日経新聞:競馬ソフト販売、脱税疑いで告発 アプリで女性集客

脱税はおろか、販売手法、販売物すべて悪質ですね。

マッチングアプリなどで出会った女性らに競馬投資ソフトを販売して得た所得を申告せず、約4100万円を脱税したとして、東京国税局が東京都目黒区の自営業、植野瞬氏(35)を所得税法違反の疑いで東京地検に告発していたことが25日、関係者への取材で分かった。

関係者によると、アプリなどで知り合った客と従業員を出会わせ、目的を告げずに「サロン」と称する都内のマンション一室にある事務所に誘い、80万円以上する競馬投資ソフトを販売していた。主な客は20~30代の女性で、2018年までの3年間で1200人以上から約10億5千万円を売り上げていたという。

植野氏は18年までの3年間で所得計約1億2500万円を隠した疑いがある。同氏は従業員名義で事務所の賃貸借契約やソフトの売買契約を締結させ、自身が販売者であることを隠していたとみられる。

脱税で得た金は従業員や知人に貸したり、高級ブランド品の購入費用に充てたりしていたという。植野氏の代理人弁護士は取材に対し「指摘を受け修正申告をし、全額納付を済ませている」としている。〔共同〕