日経新聞:大企業2.27%賃上げ、4年ぶり前年上回る 経団連集計
経団連は27日、2022年の春季労使交渉の最終結果を発表した。大手企業の定期昇給とベースアップを合わせた賃上げ率は前年比0.43ポイント上昇の2.27%だった。上昇率は18年以来、4年ぶりに前年を上回った。物価高が家計を圧迫するなか、賃上げの動きを継続できるかが焦点となる。
従業員500人以上の16業種135社の回答をまとめた。平均の賃上げ額は7562円で1438円増えた。業績が新型コロナウイルス禍前の水準を回復した41社で見ると、賃上げ率は3.05%で、政府が経団連に期待する3%以上の水準を満たした。