日経新聞:外国人観光客、6月にも入国再開 まず団体客で政府検討 入国者数の上限引き上げ調整

円安でインバウンド解禁による外国人観光客は一気に増え、旅行収支は改善される予測の中、少しづつ緩和ということで日本はさすがの慎重姿勢ですね。

岸田文雄首相は3日に英ロンドンの金融街シティーで講演し、水際対策のさらなる緩和に言及した。「6月には他の主要7カ国(G7)並みに円滑な入国が可能となるようにさらに緩和していく」と語った。

日本は2013年ごろから短期滞在査証(ビザ)の発給要件の緩和や円安傾向などで外国人観光客が増加していた。19年は日本を訪れた外国人旅行者が3188万人まで拡大し、国際観光収入は461億ドルと世界7位になった。

日本は国内の3回目のワクチン接種をした割合が5割を超えた。米国を上回って欧州並みの水準になっている。

新規感染者数は東京都などで1日数千人規模の水準が続いているものの、医療逼迫を回避できれば水際は一定程度緩めても問題ないとの判断に傾く。