日経新聞:背任罪で起訴の元東レ社員を脱税疑いで告発 大阪国税局
税理士業界でも担当者が裏で顧問料をもらい、脱税指導、税務調査で発覚ということもありますね・・。
東レの業務発注に絡み、下請け業者から還流させた代金などを所得として申告せず、計約3500万円を脱税したとして、大阪国税局が東レの元社員、峰真吾被告(44)=背任罪で起訴=を所得税法違反の疑いで大阪地検に告発したことが3日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、峰被告は東レに在籍していた2018~20年、繊維の加工を手がける下請け業者からキックバックさせるなどして得た所得計約1億1600万円を申告せず、所得税計約3500万円を不正に免れた疑いが持たれている。
隠した所得は競馬や個人的な飲食に充てたとみられる。
東レは21年4月、取引先から約2億5千万円を自身に還流させたとして峰被告を懲戒解雇した。大阪府警は22年5月、取引先に代金を水増し請求させるなどし、東レに損害を与えたとして同被告を背任容疑で逮捕。6月には背任罪で起訴されている。