(FIVE STAR MAGAZINE69号より)

最新号のFIVE STAR MAGAZINE では すでに成熟し、競争過多となっている士業界において、これからビジネスを大きく成長させるために必要な2つのマーケット攻略法を特集しています。
表現がまた面白いですが、イメージ画像も面白いですよね。

FIVE STAR MAGAZINE69号-

「クジラマーケット」
「雨ざらしマーケット」

士業カンファレンス2022の船井総研の小高氏による講演内容によるものです。
一部内容をシェアさせて頂きます。

クジラマーケットとは、高単価、高報酬マーケットで、クジラのように一発仕留めれば大きなリターンを得られるマーケット。

一方、雨ざらしマーケットは、採算が合わないと考えられていて、プレイヤーから放置されてきたマーケットである反面、捉え方を変えると、採算が合うような仕組みを構築しビジネスを成立させることができれば、大きく獲得できるマーケット。

前者は世界標準のセキュリティレベルが要求され、仕事の獲得は非常にハードルが高く、後者も採算のための効率化、集客の仕組みづくりと難易度が高くなっています。

しかし、クジラマーケットや雨ざらしマーケットで一転突破した後に全面展開をしていくことで、ビジネスを大きく成長させていくことが可能です。

具体的な事例として添付の画像に記載がありますが、業務特化、業種特化をクジラと雨ざらしで分けています。

実例としては、クジラマーケットはSATO社会保険労務士法人の給与計算マーケット、雨ざらしマーケットは株式会社エフアンドエムの生命保険外交員向け会計サービスが挙げられています。

SATO社会保険労務士法人の佐藤先生によれば

「どんなビジネスも本業として行わないかぎり、成功することはない」

「士業は間違った常識に支配されているかもしれません。例えばコロナの中で雇調金はリスクがあるからやらないほうがいいという意見が社労士の多くを支配していました。記帳代行ではなく自計化という考えも同様です。誰がそんなことを決めたのか。いつも私はそう思います。誰かが言ったことをいつまでも鵜呑みにしているだけ。そんなことでは、時代の流れに取り残されてしまいます。」

佐藤先生のこの言葉を聞くだけでも、士業界はまだまだチャンスがあることに気づかされますね。

今回のFIVE STAR MAGAZINEも非常に読みごたえのある号でした。
皆さんも、一点突破のチャンスを探すところから始めてみてはいかがでしょうか。