NHK:災害時に使うアンテナで売上増 千葉市の会社 脱税疑いで告発

架空仕入れによる脱税ですね。経営コンサルの指示に従ったとありますがどのようなアドバイスだったのか気になるところです。

企業や官公庁の防災対策が進むなか、災害時などの衛星通信に使う特殊なアンテナの売り上げを伸ばしていた千葉市にある会社の社長が、法人税などおよそ3200万円を脱税した疑いで東京国税局から告発されました。

告発されたのは、千葉市花見川区の電気通信工事会社、「セイロテレコミュニケーションズ」とこの会社の高橋正治社長(73)です。

関係者によりますと、この会社は災害が起きたときに車などに搭載して衛星通信を行えるアメリカのメーカーが製造するアンテナの総代理店で、国内で災害が相次ぐなか、防災対策を進める企業や官公庁への販売額を増やしていました。

しかし高橋社長は、本来仕入れていなかった部品を国内の会社から買い付けたように装って架空の経費を計上するなどして所得を少なく見せかけた疑いがあるということです。