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01堤幸彦監督ドラマ「スーパー税理士マサル!」コメディータッチで税理士の仕事描く ネット上で公開
税理士の仕事の魅力を伝えるスペシャルドラマ「スーパー税理士マサル!」が、インターネット上で公開されている。岐阜県内の税理士らも所属する名古屋税理士会が、東海税理士会と共同制作。大ヒット映画を数多く手がける堤幸彦監督がメガホンを取った。名古屋税理士会の担当者は「若年層に、まずは『税理士』というワードを認知してもらうことが目的」と話している。
税理士は、税務代理や税務書類の作成、会計業務のサポートなどを行う専門家。税理士試験の受験者数は、2005年度の5万6314人から22年度は2万8853人に半減している。その背景を、名古屋税理士会の渡邊賢淳広報部長は「学生や若い人たちには、何をやっているかイメージが湧きづらいのでは」と語る。
さらに、日本税理士連合会の2014年実態調査では、税理士の年齢層は50歳以上が7割を占める。若手が少なく、高齢化が進む中、仕事内容をドラマ仕立てで分かりやすく伝えることで、未来の担い手を増やしたい考えだ。
「スーパー税理士マサル!」は、3話仕立ての連続ドラマ。主人公の若手税理士マサルが、とんでもない相談を受けながらも奮闘する姿をコメディータッチで描いている。相談内容は、経営者の経費に関するものや、新婚夫婦のマンション購入、高齢者の医療費控除といった市民生活に関するものもある。税の専門家であるとともに、人に寄り添う存在であろうとするマサルの姿も伝えている。
同会ホームページなどで今年3月31日から公開され、反響を呼んでいる。渡邊広報部長は「税理士は中小企業の“ビジネスドクター”。悪いところがあれば治療し、円滑経営をサポートする、誇りが持てる仕事。そういった魅力とやりがいが広く伝わればうれしい」と話す。47NEWS:堤幸彦監督ドラマ「スーパー税理士マサル!」コメディータッチで税理士の仕事描く ネット上で公開