東京商工リサーチ:10月のコロナ破たん、月間最多の226件 初の2カ月連続200件超え
10月31日は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円以上)が25件判明、全国で累計4,393件(倒産4,233件、弁護士一任・準備中160件)となった。
件数は2022年に入って増勢を強め、9月は206件が判明し月間では2022年3月(216件)、2022年6月(212件)に次ぐ過去3番目となった。さらに10月は226件と、2カ月連続で200件超えとなり、これまでの月間最多件数を更新した。
2021年の年間件数は1,718件に達し、2020年の843件に比べて2倍に増加した。2022年は10月までに1,832件で、すでに前年1年間を超え、高い水準で推移している。
倒産集計の対象外となる負債1,000万円未満の小規模倒産は累計219件判明。この結果、負債1,000万円未満を含めた新型コロナウイルス関連破たんは累計で4,612件に達した。