簿記の資格を活かして税理士法人に転職しました
新宿オフィス 税務アシスタント 木田遥
木田さんは広告代理店で営業事務をされていたと伺いましたが、なぜ税理士法人に転職しようと思ったのですか?
広告代理店を辞めてここに入社する前に3ヶ月の職業訓練に通っていたんです。ハローワークの職業訓練で、大原簿記専門学校の日商簿記3級・2級目標のコースに入りまして、同時受験して無事3級には受かることができたので、簿記の資格を活かせる転職先をと考えて税理士法人に応募しました。
簿記の資格を活かせるというと、一般企業の経理などがすぐ思いつきそうですが、税理士法人を選んだのは何か考えがあったのですか?
職業訓練の時に一度、実務家講師として税理士の方が授業を1コマしてくれたことがあったんです。その時の、「世の中にいろんな会社があるのに自社の経理しか見れないのはもったいない。いろんな会社の経理に触れてみたいなら税理士事務所が良いよ」という言葉で税理士法人を選ぶことにしました。いろんな会社の経理を見れたほうが楽しそうだなと思ったので。
なるほど。税理士事務所は何社に応募しましたか?
2社だけです。ベンチャーサポート税理士法人ともう一社別の税理士事務所に応募して、両方とも内定をもらうことができました。
面接してもらった人や、オフィスで働いている人の雰囲気を見せて頂いて、若くて明るい雰囲気のあるベンチャーサポートで働くことに決めました。
日商簿記3級を持っていたとは言え、未経験の業界で2社中2社から内定をもらえるのはすごいですね
ありがとうございます!ベンチャーサポートの面接は、いわゆる面接らしい質問はあまりされずに、世間話や趣味の話をする時間が長かったのでなぜ内定をもらえたのか自分でもよく分かりませんでした(笑)
入社後、面接官の方に聞いたのですが、能力よりも今いるメンバーと協力して仕事ができそうか?ということを見極めていたそうです。あと、日商簿記3級をすでに持っていたこともきっちり評価されたと聞きました。
たしかに日商簿記2級と比べると不利かもしれませんが、簿記を知らない人と比べると大きな差が存在しますからね
はい、簿記を触ったことがある、というのが救いになったようです(笑)
そもそも、前職の広告代理店を辞めたのは何かきっかけがあったのですか?
はい、仕事自体は楽しかったのですが、ずっと人不足で勤務時間が長く、毎日終電帰りが続いてたんです。そのうち結婚が決まって、この働き方をずっと続けるのか?と考えた時に、プライベートも大事にしたいなと思って、どの会社でも働けるような「手に職」を身につけようと選んだのが簿記だったんです。
なぜ簿記を選んだのですか?
数字を扱ったり貯金をしたりお金にまつわることが元々好きだったんです。そして、経理とか簿記ってどんな会社でも絶対必要だから職業にも困らないかなと思って選びました。
実際、未経験から税理士法人で働いてみて仕事はどうですか?
毎日新しい知識を覚えていけるし、自分が成長することが好きなので、すごく楽しんでいます!
何より、私はどんな仕事も楽しもうと思ってやっています。そのほうが早く成長できると思っているので。
たとえばレシート一枚入力するときに、この焼肉屋さんすごく高級だなとか、別の社長も同じ店行ってたから美味しいのかなとか。
会計ソフトの入力をしながら、その取引を色々想像しているんです。
それは確かに数字感覚が身につきそうな取り組み方ですね(笑)
入社後、ベンチャーサポートの教育についてはどう思いましたか?
隣の席の先輩が教育担当としてついてくれたので、分からないことがあったら遠慮せずに何でも聞けました。周りの先輩も、忙しい時でも優しく教えてくれたので、少しずつ実務に慣れていくことができました。
恵比寿オフィスに平井さんという女性税理士の方がいて、その方が教えてくれた時に言った「ベンチャーサポートの教育を受けたスタッフは、どこに出しても恥ずかしくないレベルにする」の言葉にとても憧れました。
社内だけで通用する仕事能力ではなく、一人前の仕事ができるようになる教育って良いなと。自分も将来そういう教育者になりたいと思いました。
良い連鎖になりそうですね。最後に求職者の方に何かメッセージはありますか?
はい!ベンチャーサポートはアシスタントが法人決算に携わることが出来るのも魅力だと思います!最初は規模の小さな会社の決算から、慣れていけば徐々に難しい会社の決算にチャレンジすることもできます。
もちろん、後で先輩がチェックしてくれるので、ミスした時の責任を押し付けられる心配もありません(笑)他の会社ではなかなか経験できない仕事まで経験できるので、自分のレベルアップに繋がりますよ!
本日はインタビューありがとうございました。
- 木田さん