日本M&Aセンターホールディングス(HD)がコーポレートガバナンス(企業統治)の再構築を急いでいる。中小企業の事業承継需要を捉えて業績を拡大してきたが、仲介したM&A(合併・買収)の売上高を不適切な時期に計上していたことが2021年に発覚。株価は上場来高値に比べ5割安い水準に沈む。株式市場の信頼回復に向け、人材育成など息の長い取り組みが不可欠になる。
日本M&AセンターHD ガバナンス再構築を急ぐ
2022/10/12
日本M&Aセンターホールディングス(HD)がコーポレートガバナンス(企業統治)の再構築を急いでいる。中小企業の事業承継需要を捉えて業績を拡大してきたが、仲介したM&A(合併・買収)の売上高を不適切な時期に計上していたことが2021年に発覚。株価は上場来高値に比べ5割安い水準に沈む。株式市場の信頼回復に向け、人材育成など息の長い取り組みが不可欠になる。