JIJI.COM：個人保証、創業５年不要に　「技術力」も担保対象―スタートアップ融資後押し・政府

スタートアップと謡っていますが全ての新設法人に朗報です。

政府が、創業間もない「スタートアップ企業」支援のため、金融機関から融資を受ける際に創業５年未満は経営者の個人保証を免除する方針であることが９日、分かった。日本政策金融公庫など政府系金融機関に新たな制度を設ける。併せて、企業の独自技術など無形資産も融資時の担保にできるよう法制化を進める。新興企業が創業期に資金調達しやすい環境を整え、経済活性化を後押しする。

支援策では、日本政策金融公庫が個人保証を不要とする期間について、現行の「創業２年未満」から２倍程度に延ばす方向。信用保証協会も創業５年未満の企業に対し個人保証を求める規則を見直し、保証を不要とする制度を新設する。商工中金は現在も半分以上のスタートアップ向け融資で個人保証を取っていないが、原則不要にする。

民間金融機関にも対応を促す。金融庁は、法人と経営者個人の資産が明確に区分され、財務情報が適切に開示されていれば、個人保証を取らないよう改めて文書で要請する方針だ。