東京新聞:持続化給付金の詐取疑い、20代のコンサル社長ら3人逮捕 総額2億円を不正受給か

昨日の若い国税職員の給付金詐欺ニュースに引き続く20代コンサル社長の給付金詐欺コンサル。

国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、警視庁大森署は2日、詐欺の疑いで、コンサルタント会社「イニデップ」(名古屋市中区)社長の谷逸輝容疑者(25)=岐阜県海津市=ら3人を逮捕したと発表した。署は約200人の名義で計約2億円を不正受給していたとみている。

ほかに逮捕されたのは、同社役員の柳俊秀(25)=愛知県一宮市=と元社員伊藤勇孝(27)=名古屋市中川区=の両容疑者。伊藤容疑者は容疑を認め、2人は「不正とは思わなかった」と否認している。

逮捕容疑では、2020年6月、知人で個人事業主の20代男性の収入が新型コロナの影響で減ったように装い、給付金100万円をだまし取ったとされる。

署によると、イニデップ社は20年4月の設立で、交流サイト(SNS)や口コミで受給者を勧誘。同年9月までに東海地方などの約200人の給付金申請に関わり、手数料として給付金の2割を受け取っていたという。