先日、企業のチャットツールの利用率についてのデータが出ていました。

中小企業で一番使われているチャットワークですら、利用率は5%未満に留まっています。
社内、社外とのコミュニケーションは、どの企業でも必要で、基本となるものですが、そのチャットツールですらこんな状況です。

家族や友人とのやりとりもまだメールですか?
きっとLINEというチャットツールを使ってらっしゃると思います。
なぜなら便利だから。
なのに会社に行くとまだまだメールですか?

中小企業にとって一番の関心事は、もちろん売上を上げることです。
それは当然です。
ただ、あまりにも短期的視点しか持っていない企業が多すぎるのではないでしょうか?

今、採用の現場においても、テレワークができるかどうか、が大きな判断基準の1つとなっています。
ただでさえ採用が難しい局面で、テレワークができない、というのは大きな痛手です。

また、あまりに属人的な業務が多すぎる、というのも問題です。
中小企業は特に人に依存することが多いため、キーとなる人が抜けた場合、会社は機能不全におちいります。

これらを考えた場合、会社のDX化は避けられません。
にも関わらず、先程のチャットツールの利用率でも見られるように、DX化をちゃんと進めなければいけない、と思っている企業があまりにも少なすぎます。

会計事務所がお客様の問題解決サポート業だとしたら、人を確保し、業務効率化し、長期的に売上を上げるビジネスモデルに再構築していくこともまた先生方に求められているのではないでしょうか。

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