東京新聞:企業年金、放置2587億円にも 112万人手続きせず、確認を

企業が掛け金を支払い従業員の年金に充てる「企業型確定拠出年金」で、放置状態の資産が2021年度末で2587億円に上ることが2日分かった。転職や退職時に必要な手続きをしなかった場合、資産が管理先の国民年金基金連合会に自動的に移り、運用されなくなることが理由。対象者は今年9月末で112万人。資産は手数料が引かれて徐々に目減りする。専門家らは「よく確認してほしい」と注意を呼びかけている。