インボイス対応、売上が1,000万円を超える会社であれば、基本登録番号を取得して様式を対応すればそれで済みます。
でも、指導する会計事務所の立場としてそれだけで大丈夫ですか?
私はインボイスにしても、電帳法改正にしても、その対応のみで考えるべきではなく、業務の見直しを含めたDX化の中で考えるべきだと思っています。
請求書を送る時も受け取る時も、標準のフォーマットによって、効率的に処理できるデジタルインボイスを見据えて対応すべきです。
取引先が大手の場合、業務の効率化の観点から、今後デジタルインボイスに対応できていないところとは積極的に取引しない、なんてことも可能性としては考えられると思っています。
デジタルインボイスへの移行は大変ではありますが、業務の範囲としてはそう広くないエリアで対応できますし、今後さまざまなツールも対応するようになっていきますので、比較的やりやすいのではないでしょうか。
スモールスタートでDX化の成功体験ができる、という意味で私はデジタルインボイスが会社を変えるいいきっかけになると期待しています。
そして、変化をサポートする会計事務所としての意義を高めるいい機会にできると思っています。
ぜひ小手先だけでなく、顧問先の未来につながるサポートを!