TabisLand:税理士等の任期付国税審判官19人を新採用

審判にあたって税理士・納税者側の立場を知りえる税理士を採用するのはいいですね。

今年に入って、30代前半ほどの税理士の任期付国税審判官と会う機会がありました。
なぜ、税理士の仕事ではなく国税審判官の仕事に就いたか?
質問したところ、経験値を上げるためとおっしゃってました。

任期付ということで、いずれ税理士業に復帰されたときには、その知見を税理士や納税者に広めてもらいたいですね。
染まってそのまま審判官になる人も多そうですが^^

国税不服審判所は7月10日付で、18人の民間専門家を国税審判官(特定任期付職員)として採用したことを公表した。さらに8月1日付けで1人を採用する予定であることから、令和4年度の採用者数は19人となる。19人の職業別内訳は、弁護士11人、税理士6人、公認会計士2人。これにより、民間から登用した国税審判官の在籍者数(新規採用者と任期の残った者との合計)は50人になる。

国税不服審判所は、執行機関である税務署や国税局から分離された国税庁の特別の機関。税務署等の処分に対して不服のある納税者から審査請求書が提出されると、国税審判官が公正な第三者的立場で審理をした上で裁決を行っている。