に1回しか会わず、1年分の大量の資料を急いで入力しなければいけないということはめったにありません。ベンチャーサポートで言う「会計を固める」というのは、決算ファイルというファイルを完成させることと同じ意味になります。決算ファイルというのは1社ごとに毎期作るもので、社内の検算に回す際に確認してもらったり税務調査の際に決算内容を思い出すために作ります。内容をざっくり言いますと、以下のようなものです。
①貸借対照表項目は、残高があるすべての勘定科目について、その残高の根拠となる原始帳票をコピーして挟みます。例えば売掛金の請求書や保証金の契約書などです。
②損益計算書項目は、役員報酬や雑収入、雑損失、交際費、外注費、珍しい勘定科目などを挟みます。
③措置法の有利な規定が漏れないように、社内の既定のチェックリストを使ってプリントアウトし、確認作業の結果を残します。
④いつ誰が検算をしたか?どんな検算の指摘があったか?最終の税理士の確認などの検算の流れを残すための資料を挟みます。
⑤最終でき上がった決算書や申告書、内訳書などを挟みます。
・・・以上のような形で決算を作ります。
会計事務所の未経験の方は説明を聞いてもピンと来ないと思いますが、「税務調査目線で税務調査で負けないことを前提にした非常に精度の高い決算」になります。この流れの決算をこなすだけで、会計の能力は自然と高まることは間違いありません。
(会計事務所の経験者より)税務調査を受けたことがありません。いきなり任されたりすると不安なのですが大丈夫でしょうか?
税務調査をいきなり任せることはありません。まずは税理士の印鑑を押している代表税理士が同席をします。その中で、経験が増えてきた担当者は税務署に対して説明をしたり見解を言ったりする形になります。税務調査は税理士が立ち会うことが必要ですので、税理士とともに戦うスタイルになります。ですが、担当者としては代表税理士以上に顧問先のことを深く理解し思い入れもあると思います。日々の会計の細部まで理解しているのは担当者の方なので、ここぞとばかりに自分の考えや思いをぶつけて下さい。ベンチャーサポートでは決算段階で社内検算が厳しく行われてますので、税務調査で大きな失敗などが見つかることはあまりありません。
社労士・司法書士・行政書士・弁護士が社内にいると、どんなメリットがありますか?
まずは不安がなくなります!税金のことはもちろん私たちが専門家なので自信を持って話ができるのですが、社会保険のことや登記のこと、許認可のことなどになると、どうしても専門外ということになります。しかし、顧問先の社長は困ったら何でも相談してくれるので、それに応えたいという気持ちはあります。そんな時に社内ですぐに聞ける専門家がいるというのは、顧問先にとっても私たちにとっても大きな安心感です。そして社労士さんたちの対応の仕方を見ることで、私たち自身も知識として学べるのです。お客様からすればワンストップで、私たちからすれば成長できるチャンス。メリットしかないですね。

雰囲気・社風について

残業は多いですか?
スタッフの平均残業時間は月15~20時間程度です。残業=努力ととらえるのではなく、準備や段取りを工夫して仕事を早く終わらせて帰ることを評価しています。どのオフィスも社内ルールで「21時以降の残業は禁止、1ヶ月の総残業時間は42時間以内」という鉄の掟があります。税理士業界でよくある「繁忙期は終電帰りが当たり前」のようなことは一切ありませんのでご安心下さい。税理士試験勉強をしている人はもちろん、大学院に通学している人も複数います。
有給休暇を取りづらい雰囲気はないでしょうか?
全員が有給消化率100%とは言いませんが、だいたい平均で消化率70~80%くらいです。中には有給を使い切って毎年風邪もひけないと言ってる人もいるぐらいです(笑) 試験前にまとめて取る人が多いですが、連休にくっつけて大型連休を作る人もいます。入社して半年で有給が与えられるのですが、みんなよく有給使ってますね。僕もこの前有給を使ってディズニーランドに行ってきました。自分の仕事が回って、かつ、周囲と絡む仕事の段取りさえ付けておけば、いつ有給を使ってもらってもOKです。
社内の飲み会は多いですか?
会社の公式行事としての飲み会は、忘年会と確定申告打ち上げの2回だけです。会社主催の飲み会は、強制感があって本当は行きたくない人が断りにくいと考えて減らしています。その代わり、飲み会が好きなスタッフが多いので、好きな人同士で飲みに行ってる感じです。結果的には、飲みに行く人が多いと言えるのかもしれませんが、飲み会は仕事とは関係ないので、行かないから怒られるみたいな体育会系のノリはないです。ただ、僕自身は飲み会で先輩から学んだことも多いですし悩み相談をしたこともあるので、個人的には飲み会は役に立ったなと思ってます。
明るい雰囲気のようですが、ノリについていけるか不安です・・・
全然大丈夫です。実際、大阪の代表税理士は完全な文化系ですよ?読書とカメラが好きで、スポーツを嫌ってるので運動不足に悩んでます・・・私自身も完全な文化系です。オフィスごとに状況は変わりますが、学生時代に何らかの運動部に属してた人は6割くらい。おそらく、この比率は日本全体の運動部人口の比率と一致しているような気がしますので、特別多いということでもないと思います。ちなみに、なぜか一番出身者の多いスポーツはサッカー経験者です。文化系の僕からすると、「俺はボランチやったからオフィス運営は任せて」と言われても、例え話の意味がわかりません・・・
従業員の数が多いと、活躍したくても埋もれてしまいませんか?
安心して下さい!優秀な人を見落とすようなもったいないことは絶対しません。ベンチャーサポートの基本的な考え方として、頑張ってる優秀な人を埋もれさせたくないため、1つのオフィスを40人程度までにしています。40人くらいのオフィス規模で、半分の20人が担当者・20人がアシスタントだと、頑張っている人は必ず見えてきますし、確実に評価もされます。そうすれば、また新しいオフィスを出すときに幹部にもなれるチャンスが出てきて活躍の場ができて・・・という循環で、どんどんオフィスが増えていっています。ぜひ出る杭になって下さい。
スタッフの年齢構成はどうなってますか?
基本的に若い人が多いのですが、20代が4割、30代が5割、40代が1割くらいの比率です。僕が入社した時は40歳以上は一人しかいなかったのですが、それを思うと増えました。退職者が少ないということもあって、徐々に年齢層も変わるのかなと思います。基本的には「20代は会計事務所未経験、30代は会計事務所経験者」というのが多いようです。
男女比率はどれくらいですか?
だいたい「男性:女性=6:4」くらいかなと思いますが、オフィスによっては男女半々というオフィスもあります。女性はパートの方も多く、子育てと両立している女性もたくさんいらっしゃいます。ベンチャーサポートは、幼い子供さんが熱を出したりしたらすぐ帰ってもらったり朝から休んでもらってOKというのがルールなので、子育てをしてる女性の方から「働きやすい」と言ってもらえます。
女性でも担当者になれるのですか?
はい、なれます。女性担当者も結構多いです。僕がいる大阪オフィスでは、5人の女性担当者がいます。ある意味、完璧に男女平等に考えてるので、男性にも女性にも求めるものは同じです。税理士の仕事は、女性担当者であっても時には社長に厳しいことを言わなければいけませんし、信用も得れません。ハキハキと大きい声でしゃべって、甘えた感じを出さず、言いにくいことも時にはしっかり言う・・・こういった本気で社長とぶつかり合う仕事内容は自分には厳しいと判断した場合は「社内で申告書作成や会計入力のスペシャリストになる」という道もあります。女性の方の場合、このような方向を選ばれる方が多いというのも事実です。
服装はどこまで崩しても大丈夫ですか? ジャケット×パンツや、ノーネクタイはOKですか?
ジャケパンOKですし、オシャレな担当者も歓迎です。僕もジャケパンです。お客さんに不快感を与えない常識なレベルならOKで、普段オフィスでネクタイを締めている人は少数派。皆さん楽な服装で仕事をしてます。でも、初めて会うお客さんの時には基本、ネクタイをした方が良いとは思います。第一印象が良いと人間関係がスムーズになりますので。女性は、ジーンズはNGですが、別にスーツでなくても構いません。
会社の企業理念やクレドなどはありますか?
額に入って壁にかけられていたり、毎朝唱和するような理念やクレド等は作っていません。ですが、経営理念=絶対に変えてはいけない考え方として常々言われるのが、「社長のもっとも信頼する友人になれ」ということです。そのためには、先生業ではなくサービス業として税理士業務をしなければいけません。具体的には、スピードの速い反応をしたり社長との接触頻度を高めたりコミュニケーション能力を高めなければいけません。また、会計だけではなくてプライベートの相談にも乗れれば良いです。その結果「社長のもっとも信頼する友人」になれれば、まず、私たち自身が仕事するのが楽しくなる。人から好きになってもらえれば、こちらも好きになり、この人のために頑張ろうという気持ちになります。また、価格競争に巻き込まれることもありません。これはこれから先、時代が変わっても経営者が変わってもベンチャーサポートの根幹の考え方として受け継がれるものなので、経営理念と言ってもいいのかもしれません。
社内に代表の親族がいたりしますか?
代表税理士の家族も、各拠点代表の税理士の家族もまったくおりません。会計事務所でよくある「代表の奥さんに気に入られないといけない」のようなものはまったくありません。そういった古い個人事務所のような空気感は嫌ですね。社内結婚をした夫婦はそのまま働いていますが、縁故はいないです・・・あ、一組だけ兄弟で働いてるスタッフはいます。

集客について

ポスティングや飛び込み営業などの営業活動をすることになるのでしょうか?
いえ、そのような営業活動をすることはまったくありません。ベンチャーサポートはそもそもポスティングはやってませんし、飛び込みとかをした人もいないです。たまに飲み屋でマスターと仲良くなって、その店が顧問先になるケースもありますが、それくらいです。集客はマーケティングチームがインターネットで問い合わせを集め、創業支援チームが面談をして成約します。成約の後に担当者と引き合わせがあり、担当先ということで会計が始まります。営業が苦手な人も多いと思いますし、僕も飛び込み営業とかしたくないです(笑)
なぜお客さんがそんなに増えているのですか?
お客さんが増える経路は、インターネットから6割、お客さんの紹介が4割です。ベンチャーサポートは設立以来ずっとインターネット集客を得意としてきたので、ネット集客がなくなるということはありえません。さらに、ネット集客に頼らなくても4割は紹介で増えています(現在年間800社が紹介による増加)。顧客数がすでに多いので、万が一インターネット集客がなくなったとしても、お客様を紹介してもらえるだけのサービス品質を保つことができれば成長を続けられると考えています。
なぜそんなに紹介が増えるのですか?
紹介が多いのは、実は何も秘密はありません。顧問先の社長からすれば、好きになった担当者を他の社長にも勧めたいから自然と紹介につながります。「うちの税理士はこんなことをやってくれるし、こんな相談できるよ」と社長仲間に話すと、「いいなー、一度是非紹介してよ」となるわけです。身も蓋もない話ですが、これが紹介を増やすすべてです。だからこそ、弊社では採用の時点で“お客さんに好かれる会話力の高い人”を求めているのです。
将来独立を考えてるのですが、独立後の集客に役立つ情報を得られますか?
集客の方法などは社内ではオープンになっていますので、マーケティングチームに聞けばあっさり教えてくれると思います。そういった意味では将来独立する時のヒントはあると思うのですが、実際にそのノウハウが使えるか?というと、僕は個人的には難しいのではないかと思ってます。というのは、インターネット広告は非常にコストがかかるので、独立した後すぐに同じような手法は取れないからです。でも、問い合わせから成約までの間に使う資料や、その一連の流れを知ることは役立つかもしれません。もともと創業者が始めた営業手法を、元営業マンだったスタッフが精度を高めて作ったものなので、完成度は高いものになっています。
今後のオフィス展開はどうなってますか?
今後もオフィスは増やしていきたいと考えていますが、拡大にこだわったり日本一の規模を目指しているわけではありません。すべてはベンチャーサポートのスタッフ全員が「活躍できる場・成長できる場を作ること」が最優先。今から入社される方であってもオフィスの代表税理士になれるチャンスを、常に公平に用意したいと考えています。オフィス展開の地域は主要都市を検討。まったくの未定ですが、埼玉・千葉・京都・神戸などが候補として話が出ています。

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