会計事務所は、お客様の問題解決お手伝い業でもあります。
DXで時間を作り出し、お客様と会う(リアルでもオンラインでも)ということがとても重要です。

お客様との会話の中で、悩みをお聞きし、それを解決できるコンテンツを提供していくわけですが、提案がなかなか受け入れられないことがあります。
その場合、提案のポイントがズレていることが多いです。

なぜか?
お客様は、常に論理的に考えて会話をしているわけではありません。
思いついた事を言葉にしているだけです。
会話の表面的な部分だけを見て、ご提案しても、問題の本質に辿り着いていないので、腑に落ちない、という状況になってしまっているのです。

そんな時、効果的な質問があります。
それは、「その原因は何だと思いますか?」です。

例えば、お客様が、会社のホームページを作り替えたい、そう言っていたとします。
そこで、ホームページ作成のご提案をしても刺さることはないでしょう。
そこで、「ホームページを作り替えたいと思う原因は何だと思いますか?」と聞いてみてください。
すると、「最近売上が落ちているので、その対策として作り替えを考えている。」というような回答があります。

そうなると、売上を上げたい、ということが希望なわけで、ホームページはただの手段の1つ、でしかないわけです。
であるなら、売上を上げるためのご提案ができたら、きっと喜んでくれるはずです。
これだけで、成約率は格段に変わってくるでしょう。

セールスが苦手な方でも、本当にお客様が困っていることに届くご提案ができたら、高付加価値のビジネスに繋げられます。
コンサルビジネスの成約率の低さにお悩みの方、ぜひ試してみてください!