5月の繁忙期もあともう少しですね。
ここでインボイス対応についてのご相談も増えてきています。
私はインボイスは、顧問先のDXの入口として、会計事務所さんの果たす役割はとても大きいと思っています。
インボイスの対応だけ考えれば、登録番号を取って、形式を合わせれば最低限それでいいのですが、それでは、受け取る方は手間が増えるだけです。
デジタルインボイスでできるデータの活用による業務の効率化、請求書のワークフローから承認、支払データの作成等、単に法改正の対応だけでなく、ビジネスのやり方が変わってきます。
DXは、ただ新たなツールを導入するだけではなく、組織全体の意識改革と業務プロセスの再設計が必要です。会計事務所はこの過程をサポートし、スムーズな移行を実現できるサポーターです。
デジタルインボイスは、企業のデジタル化を推進する入口として、パワフルな道具であり、その一方で新たなチャレンジも生み出します。会計事務所の役割は、この変革を成功に導くための戦略的パートナーとしてますます重要になってきます。